会計王の「仕訳データ出力」または会計王以外のソフトから出力したテキストデータや、エクセル等で作成した仕訳データを「仕訳データ受入」にて会計王に取り込むことができます。
※会計王以外のソフトから出力したテキストデータやExcelデータにつきましては、会計王の受け入れに対応したレイアウトに合わせていただくことで会計王に取り込むことができます。
なお、会計王の受け入れに対応したレイアウトの詳細につきましては、「会計王 操作マニュアル(下)」-「仕訳データファイルを取り込む」をご参照ください。
※会計王22のお客様
製品バージョン22.50.00以降の場合は「令和5年インボイス対応版マニュアル」-「1.インボイス制度に関する対応」-「■新データ形式の追加(仕訳データ受入・出力)」をご参照ください。
会計王22操作マニュアルはこちら
A.操作方法
例:会計王の受け入れに対応したレイアウトのテキストファイルを「仕訳データ受入」にて取り込む場合
1.「ツール」→「仕訳データ受入」を開きます。
2.「仕訳データファイル名」にて、受け入れる仕訳データを選択します。
※「仕訳データ受入」を開いた際に下のいずれかの図が表示された場合
安心データバンクをご利用にならない方は(図:A)(図:B)いずれも[キャンセル]をクリック後、次に表示されるメッセージは[OK]をクリックして(ア)へ進みます。
安心データバンクをご利用になる方で(図:A)が表示される場合は、シリアルナンバーとパスワードを入力後[ログイン]をクリック、(図:B)が表示される場合は、[はい]をクリックして(イ)へ進みます。
(ア)パソコン内のファイル
パソコン内または外部メディア(USBメモリ等)に保存した仕訳データを取り込む場合に選択し、操作手順3.へ進みます。
(イ)「ソリマチ安心データバンク」に保存した仕訳データ
「ソリマチ安心データバンク」に保存した仕訳データを取り込む場合に選択します。
選択後は、「ソリマチ安心データバンク」より取り込みたい仕訳データファイルを選択し、画面下の[OK]ボタンをクリックした後、引き続き操作手順6.へ進みます。
3.ファイル名の[参照]ボタンをクリックします。
4.仕訳データファイルの保存先を選択します。画面上部または左枠内から、仕訳データファイルが保存されている場所を選択してください。
5.保存先にある仕訳データファイルを指定して、[開く]ボタンをクリックします。
※※Excel形式の仕訳データファイルが表示されない場合※※
「受入ファイルの指定」画面で受け入れ対象ファイルが表示されない場合があります。
画面右下の表示ファイル設定の[▼]ボタンを押下し、「All Files.(*.*)」に変更することで表示されることをご確認ください。
6.「受入形式」にて、取り込まれる仕訳データファイルの表示形式を設定します。
※Excelデータを選択した場合は、「受入形式」は選択する必要はありません(選択できなくなります)。
(ア)固定長・・・固定長のレイアウトで作成したテキストデータを受け入れる場合に選択します。
<例>
(イ)可変長・・・可変長のテキストデータを受け入れる場合に選択し、さらに“区切り文字”と“項目の引用符”を選択します。
a:区切り文字
●カンマ・・・項目と項目の間を「,」(半角)で区切る形式です。
<例:区切り文字・・・カンマ 引用符・・・” で作成したレイアウトの場合>
●TAB・・・項目と項目の間をTABで区切る形式です。
<例:区切り文字・・・TAB 引用符・・・” で作成したレイアウトの場合>
●スペース・・・項目と項目の間を半角スペースで区切る形式です。
<例:区切り文字・・・スペース 引用符・・・” で作成したレイアウトの場合>
b:項目の引用符
文字列を「”」もしくは「’」で括る記号の選択です。
<例:区切り文字・・・カンマ 引用符・・・” で作成したレイアウトの場合>
<例:区切り文字・・・カンマ 引用符・・・' で作成したレイアウトの場合>
※取り込まれる仕訳データファイルの摘要、補助摘要またはメモ欄に「”」を使用する場合、引用符は「'」を選択してください。
正しく仕訳情報が取り込まれず、エラーが発生する原因につながります。
7.「データ形式」の[▼]ボタンをクリックし、受け入れる仕訳データファイルの製品バージョンを選択します。
8.受け入れする仕訳データファイルに対して、以下の設定を確認します。
※「会計王19 19.03.00~」以降をご利用のお客様のみの機能です。
「取り込む仕訳に付箋を付け直す」にチェックを入れることで「付箋1」「付箋2」の選択が可能になります。
※18シリーズ以前で「仕訳データ受入」で取り込まれた取引仕訳に対して付箋を付ける場合は、「付箋1」「付箋2」にチェックを付けます。
(ア)付箋1・・・「仕訳データ受入」で取り込まれた取引仕訳に対して、付箋1が表示されます。
例:付箋1で付箋を選択した場合
(イ)付箋2・・・「仕訳データ受入」で取り込まれた取引仕訳に対して、付箋2が表示されます。
例:付箋2で付箋を選択した場合
(ウ)項目名を除いて取り込む・・・「仕訳データ受入」にて、取り込む仕訳データファイル内に項目名がある場合は、チェックを付けます。項目名がない場合は、チェックを外します。
(項目名が登録されている場合)
(項目名が登録されていない場合)
9.画面下の[実行]ボタンを押下します。
10.確認画面が表示されます。[OK]ボタンを押下します。
※仕訳データファイルに付箋情報が含まれる場合、下記画面が表示されます。
「仕訳データ受入」画面の操作手順8.(ア)及び(イ)の設定に従い、受け入れる仕訳データに付箋情報を反映させる場合は[はい]ボタンを、仕訳データファイルの付箋情報を見直す場合は[いいえ]ボタンを選択します。
11.下の完了画面が表示されることで、仕訳の取り込みが完了です。
[OK]ボタンをクリックし画面を閉じます。
B.こんなときは
【1】仕訳データが受け入れられない場合
仕訳データファイルを取り込まれた際に上記画面が表示された場合、選択された仕訳データファイルは受け入れることができないレイアウトである可能性があります。
詳しくは、こちらのQAの操作手順をご確認いただきますようお願いいたします。
【2】会計データに存在しない補助科目を受け入れる場合
1.「仕訳データ受入」実行後に以下のメッセージが表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。
2.下の完了画面が表示されることで、仕訳の取り込みが完了です。
[OK]ボタンをクリックし画面を閉じます。
【3】会計データに存在しない勘定科目を受け入れる場合
1.「仕訳データ受入」実行後に以下のメッセージが表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。
2.画面左下の[追加科目詳細]ボタンをクリックします。
3.追加する勘定科目の詳細情報を設定します。
※「親となる合計科目」を選択すると以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックして必要個所を整え、[OK]ボタンをクリックしてください。
4.画面下の[設定]ボタンをクリックします。
5.確認メッセージが表示されますので[はい]をクリックします。
6.下の完了画面が表示されることで、仕訳の取り込みが完了です。
[OK]ボタンをクリックし画面を閉じます。
7.追加された勘定科目についての内容が表示されますので、確認後、閉じてください。
【4】会計データに存在しない部門を受け入れる場合
1.「仕訳データ受入」実行後に以下のメッセージが表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。
2.画面左下の[追加部門詳細]ボタンをクリックします。
3.追加する部門の詳細情報を設定します。
※「親となる部門」を選択すると以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックして必要個所を整え、[OK]ボタンをクリックしてください。
4.画面下の[設定]ボタンをクリックします。
5.確認メッセージが表示されますので[はい]ボタンをクリックします。
6.下の完了画面が表示されることで、仕訳の取り込みが完了です。
[OK]ボタンをクリックし画面を閉じます。
7.追加された部門についての内容が表示されますので、確認後、閉じてください。