本Q&Aは、「給料王21」以降のバージョンでの画像を使用しております。
「年調データ入力」画面上部にある[取込]ボタンをクリックし、「摘要取込」を選択すると、前職分の情報を取り込みすることができます。
ただし、摘要取込を行いますと、『源泉徴収票の摘要欄』に事前に入力していた内容は上書きで削除されますのでご注意ください。
A.前職分の情報として取り込みされる内容は以下の2点です。
1.「年調データ入力」画面の「前職等」欄に入力された、前職分の課税支給額・社保控除額・源泉徴収税額
「年調データ入力」画面にて、前職分の金額を入力する方法は、こちらをご覧ください。
2.「人事」→「社員履歴設定」の「職歴」で入力された、前職分の退職日・会社名・会社住所
「社員履歴設定」画面において「職歴」に入力する方法は、以下の手順です。
(ア)「人事」→「社員履歴設定」を選択します。
(イ)『履歴項目』欄で「職歴」を選択し、対象の方の氏名をクリックして選択します。
(ウ) 画面上部[履歴追加]ボタンをクリックすると、画面右に履歴を入力する行が表示されます。(処理日には、本日の日付が自動で入力されます。)
(エ)前職の内容を入力します。源泉徴収票の前職分の情報として取り込みされる項目は、「退職日」「会社名」「会社住所」の3項目です。この3項目のみ入力でも構いません。
(オ)入力が終わりましたら、この画面を終了します。
B.前職分の情報を取り込みする方法
年調計算の処理がすべて終わりましたら、源泉徴収票の摘要欄に取込します。
1.「年調」→「年調データ入力」画面上の[取込]ボタンをクリックし、「摘要取込」をクリックします。
2.「取込対象選択」画面が表示されます。
以下の(ア)、(イ)の設定を行い、[取込]ボタンをクリックします。
<令和6年度の場合>
(ア)前職分の情報を取り込む対象を選択します。
a:未確定の社員・・・「年調データ入力」画面の社員リストに表示されている社員のうち、まだ確定処理をしていない社員のみ情報を取り込みます。
b:確定済の社員・・・「年調データ入力」画面の社員リストに表示されている社員のうち、確定済みの社員のみ情報を取り込みます。
c:選択中の社員・・・「年調データ入力」画面で選択中の1社員のみ情報を取り込みます。
(イ)取込内容を選択します。『前職情報取込』にチェックマークが入っている状態で取り込みを行うと、上記のAの内容を、源泉徴収票の摘要欄に反映させることができます。
3.既に『源泉徴収票の摘要欄』に直接入力されておりますと、確認メッセージが表示されます。上書きで取込を行う場合は、[はい]ボタンをクリックします。
4.『源泉徴収票の摘要欄』に、上記のAの内容が反映されます。
※A-2「職歴」で前職の情報を入力していない場合には、A-1の前職分の金額のみ反映されます。『源泉徴収票の摘要欄』は直接手入力もできますので、必要に応じて摘要欄に記載したい内容を手入力してください。
※А-1の前職分の金額が入力されていない(0円)場合、A-2の「職歴」の内容は取込されません。
※『源泉徴収票の摘要欄』に前職分以外の内容も同時に取り込みする場合、文字数の問題で全て取込されない場合があります。この場合は、摘要取込を行った後で、『源泉徴収票の摘要欄』の内容を直接手入力にて修正します。
5.源泉徴収票を印刷すると、『源泉徴収票の摘要欄』に取込した内容が印字されます。