給料王で数字の入力ができない場合は以下の点を確認します。
<操作手順>
例「給与データ入力(台帳形式)」で、「勤怠項目」の「出勤時間」に165時間45分の時間入力ができない場合
A.60進法で入力しているか確認します。
1.手計算する場合は、100進法で計算するので165時間45分は「165.75」で計算します。
2.給料王では出勤時間にそのまま「165:75」と入力すると「:75」が59分を超えているため入力できません。
3.給料王で時間の入力は、60進法で入力しますので、この場合は「165:45」と入力します。
B.入力した数字は該当項目の項目種別の入力範囲を超えているかどうか確認します。
勤怠項目の「種別」によって入力できる数字が決まっております。
なお、入力する項目の項目種別は「設定」→「項目設定」画面にて確認できます。
【入力範囲】
「日数」の入力範囲・・・0~31
「時間」の入力範囲・・・0~743:59
「回数」の入力範囲・・・0~9999
上記の入力範囲以外の数字の入力はできません。
C.数字の入力が半角英数字で入力しているか確認します。
1.項目をクリックし、数字を入力すると枠内に表示されず、数字の下に波線が表示された場合は、こちらをご確認ください。
(ア)画面右下に表示されている言語バーの入力モードをご確認ください。
(イ)キーボードにある[半角/全角・漢字]をクリックすると入力モードが変わります。
2.時間を入力し、「Enter」キーを押します。
※説明の画像はIMEの場合です。
IME以外の場合は異なりますので各メーカーまたはソフト会社へご確認下さい。
画面右下に言語バーが表示されていない場合は以下の操作を行います。
3.項目をクリックし、数字入力すると枠内に表示されず数字の下に波線が表示された場合は、一度「Enter」キーを押します。
4.入力した項目に、数字が入りますのでもう一度「Enter」キーを押し、数字を確定します。
D.数字が表示されるか確認します。
数字の入力はどのキーから行っているか確認します。
1.キーボードのテンキーから入力できますでしょうか。
2.数字キーからの入力はできますでしょうか。
3.テンキーからの入力ができない場合は、パソコンの数字入力機能がオフになっている可能性がございます。
(ア)キーボ-ドの[NumLock]ボタンを押します。
(イ)キーボード上にNumLockまたはNumのランプが点灯します。
※詳しくはお使いのパソコンメーカー様にお問い合わせください。
(ウ)時間を入力し、「Enter」キーを押します。
(エ)ランプが点灯しても数字の入力が出来ない、又はキーボードで数字の入力をしている場合は、一度給料王を終了し、デスクトップのアイコンがない所で右クリックし、「新規作成」→「テキストドキュメント」の順に選択します。
(オ)メモ帳が起動しましたら、テンキーを使って数字の入力をご確認ください。
上記の手順でも改善しない場合はパソコンを再起動して弊社製品を起動後、数字入力をお試しください。
E.改正労働基準法の設定がされていないか確認をします。
1.「設定」→「給与規定」を開きます。
2.「基本」タブを選択し、画面左下【改正労働基準法】について、「時間外労働の割増賃金率の引き上げに対応する」にチェックマークがついているか確認をします。
チェックマークが付いている場合は、時間外労働の時間が1ヶ月の限度時間を越える場合の割増賃金率の引き上げに対応する設定がされております。
改正労働基準法の設定内容につきましては、こちらをご覧ください。
また、チェックマークを外したい場合は、こちらをご覧ください。