給与データ入力を行う前に給与処理月を変更された場合、給与処理月を前月に戻っても給与計算が行われていない場合は、「給与データ入力」画面を開く際に次のメッセージが表示されます。
例 6月給与の計算を行う前に、給与処理月を7月に更新した場合
・「給与データ入力」画面を開いた際のメッセージ
先月給与計算後で給与処理月を更新する前のエクスポートデータがございましたら、インポートして先月の給与計算した状態に戻すことが可能です。
なお、給与処理月を更新する前の最新のエクスポートデータが保存されていない場合や、「給与データ入力」画面に表示されない社員数が少ない場合は、こちらのQ&Aの操作でも計算できるようになります。
<事前確認>
1.「ファイル」→「環境設定」を開きます。
2.「システム」タブをクリックします。以下の設定をご確認ください。
(ア)「終了時にデータを保存する」のチェックマークが入っているか確認します。
(イ)入っている場合、保存形式を確認します。
初期値では、「エクスポートで保存する」になっています。
(ウ)保存方法を確認します。
初期値では、「自動で保存する」になっています。
(エ)「自動で保存する」の場合は、「保存先フォルダー」をメモ等に控えます。
初期値では、ログインしているユーザーのドキュメント内にある「Sorimachi」→「PSL**」になっています。
「PSL**」の**には製品バージョンの数字が入ります。
3.設定をご確認いただきましたら、[キャンセル]をクリックします。
<操作手順>
給与処理月を更新する前に保存されたエクスポートデータがある場合は、「データインポート」から取り込みを行います。
1.「ファイル」→「データインポート」を開きます。
2.「インポート元」の右側にある[参照]ボタンをクリックします。
3.「インポート元ファイルの指定」画面が表示されます。
(ア)前述の<事前確認>の2番でご確認いただいたエクスポートデータの保存先を選択します。
(イ)終了時に保存されたエクスポートデータのファイル名は、以下のようになります。
PSL**EXP_会社名(保存されたシステム日付).cab
ファイル名の**には製品バージョンの数字が入ります。(例 給料王23は「PSL23」)
(ウ)給与処理月を更新する前に保存されたエクスポートデータがありましたら、
ファイル名をクリックします。
(エ)ファイルの選択が終わりましたら、画面下部の[開く]ボタンをクリックします。
4.「データインポート」画面に戻りますので、画面下部の[OK]をクリックします。
5.次の確認メッセージは、[はい]をクリックします。
6.データインポートが完了すると、以下のメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
7.「ファイル」→「データ選択」が開きます。
8.最下行にあるデータが今回インポートしたデータになります。
こちらの最新給与月が更新前の月になっているかご確認いただき、更新前の場合はこちらの行をダブルクリックして、データを切り替えます。
9.表示されたメッセージは、[OK]をクリックします。
10.データが切り替わりますので、現在の給与処理月の内容をご確認いただき、問題なければ給与処理月を更新して今月の給与計算を行います。
※なお、以前のデータでマイナンバーを入力されていた場合、インポートしたデータにはマイナンバーは含まれておりません。
今後インポートされたデータでご使用される際は、マイナンバーの情報を以前のデータより出力して、インポートしたデータで取り込みの操作を行ってください。
以前のデータからマイナンバー情報を出力する方法については、こちらをご覧ください。
インポートしたデータでマイナンバー情報を取り込みする方法については、こちらをご覧ください。