「集計」→「予測損益計算書」では、損益科目の決算までの月次残高推移を予測することができます。
これにより、期中時点において決算までのおおよその状況や傾向を把握することができます。
詳しくは、下記をご参照ください。
<操作手順>
1.「集計」→「予測損益計算書」を開きます。
2.「予測範囲」の「▼」をクリックし、ドロップダウンリストから予測金額の表示範囲(何月から予測金額を表示するか)を指定します。
例:「7月度以降」を指定した場合
指定した月より前は、実績金額が表示されます。
指定した月以降は、予測金額が表示されます。
3.「予測方法」の「▼」をクリックし、ドロップダウンリストから予測方法を選択します。
選択した予測方法に応じた「予測条件設定」画面が表示されます。
例:「移動平均法」を選択した場合
■予測方法について
予測方法は、「移動平均法」「前年同月(対比)」「前年同月(増減率)」「予算値」の4種類から選択できます。
※「予測方法」欄右側の「□直接入力」にチェックをつけることで、予測金額を手入力で修正できます。
【移動平均法】
予測する月ごとに、その前月までの一定期間の平均値を計算し、予測金額とします。
「予測条件設定」画面では、平均する期間の月数(移動平均月数)を1~12か月の間で設定できます。
事例)「予測範囲」を『10月度以降』、「移動平均月数」を『6カ月』に設定した場合
| 実績 | 予測 | ||||||
| 期首月 | ・・・ | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ・・・ | 期末月 |
10月の予測金額=4~9月(6か月間)の平均値(4~9月の合計÷6)
11月の予測金額=5~10月(6か月間)の平均値(5~10月の合計÷6)
※10月は予測金額で計算されます。
【前年同月(対比)】
実績表示している期間(期首~予測開始月の前月)の前期と当期の累計額の比率(前年対比)を、
予測する月ごとの前年同月の実績金額に乗じた値を各月の予測金額とします。
「予測条件設定」画面では、設定項目はありません。
事例)「予測範囲」を『10月度以降』に設定した場合
| 実績 | 予測 | ||||||
| 期首月 | ・・・ | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ・・・ | 期末月 |
10月の予測金額=前期の10月実績金額 × 期首月~9月の前年対比(※)
11月の予測金額=前期の11月実績金額 × 期首月~9月の前年対比(※)
(※)前年対比=当期累計実績 ÷ 前期累計実績
【前年同月(増減率)】
予測する月の前年同月の実績金額に、指定した増減率(前期比%)を乗じた値を各月の予測金額とします。
「予測条件設定」画面では、前期比を月ごとに設定できます。
事例)「予測範囲」を『10月度以降』、「10月の前期比」を『80%』、「11月の前期比」を「150%」に設定した場合
| 実績 | 予測 | ||||||
| 期首月 | ・・・ | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ・・・ | 期末月 |
10月の予測金額=前期の10月実績金額 × 前期比80%(前期1,000円→予測800円)
11月の予測金額=前期の11月実績金額 × 前期比150%(前期比1,000円→予測1,500円)
【予算値】
「集計」→「予算実績管理表」の「予算設定」タブで設定した予算額を各月の予測金額とします。
「予測条件設定」画面では、使用する予算の次数を設定できます。
事例)「予測範囲」を『10月度以降』、「予算の次数」を『第2次予算』に設定した場合
| 実績 | 予測 | ||||||
| 期首月 | ・・・ | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ・・・ | 期末月 |
10月の予測金額=第2次予算の10月予算額
11月の予測金額=第2次予算の11月予算額
4.予測条件の設定を行い、「予測条件設定」画面下の[実行]ボタンをクリックすると、選択した予測方法で予測金額が計算されます。
※必要に応じて以下の項目について設定します。
(ア)金額単位
金額の単位を円、千円から選択できます。
(イ)部門
予測金額を表示する部門を選択できます。
(ウ)□共通部門配分
「全事業所(共通)」の金額を各部門に配分したい場合は、チェックをつけます。
(エ)□累計計算
月別の発生金額を累計計算した金額で表示したい場合は、チェックをつけます。
(オ)□ゼロ非表示
すべての金額が0の勘定科目の行を表示しない場合は、チェックをつけます。
(カ)□税込表示
税込で集計する場合や、税込で直接入力する場合は、チェックをつけます。
以上の操作により、計算された予測金額をご確認ください。
<こんなときは>
前年度データがない場合は、前年度の金額が0円として扱われます。
そのため、前年度のデータを使用する予測方法では、正しく計算されません。
前年度データが存在するにも関わらず、正しく計算されない場合は、「ファイル」→「データ選択」にてデータが会計年度順に並んでいない可能性があります。
データを並び替える方法は、こちらをご覧ください。