台帳や伝票などの条件を指定してさまざまな集計表を作成することができます。
登録済みの売上伝票を利用して、複数の売上伝票を一括で作成することができます。
売上一括機能の利用方法は3通りあります。
- 毎月決まった内容の売上を計上する
今月の売上伝票の内容が先月とまったく同じ場合に、6月の伝票を元に同じ伝票を7月の伝票として一括で作成できます。コピーした伝票の日付は、コピー元の伝票日付から1カ月後、1週間後、指定日付の中から選択できます。
- 複数の得意先に同じ伝票を計上する
複数の得意先に同じ伝票を計上する場合に、1つの伝票を元に複数の得意先へ同じ伝票を一括で作成できます。同じ伝票を計上する得意先の件数に制限はありません。
- 表示されている得意先へ複数件同じ売上を計上する
毎月購読している雑誌を届ける契約をしている場合に、1つの伝票を元に日付を変更して一括で作成できます。伝票日付は最大で12件設定できます。月を変えた日付を12件指定することにより、1年分の操作を1回で作成できます。
請求書を印刷するときに、振込先の銀行名を1つ選択して印刷します。振込先の銀行名を2つ印字する場合は、「帳票フリーレイアタ」にてご使用の帳票を加工します。「帳票フリーレイアタ」の「固定文字項目追加」により、帳票上に2つ目の振込先の銀行名を文字入力することで、振込先の銀行名を2つ印字することができます。
納品書や請求書を印刷する際に、次回も同じ印刷様式で印刷する場合などに、印刷条件に名称をつけて保存することができます。
「売上集計表」では、指定した期間の売上伝票を得意先別、得意先区分別、商品別、商品区分別、担当者別、倉庫別、倉庫区分別、発送先別、大部門別、小部門別の集計単位で集計できます。
集計単位は、「自社情報設定」の設定により異なります。
集計単位を商品別に指定すると、各商品の売上数量、返品数量を集計することができます。
「販売月報」では、売上、入金、仕入など複数の種類の伝票を、月単位または日単位で集計することができます。販売王にあらかじめ用意している集計条件で集計することもできますし、お客様のスタイルに合わせて集計条件を設定して集計することもできます。
2019年10月1日以降の消費税率変更と軽減税率の制度の導入に伴い、税率ごとに売上金額を確認したい場合は、「売掛一覧」か「売上日計総括表」より確認することができます。
「在庫一覧表」では、自社内在庫、自社所有在庫、委託先在庫、受託在庫の在庫数をそれぞれ一覧表示することができます。
商品別の在庫数を集計する場合は、指定した基準日から過去一ケ月の在庫状況が表示されます。
委託販売を行う設定の場合に、「在庫一覧表」で、委託先ごとの在庫数を集計することができます。指定した期間の在庫状況が表示されます。