農業簿記の「青色申告決算書入力(農業用)」や「青色申告決算書入力(一般用)」、「青色申告決算書入力(不動産用)」で登録した専従者給与の内容が、みんなの確定申告クラウドにて「基本設定」→「家族設定」の「事業専従者」の項目へ反映されます。
【例】農業簿記の「青色申告決算書入力(農業用)」で登録した専従者給与の内容が、みんなの確定申告クラウドの「家族設定」の事業専従者の「農業」へ反映されます。
農業簿記の「青色申告決算書入力(農業用)」や「青色申告決算書入力(一般)」、「青色申告決算書入力(不動産)」にて、専従者給与に関して氏名や年齢、給与や賞与の支給額、源泉徴収税額を登録してから、「申告」→「決算書」→「所得税確定申告作成」よりみんなの確定申告クラウドを連携して起動し、「家族設定」へ専従者給与の内容を反映してください。
※※※ポイント※※※
農業簿記から「申告」→「決算書」→「所得税確定申告作成」よりみんなの確定申告クラウドを連携して起動している場合、みんなの確定申告クラウド側の「家族設定」では、下記のように、事業専従者の項目にマスクがかかり入力することが出来ません。
<操作手順>
A.農業簿記にて、「専従者給与の内訳」を入力します
B.みんなの確定申告クラウドで、家族設定の内容を確認します
A.農業簿記にて、「専従者給与の内訳」を入力します
1.農業簿記にて、「申告」→「決算書」→「青色申告決算書入力(農業用)」または「青色申告決算書入力(一般用)」、「青色申告決算書入力(不動産)」を開きます。
2.「青色申告決算書入力(農業用)」の場合は、「収入金額の内訳・雑収入・専従者給与」タブをクリックして開き、専従者の内容を入力します。
※「青色申告決算書入力(一般用)」の場合は、「貸倒引当金繰入額の計算等」タブにある専従者給与の内訳を入力します。
※「青色申告決算書入力(不動産用)」の場合は、「給料賃金の内訳等」タブにある専従者給与の内訳を入力します。
3.「専従者給与の内訳」画面が開きますので、専従者の内容を入力し、画面下の[登録]をクリックします。
※年齢は、申告年度中の年齢を入力します。令和6年度分の申告の場合は、令和6年12月31日時点の年齢を入力します。
4.画面下の[設定]をクリックして入力内容を保存します。
5.「申告」→「決算書」→「所得税確定申告書作成」をクリックしてみんなの確定申告クラウドを起動します。
6.下記メッセージは[OK]をクリックして閉じます。
7.みんなの確定申告クラウドが起動し、「第一表、第二表」画面が開きます。画面右上の[トップメニュー]をクリックして、確定申告メニューを開きます。
引き続き、B.みんなの確定申告クラウドで、家族設定の内容を確認します へお進みください。
B.みんなの確定申告クラウドで、家族設定の内容を確認します
1.「基本設定」→「家族設定」を開きます。
2.1人目の専従者について、[修正]をクリックして「氏名」や「生年月日」などの項目について確認します。
この他の項目についても下記をご参照いただき、必要な項目について入力や修正を行ってください。
(ア)「順序コード」:一覧の順番を入力します。
(イ)「氏名」:専従者の姓と名の間に空白を入れてください。
「東京△花子」(※△はスペースです)
(ウ)「フリガナ」:専従者のフリガナを入力します。
(エ)「性別」:性別を選択します。
(オ)「生年月日」:農業簿記の専従者給与にて設定した年齢をもとに生まれ年を計算し、
「生まれ年/01/02」の日付で登録されます。正しい生年月日に修正してください。
例:半角で「19760724」と入力して「Enter」キーを押すと、「S.51/07/24」と表示されます。
※これにより次回以降、農業簿記より連携する際は、農業簿記の年齢とみんなの確定申告クラウドの生まれ年をもとに照合をかけて連携されます。
(カ)「配偶者または扶養親族」:該当する項目にチェックを入れます。
(キ)「合計所得金額」:専従者の合計所得金額(見積額)を入力します。
詳しくはこちらをご参照ください。
(ク)農業簿記から専従者の情報を連携した場合は、「専従者区分」は変更できません。
(ケ)農業簿記にて登録した「専従者給与の内訳」の内容が「従事月数」、「年額」、「税額」へ反映されます。
(コ)第二表に印刷するため、「別居区分」、「国外居住」、「障害者区分」の専従者の情報を設定します。詳しくはこちらをご参照ください。
3.項目の入力や修正が終わりましたら、画面上の[入力終了]をクリックします。
※エラーメッセージが表示される場合は、メッセージの内容にあわせて修正してください。
※専従者が複数いる場合は、他の専従者についても同様に[修正]をクリックして項目を確認してください。
4.専従者の入力が終わりましたら画面上の[登録]をクリックして、設定内容を保存します。
上記A、Bの操作により「農業簿記」と「みんなの確定申告クラウド」の専従者の内容が一致します。