SQL Server 2012のサポート終了に伴い、SQL Serverのバージョンアップをお勧めいたします。
SQL Server 2012のサポート終了に関しまして、詳しくは下記URLをクリックし内容をご確認ください。
現在お使いの顧客王のSQL serverのバージョンをご確認いただき、「SQL server2012」
の場合は、上位バージョン(SQL server 2017等)へのバージョンアップをお勧めいたします。
<事前準備>
A.現在お使いの顧客王のSQL serverのバージョンを確認します。
1.顧客王を起動します。
2.画面右下の「SQL server」をご確認ください。
例:SQL server 2012を使用している場合
3.こちらの「SQL server」のバージョンが2012以降(例:2014や2017)の場合は、そのままご利用ください。
4.こちらの「SQLserver」のバージョンが「SQL server 2012」と表示されていて、
SQLserverの上位バージョンへ更新される場合は、Bの手順をご確認ください。
B.WindowsのOSを確認します。
1.キーボードの「Windows」キー + 「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。
2.「winver」と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
3.現在お使いのWindowsのOSをご確認ください。
※こちらが、Windows7の場合は、「SQL server 2017」のインストール要件から外れるため、こちらをクリックしてSQLserver2014のインストールを行ってください。
C.システムの種類を確認します。
1.Windows11の場合
(ア)画面下の「Windows」を右クリック→「設定」をクリックします。
(イ)画面左上の「システム」が選択されている状態で、右下の「バージョン情報」をクリックします。
(ウ)「デバイスの仕様」欄の「システムの種類」を確認します。
2.Windows10の場合
(ア)画面下の「Windows」を右クリック→「設定」をクリックします。
(イ)画面左上の「システム」をクリックします。
(ウ)画面左下の「詳細情報」をクリックします。
(エ)デバイスの仕様欄の「システムの種類」を確認します。
3.「システムの種類」が「64ビットオペレーティングシステム」の場合は、
SQL serverの上位バージョンとして、SQL server 2017のインストールが可能となります。
SQLserver2017のインストール方法については、こちらをクリックしてください。
4.「システムの種類」が「32ビットオペレーティングシステム」となっている場合は、
SQL server 2017のインストール要件には当てはまりません。
こちらをクリックして、「SQL server 2014」のインストールを行っていただくか、
32ビットオペレーティングシステムを64ビットオペレーティングシステムに変換後、
「SQLserver2017」のインストールを行ってください。
「システムの種類」の32ビットから64ビットへの変換方法は、弊社では分かりかねますので、お使いのパソコンのメーカー様等にご確認くださいますようお願い申し上げます。
なお、上位バージョンの「SQL Server」を既にインストール済みの方につきましては、下記の手順をご確認いただき、操作を行ってください。
■SQL Serverをインストール後、SQL Serverの設定を変更します。
(ア)キーボードの「Windows」キー + 「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。
(イ)「名前」欄に『services.msc』と入力して、[OK]をクリックします。
(ウ)「サービス」画面が表示されますので、インストールされたSQL Serverのインスタンス名(例:「SQL Server (SORIMACHI2017)」)を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
(エ)「ログオン」タブをクリックし、現在の「アカウント」の選択から「ローカル システム アカウント」に変更し、[OK]をクリックします。
(オ)「新しいログオン名はこのサービスを停止して再起動するまでは無効です。」のメッセージは、[OK]をクリックします。
(カ)再度、「サービス」画面に戻りますので、「SQL Server (SORIMACHI2017)」を右クリックし、「再起動」をクリックします。
(キ)サービスの再起動が終わるまでしばらくお待ちください。
「SQL Server(SORIMACHI2017)」が実行中となりましたら、画面を終了します。
<操作手順>
B.顧客王に入っているデータベースファイルを一括で削除します。
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A.顧客王のバックアップを保存します。
1.バックアップに使用するメディア(内蔵HDD、USBメモリ、外付HDD等)が、何ドライブになるかご確認ください。(C:)(F:)等。
2.製品を起動し、タイトルバーに記載されている現在接続中のサーバー名を確認して、メモに控えます。
3.ダイレクトメニューの「ファイル」-「データバックアップ/復元」を開き、「データバックアップ」タブが選択された状態で、以下の作業を行ってください。
(ア)「データ名」の右にある[▼]ボタンをクリックして、バックアップを行うデータを選択します。
(イ)バックアップ先を変更する場合は、バックアップ先の[参照]ボタンをクリックします。
(ウ)手順1.で確認したドライブを指定し、[OK]ボタンをクリックします。
※[新しいフォルダーの作成]をクリックすると、保存先にフォルダーを作成することもできます。
4.「データバックアップ/復元」画面に戻りますので、「データ名」、「バックアップ先」に間違いが無い事を確認して[開始]ボタンをクリックします。
※バックアップ処理中はパソコンを操作しないでください。
※バックアップはフロッピーディスクには保存できません。
※バックアップファイル名は、「データ名(バックアップ年月日).sclXX」(XXはお使いの製品のバージョンです)と保存されます。
5.「パスワード設定」画面が表示されますので、必要な場合はパスワードを入力します。
パスワードを設定しましたら[OK]ボタンをクリックします。
※パスワードを設定しない場合は、そのまま[OK]ボタンをクリックしてください。
6.万が一、データが漏洩した場合でも第三者がデータ内容を読み取れないようにデータの暗号化を行います。
特に操作する必要はありませんので、そのまましばらくお待ちください。
7.以下のメッセージが表示され、バックアップが行われます。[OK]ボタンをクリックしてメッセージを閉じてください。
※管理しているデータが複数ある場合は、保存するデータを切り替えて手順3~7を繰り返し行なってください。
B.顧客王に入っているデータベースファイルを一括で削除します。
※作業の前に手順Aで保存したバックアップがあることを確認してください。
※製品は終了した状態で行なってください。
1. デスクトップ上の製品のアイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
2.[ファイルの場所を探す]ボタン(または[リンク先を探す]ボタン)をクリックします。
3.表示された画面の中の「DropDatabaseXX.exe」をダブルクリックします(XXはお使いの製品のバージョンです)。
4.データベース削除の画面が表示されますので手順A-2で控えた「SQLサーバー名」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
5.削除対象が表示されますので[削除]ボタンをクリックし、選択したSQLサーバーのデータベースを削除します。
※次に表示されるメッセージは[はい]ボタンをクリックしてください。
C. インストールしたSQLServerに接続します。
1.製品を起動し、「導入方法確認」画面が表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。
2.「データベース作成方法選択」画面が表示されましたら、「接続するサーバーを変更する」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
3.「接続先設定」の画面が表示されますので、「SQLサーバー名」でインストールされたSQL Server名(例:「パソコン名\SORIMACHI2017」)を選択し、「接続」ボタンをクリックします。
4.「サーバーが変更されました。~」のメッセージは、[OK]をクリックします。
D.顧客王を起動し、Aのバックアップを復元します。
1.バックアップファイルが保存されているメディア(内蔵HDD、USBメモリ、外付HDD等)が、何ドライブになるかご確認ください。(C:)(F:)等。
2.製品を起動し、ダイレクトメニューの「ファイル」-「データバックアップ/復元」画面を開き、「データ復元」タブを選択し、以下の作業を行ってください。
※今回はFドライブにデータがあるとして説明致します。
(ア)「パソコン内のファイル」を選択して、バックアップの右にある[参照]ボタンをクリックします。
(イ)「ファイルを開く」から『コンピューター』を選択し、Fドライブをクリックして[開く]ボタンをクリックします。
(ウ)表示されたバックアップファイルをクリックして、[開く]ボタンをクリックします。
3.「データバックアップ/復元」画面に戻りますので、[開始]ボタンをクリックして復元を行います。
4.データバックアップ時にパスワードの設定を行っている場合は、「パスワード入力」画面が表示されます。
設定したパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックしてください。
5.データ復元が完了しますと下記のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックして終了となります。実際にデータを確認する場合は、「ファイル」-「データ管理」からデータを指定してください。
6.「顧客王」画面右下のSQL Server名をご確認いただき、変更されているかご確認ください。