SQL Server 2019 Expressのインストールにつきましては、以下の手順をお試しください。
なお、SQL Server 2019は以下の制限がありますのでご注意ください。
・Windows 10以降のOSでインストール可能です。
・64bit OSのみインストールできます。
・インストール前にWindows Updateが完了しているか、ご確認の上インストールを行ってください。
1.マイクロソフトのホームページ上から、「SQL Server 2019 Express」をダウンロードします。
(ア)次のURLをクリックします(2022年8月15日現在)。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=101064
(イ)表示されたページから、[ダウンロード]をクリックします。
(ウ)画面右上または画面左下に表示されたダウンロードファイルをクリックします。
【Microsoft Edgeの場合】
【Google Chromeの場合】
2. ダウンロードしたファイルより、インストールを行います。
(ア)「ユーザーアカウント制御」画面が表示されますので、[はい]をクリックします。
(イ)下記画面が表示されましたら、「カスタム」をクリックします。
(ウ)「言語の選択」は『日本語』であることを確認し、空き容量に問題がないことを確認して、[インストール]をクリックします。
※空き容量が不足している場合は、[参照]から十分な空き容量のある保存先を指定してください。
(エ)インストールパッケージのダウンロードとインストール準備が始まりますので、そのまましばらくお待ちください。
3.「Microsoft .NET Framework X.Xがインストールされていません。セットアップを実行する前にインストールしてください」(※Xは数字が入ります)というメッセージが表示された場合は、以下手順AまたはBの操作をおこなってください。
メッセージが表示されなかった場合は 手順4へ進んでください。
A.コントロールパネルからインストールを行う場合
(ア)コントロールパネルを開きます。
<Windows 11/ 10の場合>
画面下のWindowsスタートメニュー →アプリの一覧から「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」をクリックします。
(イ)画面右上の「表示方法」を「カテゴリ」とします。
(ウ)[プログラムのアンインストール]をクリックします。
(エ)パソコンにインストールされているプログラムの一覧が表示されます。
(プログラムの一覧が表示されず、「プログラムと機能」が表示された場合には、「プログラムと機能」をクリックします。)
(オ)画面左の「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックし、「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます。
(カ)「.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0を含む)」をクリックしてチェックを入れ、[OK]をクリックします。
(キ)しばらくすると、以下の画面が表示されますので、「Windows Updateからファイルをダウンロードする」をクリックします。
(ク)以下のメッセージが表示されましたら[閉じる]をクリックします。
(ケ)コントロールパネル画面に戻りましたら、画面を終了してください。
「Microsoft .NET Framework」のインストールが終わりましたら、手順1の操作で再度「SQLEXPR_X64_JPN.exe」(または「SQLEXPR_X86_JPN.exe」)をダブルクリックしてください。
B.Microsoft社のホームページからダウンロードしてインストールする場合
(ア)以下のURLをクリックします。(2022年8月15日現在)
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=25150
(イ)表示されたページから、[ダウンロード]をクリックします。
「Microsoft .NET Framework」のインストールが終わりましたら、手順1の操作で再度「SQLEXPR_X64_JPN.exe」(または「SQLEXPR_X86_JPN.exe」)をダブルクリックしてください。
4.「SQL Serverインストール センター」が表示されますので、「SQL Serverの新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加」をクリックします。
5.「ライセンス条項」画面が表示されます。「ライセンス条項に同意します。」にチェックを入れて[次へ]をクリックします。
※「Microsoft Update」画面が表示された場合は、そのまま[次へ]をクリックします。
6.「インストール ルール」ではセットアップの実行中に発生する可能性がある潜在的な問題を特定するためのチェックを行います。
「状態」が『合格』であれば、そのまま[次へ]をクリックします。
※Windowsファイアウォールのみ警告が出ていますが、こちらはファイアウォールが有効なために出ている警告となりますので、無視して構いません。
※「状態」が『失敗』となっている場合は、文字をクリックして原因を特定して対処を行った後に、再度インストールをお試しください。
7.「機能の選択」画面が表示されますので、以下の機能にチェックマークが入っている場合は、チェックマークを外して[次へ]をクリックします。
□Machine Learning Service および言語の拡張
□R
□Python
□Java
□外部データ用PolyBaseクエリサービス
□HDFS データ ソースのJavaコネクタ
8.「インスタンスの構成」画面が表示されますので、「名前付きインスタンス」に任意の名前を半角英数字で入力して[次へ]をクリックします(通常は『SORIMACHI2019』と入力します)。
9.「サーバーの構成」画面が表示されます。
(ア)「SQL Serverデータベースエンジン」のアカウント名をクリックし、[<参照…>]をクリックします。
(イ)「ユーザーまたはグループの選択」画面が表示されます。
[詳細設定]をクリックします。
(ウ)次に表示される「ユーザーまたはグループの選択」画面の[検索]をクリックします。
(エ)画面下「検索結果」より、「SYSTEM」を選択し、右上[OK]をクリックします。
(オ)「ユーザーまたはグループの選択」画面に戻ります。
「選択するオブジェクト名を入力してください」に「SYSTEM」と表示されますので[OK]をクリックします。
(カ)「SQL Serverデータベースエンジン」のアカウント名が「NT AUTHORITY\SYSTEM」に変更されたことを確認します。
(キ)表示されているすべてのサービスで「スタートアップの種類」を『自動』にしてから、[次へ]をクリックします。
※「自動」に変更できない箇所がある場合そのまま「手動」で次へ進みます。
10.「データベース エンジンの構成」画面が表示されますので、以下の設定を行ってください。
『○混合モード(SQL Server認証とWindows認証)』を選択し、「パスワードの入力」・「パスワードの確認入力」に任意の半角英数記号のパスワード(例:2019Pass_word等)を入力します。
※パスワードにはアンダーバー( _ )を含める事を推奨いたします。また、入力したパスワードは販売王の初回起動時に必要になりますのでメモ等に必ず控えておいてください。
入力が終わりましたら、[次へ]をクリックします。
11.インストールが始まりますので、そのままお待ちください。
12.「完了」画面が表示されましたら[閉じる]をクリックし、残っている手順4の画面も閉じます。
※コンピューターの再起動を要求された場合は、必ず再起動を行ってください。
13.インストール後、SQLServerの設定を変更します。
(ア)キーボードの「Windows」キー + 「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。
(イ)「名前」欄に『services.msc』と入力して、[OK]をクリックします。
(ウ)「サービス」画面が表示されますので、「SQL Server (SORIMACHI2019)」を右クリックして、「プロパティ」をクリックします。
※下線部分は手順7で指定したインスタンス名となります。
※「名前」欄の幅が狭くて目的の表記を見つけづらい場合は、「名前」欄と隣にある項目の仕切りをドラッグすることで、項目幅を変更することができます。
(エ)「ログオン」タブをクリックし、現在の「アカウント」の選択から「ローカル システム アカウント」に変更して、[OK]をクリックします。
(オ)「別のサービスの再起動」画面が表示されますので、[はい]をクリックします。
(カ)「新しいログオン名はこのサービスを停止して再起動するまでは無効です。」のメッセージは、[OK]をクリックします。
(キ)再度、「サービス」画面に戻りますので、「SQL Server (SORIMACHI2019)」を右クリックして、「再起動」をクリックします。
(ク)サービスの再起動が終わるまでお待ちください。
以上でSQL Server 2019 Express のインストールは完了です。