手順A~Bを行い、令和7年度 税制改正前の旧制度で、該当社員の年末調整を実施します。
最後に確認Cをご覧ください。
<操作手順>
手順A:給料王25で、全社員の年末調整の入力をします
1.「給料王25」にて「年調」→「年調年度指定」を開きます。現在年調年が令和7年(2025年)になっていることを確認後、[キャンセル]ボタンをクリックします。
※現在年調年が処理する年度と異なる場合は、後述の<こんなときは①>をご確認ください。
2.「年調」→「年調データ入力」を開きます。条件を指定して、[開始]ボタンをクリックします。
※下記「交通用具を使う給与所得者への通勤手当の非課税限度額が引き上げられました。メッセージID:19136」が表示された場合は[OK]ボタンをクリックします。
※すでに金額を調整されている場合も表示されます、その都度[OK]ボタンをクリックしてください。
※メッセージの表示理由と、非課税通勤費の調整方法についてはこちらをご確認ください。
3.全社員の年末調整の入力を行います。
※該当社員に扶養親族を登録している場合は、後述の<扶養親族の見直し>をご確認ください。
手順B:該当社員の年末調整を旧制度で再計算し、年末調整を確定します
1.「年調計算」タブをクリックし、画面左側より旧制度で年末調整を行う社員を選択します。
2.お手元のキーボードにて、以下の操作を行います。
a:キーボードの「shift」キーを押します。
b:「shift」キーを押した状態で、キーボードの「F9」キーを押下します。
※キーボードによっては「shift」+「fn」+「F9」キーの場合もあります。
3.「改正前の税制で年末調整計算後、確定します。」とメッセージが表示されます。[はい]ボタンで進み、該当社員の年末調整を旧制度で再計算後、確定します。
※メッセージが表示されない場合は、該当社員(同じ社員)をクリックし上記2.の操作を再度お試しください。
確定処理は、「設定」→「給与規定」にて設定されている年調方法(給与年調/賞与年調/単独年調)に沿って行われます。
例:給与年調の場合
※「年調データ入力」画面に戻らず、メッセージ「ロックされているため確定できません。」が表示された場合は、[OK]ボタンをクリックし、後述の<こんなときは②>をご確認ください。
4.「年調データ入力」画面に戻ります。選択した社員コードに「済」が表示されます。
5.≪年末調整結果≫は、旧制度をもとに再計算した年末調整の結果が表示されます。
例:本人合計所得が132万円の場合
6.他にも旧制度で年末調整を行う社員が存在する場合は、手順Bの1~3を繰り返します。
以上で、令和7年度 税制改正前の旧制度で、年末調整を実施する必要がある社員の確定処理が完了しました。
引き続き、税制改正後の新制度で年末調整を実施する他の社員の確定処理を行ってください。
確認C:
該当社員の年末調整は手順Bに沿って、旧制度に基づいて計算されます。
以下の項目については新制度に準拠した内容が表示されますが、年末調整の結果は旧制度を用いて正確に計算されていますので、安心して年末調整を進めてください。
■「年調計算」タブ内、≪保険料/配偶者控除申告≫の「判定区分Ⅰ」および「判定区分Ⅱ」
「判定区分Ⅰ」および「判定区分Ⅱ」の表示内容については、税制改正後の新制度を基準とした内容が表示されます。
年末調整の結果は、旧制度と「本人合計所得」「配偶者合計所得」に直接入力した金額を用いて計算されていますので、安心して年末調整を進めてください。
■「基礎・配偶者・特定親族・所得金額調整控除申告書」タブ内
「基礎・配偶者・特定親族・所得金額調整控除申告書」タブ内の表示内容については、税制改正後の新制度を基準とした内容が表示されます。
年末調整の結果は、旧制度を用いて計算されていますので、安心して年末調整を進めてください。
※「基礎・配偶者・特定親族・所得金額調整控除申告書」は、新制度に準拠した情報で印刷されますので、保管対象としては、ご利用いただけません。該当社員におかれましては、国税庁サイト等より旧様式を入手して記入・保管をお願いいたします。
■ 源泉徴収票
令和7年度の新様式で印刷されます。
※旧制度で年末調整を行った場合でも、令和7年度の新様式を使用しても問題ありませんので、ご安心ください。
以下操作は、旧制度で年末調整の計算が完了した方は、不要です。
<扶養親族の見直し>
令和7年度 税制改正前の旧制度で年末調整を行う各社員の「扶養」画面を開き、登録した扶養親族の「扶養区分」欄を確認します。
「扶養区分」欄に「特定親族1」「特定親族2」が選択されていた場合は、「対象外」に変更します。
(ア)「年調計算」タブの画面左側より旧制度で年末調整を行う社員を選択し、画面左上[扶養]ボタンをクリックします。
(イ)「扶養」画面が表示されます。■扶養親族情報の「扶養区分」欄を確認します。
※「扶養区分」欄に「特定親族1」または「特定親族2」が選択されている扶養親族がいる場合は(ウ)へお進みください。
※「特定親族1」「特定親族2」の扶養親族がいない場合は(カ)へお進みください。
(ウ)「扶養区分」欄に「特定親族1」「特定親族2」が表示されている扶養親族を、クリックにて選択し、[変更]ボタンをクリックします。
(エ)「家族構成設定」画面が表示されます。「扶養区分」欄の▼ボタンをクリックし、ドロップダウンリストより「対象外」を選択後、画面下[OK]ボタンをクリックします。
(オ)他にも「特定親族1」「特定親族2」が選択されている扶養親族がいる場合は、(ウ)~(エ)を行います。
(カ)「扶養区分」欄に「特定親族1」「特定親族2」が選択されている扶養親族がいないことを確認し、画面下[設定]ボタンをクリックします。
(キ)「基礎・配偶者・特定親族・所得金額調整控除申告書」タブを開き、画面上部[取込]ボタン→「基配特所取込」をクリックします。
(ク)「取込対象選択」画面が表示されます。「取込対象社員」は「全社員」に●を付け、「配偶者情報」「特定親族情報」をチェックONにし、画面下[取込]ボタンをクリックします。
(ケ)下のメッセージは[はい]ボタンで進みます。
※令和7年度 税制改正前の旧制度で年末調整を行う社員ごとに上記(ア)~(ケ)の操作を行っていただきますようお願いいたします。
<こんなときは①> 「年調年度指定」で処理する年度を切り替える方法
(ア)現在年調年が処理する年度と異なる場合は、令和7年をクリックし、[設定]ボタンをクリックします。
(イ)「年調年度を以下の年度に設定します。」とメッセージが表示されますので、年調年度が令和7年になっていることを確認し、[はい]をクリックします。
<こんなときは②> 「ロックされているため確定できません。」が表示された場合の対処方法
旧制度で再計算が必要な社員の最終給与の計算が終了していると、上記のようなメッセージが表示されます。
例えば、最新給与月12月で該当社員の最終給与が11月の場合は、既に11月給与がロックされている為、確定処理を行うことができません。
その場合は、年調方法を「単独年調」に変更する必要があります。
メッセージは[OK]ボタンで閉じ、以下の操作を行ってください。
例:「給与年調」を「単独年調」に変更する場合
(ア)「年調データ入力」画面を終了し、「設定」→「給与規定」を開きます。
(イ)表示された「基本」タブ右側中ほどの「年調方法」の▼をクリックして、「単独年調」を選択します。
(ウ)「単独年調」に変更しましたら、画面下部の[設定]ボタンをクリックして終了します。
(エ)「年調」→「年調データ入力」を開きます。条件を指定して、[開始]ボタンをクリックします。
※下記「交通用具を使う給与所得者への通勤手当の非課税限度額が引き上げられました。メッセージID:19136」が表示された場合は[OK]ボタンをクリックします。
※すでに金額を調整されている場合も表示されます、その都度[OK]ボタンをクリックしてください。
(オ)「年調計算」タブをクリックし、画面左側より旧制度で年末調整を行う社員を選択します。
(カ)お手元のキーボードにて、以下の操作を行います。
a:キーボードの「shift」キーを押します。
b:「shift」キーを押した状態で、キーボードの「F9」キーを押下します。
※キーボードによっては「shift」+「fn」+「F9」キーの場合もあります。
c:「改正前の税制で年末調整計算後、確定します。」とメッセージが表示されます。[はい]ボタンで進みます。
※メッセージが表示されない場合は、該当社員(同じ社員)をクリックし上記(カ)の操作を再度お試しください。
(キ)「年調結果確定方法指定」画面が表示されます。「反映先」「支払方法指定」「支払日」を選択し、[開始]ボタンをクリックします。
(ク)下のメッセージを[はい]ボタンで進むと、「年調データ入力」画面に戻ります。
選択した社員コードに「済」が付いたことを確認し、画面右上[終了]ボタンより「年調データ入力」画面を閉じます。
(ケ)一時的に単独年調にしたので、元の年調方法に戻します。「設定」→「給与規定」を開きます。
表示された「基本」タブ右側中ほどの「年調方法」の▼をクリックして、「給与年調」に戻し、画面下[設定]ボタンで設定内容を保存します。
<こんなときは③> 旧制度で確定した年末調整を、新制度に基づいてやり直す場合
本来、令和7年度の税制改正(新制度)に基づいて年末調整を行うべき社員に対し、誤って手順Bにて旧制度で年末調整を確定した場合は、以下の操作を行い、新制度に基づいて年末調整をやり直していただきますようお願いいたします。
(ア)「年調計算」タブをクリックし、画面左側より年末調整をやり直す社員を選択します。
(イ)画面左上[確定解除]ボタンをクリックします。
(ウ)確認メッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックして進みます。
例:給与年調の場合
(エ)「年調データ入力」画面に戻ります。選択した社員コードに「未」が表示されます。
(オ)「扶養申告書」タブ→「保険料申告書」タブ→「基礎・配偶者・特定親族・所得金額調整控除申告書」タブの順にクリックします。
(カ)画面左上[扶養]ボタンをクリックし、「扶養」画面を開きます。■扶養親族情報の「扶養区分」欄を確認します。
※「扶養区分」欄に「対象外」が選択されている扶養親族がいる場合は、(キ)へお進みください。
※「対象外」の扶養親族がいない場合は(コ)へお進みください。
(キ)「扶養区分」欄に「対象外」が表示されている扶養親族が「特定親族1」または「特定親族2」に該当する場合は、クリックにて選択し、[変更]ボタンをクリックします。
(ク)「家族構成設定」画面が表示されます。「扶養区分」欄の▼ボタンをクリックし、ドロップダウンリストより「特定親族1」(または「特定親族2」)を選択後、画面下[OK]ボタンをクリックします。
(ケ)他にも「対象外」が選択されている扶養親族がいる場合は、(キ)~(ク)を行います。
(コ)扶養親族情報の見直しが終わりましたら、画面下[設定]ボタンをクリックします。
(サ)「基礎・配偶者・特定親族・所得金額調整控除申告書」タブ画面の上部[取込]ボタン→「基配特所取込」をクリックします。
(シ)「取込対象選択」画面が表示されます。「取込対象社員」は「全社員」に●を付け、「配偶者情報」「特定親族情報」をチェックONにし、画面下[取込]ボタンをクリックします。
(ス)下のメッセージは[はい]ボタンで進みます。
以上で、旧制度で確定した年末調整の確定解除が完了しました。
あらためて新制度で年末調整を行ってください。