データベースエンジン(SQLServer)を、手動でインストールする方法についてご案内いたします。
なお、SQL Server 2019は以下の制限がありますのでご注意ください。
・Windows 10以降のOSでインストール可能です。
・64bit OSのみインストールできます。
・給料王21以降の製品で、こちらのデータベースエンジンに対応しています。
・インストール前にWindows Updateが完了しているか、ご確認の上インストールを行ってください。
1.マイクロソフトのホームページ上から、「SQL Server 2019 Express」をダウンロードします。
(ア)次のURLをクリックします(2022年4月18日現在)。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=101064
(イ)表示されたページから、[ダウンロード]をクリックします。
(ウ)ダウンロードしたファイル「SQL2019-SSEI-Expr.exe」が表示されますので、[ファイルを開く]をクリックします(PCの環境によっては、「.exe」が表示されない場合があります)。
※以下の画像はMicrosoft Edgeの場合です。お使いのブラウザソフトにより、画面表示が異なります。
2. ダウンロードしたファイルより、インストールを行います。
(ア)「ユーザーアカウント制御」画面が表示されますので、[はい]をクリックします。
(イ)下記画面が表示されましたら、「カスタム」をクリックします。
(ウ)「言語の選択」は『日本語』であることを確認し、空き容量に問題がないことを確認して、[インストール]をクリックします。
※空き容量が不足している場合は、[参照]から十分な空き容量のある保存先を指定してください。
(エ)インストールパッケージのダウンロードとインストール準備が始まりますので、そのまましばらくお待ちください。
3.「SQL Serverインストール センター」が表示されますので、「SQL Serverの新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加」をクリックします。
4.「ライセンス条項」画面が表示されます。「ライセンス条項に同意します。」にチェックを入れて[次へ]をクリックします。
※「Microsoft Update」画面が表示された場合は、そのまま[次へ]をクリックします。
5.「インストール ルール」ではセットアップの実行中に発生する可能性がある潜在的な問題を特定するためのチェックを行います。
「状態」が『合格』であれば、そのまま[次へ]をクリックします。
※Windowsファイアウォールのみ警告が出ていますが、こちらはファイアウォールが有効なために出ている警告となりますので、無視して構いません。
※「状態」が『失敗』となっている場合は、文字をクリックして原因を特定して対処を行った後に、再度インストールをお試しください。
6.「機能の選択」画面が表示されます。
以下の機能にチェックマークが入っている場合は、チェックマークを外して[次へ]をクリックします。
□Machine Learning Service および言語の拡張
□R
□Python
□Java
□外部データ用PolyBaseクエリサービス
□HDFS データ ソースのJavaコネクタ
7.「インスタンスの構成」画面が表示されますので、「名前付きインスタンス」に任意の名前を半角英数字で入力して[次へ]をクリックします(通常は『SORIMACHI2019』と入力します)。
8. 「サーバーの構成」画面が表示されます。
(ア)「SQL Serverデータベースエンジン」のアカウント名をクリックし、[<参照…>]を
クリックします。
(イ)「ユーザーまたはグループの選択」画面が表示されます。
[詳細設定]をクリックします。
(ウ)次に表示される「ユーザーまたはグループの選択」画面の[検索]をクリックします。
(エ)画面下「検索結果」より、「SYSTEM」を選択し、右上[OK]をクリックします。
(オ)「ユーザーまたはグループの選択」画面に戻ります。
「選択するオブジェクト名を入力してください」に「SYSTEM」と表示されますので[OK]をクリックします。
(カ)「SQL Serverデータベースエンジン」のアカウント名が「NT AUTHORITY\SYSTEM」に変更されたことを確認します。
(キ)表示されているすべてのサービスで「スタートアップの種類」を『自動』にしてから、[次へ]をクリックします。
※「自動」に変更できない箇所がある場合そのまま「手動」で次へ進みます。
9.「データベース エンジンの構成」画面が表示されますので、以下の設定を行ってください。
(ア)『○混合モード(SQL Server認証とWindows認証)』を選択し、「パスワードの入力」・「パスワードの確認入力」に任意の半角英数記号のパスワード(例:2019Pass_word等)を入力します。
※パスワードにはアンダーバー( _ )を含める事を推奨いたします。また、入力したパスワードは給料王の初回起動時に必要になりますのでメモ等に必ず控えておいてください。
入力が終わりましたら、[次へ]をクリックします。
10.インストールが始まりますので、そのままお待ちください。
11.「完了」画面が表示されましたら[閉じる]をクリックし、残っている手順3の画面も閉じます。
※コンピューターの再起動を要求された場合は、必ず再起動を行ってください。
12.製品のインストールを行います。インストール終了後、製品を起動します。
※製品インストールの際は、今回インストールしたSQLServerを利用するため、以下の設定を行います。
(ア)インストール時の「データベースエンジンの詳細セットアップ」にチェックマークを入れて、[次へ]をクリックします。
(イ)「インスタンス名」に手順7で指定したインスタンス名(通常は『SORIMACHI2019』)を入力して、[次へ]をクリックします。
(ウ)以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
※「給料王・・」の「・・」には、お使いの製品バージョンが表示されます。
(エ)以降は画面の指示に従ってインストールを行います。
※インストール完了後、「オンラインアップデート」画面が表示された場合は、[はい]をクリックして案内に従ってインストールを行います。
13.初回起動時に以下のメッセージが表示されますので、以下の操作を行います。
(ア)[いいえ]をクリックします。
(イ)「SQL Server の接続設定」画面で「パスワード(P)」欄が入力できるようになるため、手順9で設定したパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
(ウ)給料王が起動されますので、ご確認ください。
14.今までお使いのパソコンからデータを移行する場合は、次のメッセージで[はい]をクリックします。
15.「会社データ作成方法選択」画面で保存されたデータの形式により該当する方法をクリックします。
(ア)エクスポートデータを保存されている場合は、[■データインポート機能で会社データを登録します]をクリックします。
詳しい操作方法は、こちらをご覧ください。
(イ)バックアップデータを保存されている場合は、[■データ復元機能で会社データを登録します]をクリックします。
詳しい操作方法は、こちらをご覧ください。
※どちらの方法で保存された場合でも、データにマイナンバー情報は含まれておりません。
別途、「設定」→「マイナンバー設定」よりマイナンバーデータを保存して、移行してください。
移行方法については、こちらをご覧ください。
※新規に給料王をお使いになる場合は、次の操作を行います。
(ア)「給料王シリーズのデータを既にお持ちですか?」という確認メッセージが表示されます。
[いいえ]をクリックします。
(イ)「らくらくエスコート」画面が表示されます。
画面下部のガイダンスを参考にして、会社データを作成します。