賞与から源泉徴収する所得税は、前月の給与の課税対象額と、扶養等の数から、「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」を用いて税率を求め、賞与の課税対象額に賞与税率をかけて計算します。
給料王では、この「前月の給与の課税対象額」を給与処理月での前月を参照しています。
例 賞与支給日:7月10日の場合 給与処理月:6月給与を参照します。
給料王で「給与基準」が【給与年月を締め日に合わせる】と設定されていて、該当の給与処理月の給与計算が賞与の支給日よりも後になる場合は、前月給与の計算が行われていないと所得税が計算されないようになります。
こちらに該当する場合は、一時的に賞与の支給日を一か月前の日付に変更することで、賞与の所得税を自動計算させることができます。
<事前準備>
1.「給与基準」の確認方法
(ア)「設定」→「給与規定」を開きます。
(イ)開いた「基本」タブ画面右上に「給与基準」が表示されます。
(ウ)こちらで、「給与基準」が【給与年月を支給日に合わせる】と【給与年月を締め日に合わせる】のどちらになっているかご確認ください。
2.給与の支給日の確認方法
(ア)「設定」→「グループ支給日設定」を開きます。
(イ)賞与の前月給与にあたる給与処理月の行をクリックします。(例の場合は、6月給与)
(ウ)こちらの支給日が賞与の支給日よりも後になっていないかご確認ください。
もし、給与の支給日が賞与の支給日よりも後の場合は、以下の操作を行います。
<操作手順>
1.「賞与」→「賞与設定」を開きます。
今回支給する賞与の回をクリックして、画面下部の[選択]ボタンをクリックします。
2.「賞与選択」画面が表示されます。
支給日を一時的に実際より一か月前の日付に変更します。今回の例では、6月10日に変更します。
支給日を変更しましたら、画面下部の[設定]ボタンをクリックします。
3.「支給日を変更した場合、作成済みの賞与の再計算を行う必要があります。支給日を変更しますか?」という確認メッセージが表示されますので、[はい]をクリックします。
4.「賞与設定」画面に戻ります。今回の賞与の支給日が一か月前の日付になりましたら、[閉じる]ボタンをクリックして画面を終了します。
5.「賞与」→「賞与データ入力(台帳形式)」を開きます。
(ア)画面左上より、社員のお名前をお一人ずつクリックします。
(イ)所得税額が計算されているか、ご確認ください。
(ウ)所得税額が変更されていましたら、画面右上の「ロック」にチェックマークを付けます。
※こちらの操作を賞与支給社員、全員に対して行います。
※賞与計算している人数が多い場合は、社員の所得税計算を確認後に一人ずつではなく一括でロックをかけることも可能です。
その場合は、こちらの「B.一括でロックをかける方法」をご覧ください。
6.賞与の所得税額が全員反映され、ロックがかかりましたら、「賞与データ入力」画面を終了します。
7.再度「賞与」→「賞与設定」を開きます。
今回支給する賞与の回をクリックして、画面下部の[選択]ボタンをクリックします。
8.「賞与選択」画面が表示されます。
支給日が一か月前になっておりますので、実際の支給日に戻して画面下部の[設定]ボタンをクリックします。
9.再度「支給日を変更した場合、作成済みの賞与の再計算を行う必要があります。支給日を変更しますか?」という確認メッセージが表示されますので、[はい]をクリックします。
10.「賞与設定」画面に戻ります。今回の賞与が実際の支給日で表示されますので、[閉じる]ボタンをクリックして画面を終了します。
11.「賞与データ入力(台帳形式)」を開いて賞与明細書の印刷や、「賞与」→「賞与銀行振込」、「賞与金種表」でお支払い用の操作を行ってください。