賞与の所得税を計算する際は、前月給与の課税対象額と設定されている扶養等の数から賞与の課税対象額にかかる税率が求められます。
求めた税率を賞与の課税対象額にかけて、所得税額が計算されます。
賞与計算で所得税が自動計算されていない場合は、以下の内容についてご確認ください。
<確認事項1>
所得税が計算されないのは、特定の社員でしょうか。それとも全員でしょうか。
特定の社員のみの場合は、次の<確認事項2>と<確認事項3>の内容をご確認ください。
全員の場合は、以下の<確認事項4>と<確認事項5>の内容をご確認ください。
<確認事項2>
「賞与データ入力」画面が手入力状態になっていないか、ご確認ください。
1.「賞与」→「賞与データ入力(台帳形式もしくは一覧形式)」を開きます。
2.賞与の所得税が計算されない社員をクリックします。
3.画面右上にあるF11ボタンの表示がどのようになっているか確認します。
F11ボタンが[自動計算へ]と表示されている時は、「賞与データ入力」画面全体が手入力状態になっております。
また、F11ボタンの下に【雇用:** 所得:手入】と表示されている場合は、所得税も手入力状態になっております。
4.所得税が計算されないもしくは金額が異なる場合は、控除項目の『所得税』の上で右クリックして、表示された項目より[所得計算へ]をクリックします。
5.画面右上の表示が【雇用:** 所得:計算】に変わり、所得税が自動計算されます。
<確認事項3>
求めた税率が0%になっていないか、ご確認ください。
確認方法につきましては、こちらをご覧ください。
<確認事項4>
給料王では、前月給与を給与処理月で参照するようになっているため、前月給与となる給与が計算されていないと、所得税が自動計算されない状態になります。
前月給与にあたる給与処理月の給与計算後、「賞与」→「賞与データ入力」画面でお名前をクリックすると、所得税が自動計算されるようになります。
例 20XX/7/10に賞与の支給を行う場合、給与処理月:20XX年6月給与を前月給与として参照します。
賞与の支給日前に6月給与の計算を行う場合は、6月給与の計算が終わってから20XX/7/10支給の賞与計算を行います。
1.「賞与」→「賞与設定」では、20XX/7/10支給の賞与が【処理中】になっています。
2.給与の締日と支給日が「20日締め当月25日」で、最新給与月と給与処理月が「20XX年5月」の時点で今回の賞与年回を作成された場合は、まだ前月給与にあたる「20XX年6月給与」の計算前のため「賞与データ入力」画面で支給金額等を入力しても所得税は自動計算されません。
3.給与処理月を「20XX年6月給与」に更新して、「20XX年6月給与」の計算を行います。
4.その後に、「賞与」→「賞与データ入力(台帳形式もしくは一覧形式)」を開いて、社員の名前をクリックすると賞与の所得税が自動計算されます。
※一番上の社員を選択した後に、キーボードの矢印キーの「↓」を押したままにして、一番下に表示されている社員まで太枠を移動させる方法でも結構です。
<確認事項5>
給料王で「給与基準」が【給与年月を締め日に合わせる】と設定されていて、該当の給与処理月の給与計算が賞与の支給日よりも後になる場合は、一時的に賞与の支給日を一か月前の日付に変更することで、賞与の所得税を自動計算させることができます。
設定方法につきましては、こちらをご覧ください。