「設定」→「給与規定」にて「時間外労働の割増賃金率の引き上げに対応する」のチェックマークを外す際に、割増賃金率の引き上げに対応した当月の給与データが作成されていると上記のメッセージが表示されます。
上記メッセージが表示された場合は、2種類の対処方法があります。
A.今月給与のみ[残業/代替]ボタンにて残業時間を入力し、翌月にチェックマークを外す方法
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それぞれ詳しい手順については、以下の内容をご確認ください。
A.今月給与のみ[残業/代替]ボタンにて残業時間を入力し、翌月にチェックマークを外す方法
<操作手順>
例 給与処理月:令和X(20XX)年4月給与のみ[残業/代替]ボタンにて残業時間を入力し、5月給与からチェックマークを外す場合
1.【給与処理月】を令和X(20XX)年4月給与のみ[残業/代替]ボタンにて残業時間数を入力します。
[残業/代替]ボタンからの入力方法につきましては、こちらの操作手順Ⅲ.をご参照ください。
2.給与計算が終わりましたら、画面上部にある【給与処理月】の右にある[次月]ボタンまたは▼ボタンをクリックし、4月給与から5月給与に更新します。
3.「給与」→「給与データ入力(台帳/一覧形式)」を開く前に「設定」→「給与規定」から、
『時間外労働の割増賃金率の引き上げに対応する』のチェックを外し、[設定]ボタン押下後、エラーメッセージが表示されない事をご確認ください。
B.今月給与を削除してからチェックマークを外す方法
当月作成された給与データを全社員分削除する必要がございます。
当月の給与データの削除方法は以下の通りです。
例:給与処理月 4月給与を削除する場合
<事前手順>
4月給与の「給与データ入力(台帳/一覧形式)」にて有給日数が入力されている場合は、以下の方法で有給日数の修正を行います。
1.給与処理月:4月給与で、「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」を開きます。
2.勤怠項目の『有休日数』に日数が入っているか確認します。
「0」以外の数字が入っている場合は、日数をメモに控えてから『有休日数』を「0」に変更します。
※「有休の時間単位取得」の設定を行われている場合は、『時間単位年休』の時間数も確認します。
「0」以外の数字が入っている場合は、時間数をメモに控えてから『時間単位年休』を「0」に変更します。
※「給与データ入力(台帳形式)」の画面左側に表示される社員すべてご確認ください。
3.全社員の『有休日数』『時間単位年休』が「0」になったことをご確認いただけましたら、右上の[終了]ボタンで「給与データ入力(台帳形式)」画面を閉じます。
<操作手順>
1.「ツール」→「給与台帳入力(過去分)」を開きます。
2.「給与台帳入力(過去分)」画面が表示されましたら、そのまま[設定]ボタンをクリックします。
3.4月の給与データを作成した社員の名前を左側から選択します。
4.4月を選択し、黒枠で囲まれたことを確認後、画面上部の[削除]ボタンをクリックします。
5.以下のメッセージが表示されましたら、社員コード・氏名・削除年月を確認後、
[はい]ボタンをクリックします。
6.4月が空欄になったことを確認し、右上の[終了]ボタンで「給与台帳入力(過去分)」画面を閉じます。
※他にも給与データを作成した社員がいる場合は、3~5番の操作を繰り返します。
※給与データに全て「0」と数字が入っている社員も削除を行い、必ず空欄にして下さい。
7.「設定」→「給与規定」を開き、『時間外労働の割増賃金率の引き上げに対応する』のチェックを外し、[設定]ボタン押下後、エラーメッセージが表示されない事をご確認ください。