伝票や帳票を作成する前に、まず台帳の登録が必要です。さまざまな情報を台帳として登録し、その台帳を利用して伝票や帳票を作成します。取り扱う商品の情報や、得意先、仕入先などの取引先に関わる項目を台帳に登録します。
販売王で管理する商品の情報(商品名、売値、仕入値など)を登録します。一般の商品「通常商品」、同時に販売することが多い商品群をひとつのグループとする「おきまり商品」、仕入れした商品を組み合わせて1つの商品とする「組立商品」を登録することができます。
はじめに「商品コード」を入力して、「商品種別」を選択します。つぎに、商品の基本情報、販売/仕入価格、在庫管理にかかわる情報を入力していきます。
「得意先登録」で、得意先に関わる情報を登録します。登録した得意先は売掛金の「請求先」としても使用します。はじめに「得意先コード」を入力して、得意先の基本情報、販売/回収情報を入力して登録します。
「仕入先登録で、仕入先に関わる情報を登録します。登録した仕入先は買掛金の「支払先」としても使用します。はじめに「仕入先コード」を入力して、仕入先の基本情報、仕入/支払情報を入力して登録します。
▶ 発送先を登録します
商品を注文したお客様(得意先)と、商品のお届け先(発送先)が異なる場合に、発送先を登録します。「発送先コード」を入力して、発送先名、連絡先などを入力して登録します。
商品の発送先が得意先と異なる場合は、売上伝票の「発送先」欄に発送先を指定します。「発送先」欄を指定しない場合、商品は得意先に発送されます。
【関連するQ&A】
販売王では、軽減税率対象商品の税率表記を「8%(軽減)」としています。商品を軽減税率対象商品として設定することで、2019年10月1日以降の日付で入力する伝票において、自動的に税率が「8%(軽減)」となります。
一般的な在庫管理を行う方法となります。売上伝票を作成すれば在庫数が減り、仕入伝票を作成すれば在庫数が増えます。
販売王では、倉庫ごとに在庫を管理することもできます。倉庫を登録して、伝票の明細ごとに出庫元、入庫先の倉庫を指定することができます。
「在庫一覧表」や「棚卸表」にて、商品ごと倉庫ごとに在庫がどれだけあるか集計することができます。
・他社製品やExcelで管理していた商品、得意先、仕入先、発送先のデータを取り込むことができます
「他社製品データ取込」では、他社製品で登録していた商品や得意先、仕入先、発送先の台帳データを販売王に取り込むことができます。
上記の台帳をExcelで管理していた場合も、販売王に取り込むことができます。
他社製品で登録していた台帳データを販売王に取り込むには、事前にエクスポートなどでデータを出力しておく必要があります。販売王の項目と対応付けをして取り込みます。