他社製品からお乗り換えの場合「他社製品データ取り込み」機能を利用して、部門/金融機関/市町村/社員/給与/賞与の各種テキストデータ(カンマ区切り文字形式:csv、txt)から取り込むことができます。
これにより、他社ソフトの情報をファイルで出力し給料王に取り込み、直接入力する手間を省くことも可能です。
※部門/金融機関/市町村/社員データの取り込みは、追加のみ行えます(修正、削除は行えません)。
※従業員数が少ない場合は、手入力したほうが早いケースもございますので、ご希望に合わせて以下の操作をお試しください。
以下の内容をご確認いただき、ご希望に合わせてデータの取り込みをお試しください。
また、各機能の詳細に関しましては、導入・操作マニュアルをご参照ください。
<事前準備>
他社製品のテキストデータや、データレイアウト(P.129)を参考にご自分で手入力したテキストデータをあらかじめご用意ください。
1.給料王をインストールします。(詳細は給料王セットアップマニュアルをご覧ください。)
※インストールの前に、こちらの事前準備を行ってください。
2.下記メッセージが表示されますので、新規に会社データを作成する場合は[いいえ]ボタンをクリックします。
3.「らくらくエスコート:基本情報」画面が表示されます。
基本的な会社情報を入力し、[次へ]をクリックします。
※会社名を入力するだけでも次の画面に進むことができます。
(会社カナ名は、会社名を入力すると自動表示されます。)
それ以外の項目については、会社データ作成後、「設定」→「会社情報設定」にて入力、修正できます。
4.「らくらくエスコート:データ入力開始年月」画面が表示されます。
「データ入力開始年月」に給与計算を開始する年月を指定して[次へ]をクリックします。
※導入年月は、自動的にデータ入力開始年の前年1月で表示されます。
導入年月は、データの作成時のみ選択できます。会社データ作成後の変更はできませんのでご注意ください。
5.「らくらくエスコート:給与基準と支給日」画面が表示されます。
給与の締日、支給日の入力、また、給与年月を締日と支給日のどちらに合わせるか(給与基準)
を選択し[次へ]をクリックします。
※給与年月を締日と支給日どちらに合わせるか、(給与基準)の設定は、データ作成時のみ選択できる項目です。
※支給日が締日の翌月になる場合には、「翌月の支給日とする」にチェックマークを入れます。
例:末日締め 翌月10日支給の場合
※また、締日の翌月に支給する場合、選択した給与基準により設定される締日と支給日や、データ入力する給与処理月が以下のようになります。
◆支給日に給与年月を合わせる(支給日基準)を選択した場合
1月給与は、締日:12月31日、支給日:1月10日となり、こちらのデータを入力する給与処理月を【1月給与】と呼びます。
◆締日に給与年月を合わせる(締日基準)を選択した場合
1月給与は、締日:1月31日、支給日:2月10日となり、こちらのデータを入力する給与処理月を【1月給与】と呼びます。
上記の締日基準の場合では、入力開始月が1月給与(2月10日支給分)となります。
例えば、1月給与の前の前年12月給与(1月10日支給分)から入力したい場合には、画面下の[前へ]をクリックし、前の画面に戻り、「データ入力開始年月」を「R.02/12」に変更します。
上記のように「データ入力開始年月」を変更すると、「給与基準と支給日」画面では以下のように表示されます。
12月給与は、締日:12月31日、支給日:1月10日となり、こちらのデータを入力する給与処理月を【12月給与】と呼ぶことになります。
6.「らくらくエスコート:就業日数と時間」画面が表示されます。
1ヵ月当たりの就業日数、1日当たりの就業時間を入力して、[次へ]をクリックします。
7.「らくらくエスコート:社会保険料徴収方法」画面が表示されます。
社会保険料徴収方法について、『前月の保険料を徴収する』『当月の保険料を徴収する』のいずれかを選択します。
また、協会けんぽの保険料率を適用する場合は、保険料率を適用する都道府県を選択し、[次へ]をクリックします。
8.「らくらくエスコート:健康保険料負担率」画面が表示されます。
※「データ入力開始年月」により、計算に使用する保険料率が異なる場合がありますので、その場合は手入力にて修正します。
※協会けんぽ以外の健康保険にご加入の場合は、こちらで保険料率を入力します。
入力が終わりましたら[次へ]をクリックします。
9.「らくらくエスコート:厚生年金負担率」画面が表示されます。
「データ入力開始年月」により、計算に使用する保険料率が異なる場合がありますので、その場合は手入力にて修正します。
また、厚生年金基金に加入されている場合は、厚生年金と厚生年金基金の料率をそれぞれ手入力します。
入力が終わりましたら[次へ]をクリックします。
10.「らくらくエスコート:労働保険料負担率」画面が表示されます。
該当する「事業種類」を選択します。
「データ入力開始年月」により、計算に使用する保険料率が異なる場合がありますので、その場合は手入力にて修正します。
「労災保険負担率」は、業種ごとに異なりますので該当する率を入力します。
入力が終わりましたら[次へ]をクリックします。
11.「らくらくエスコート:データベース名称」画面が表示されます。
データベース名に、前述の2で入力した会社名が初期表示されます。そのまま[次へ]をクリックします。
12.「らくらくエスコート:作成データ確認」画面が表示されます。
前述の2~10で入力・選択した内容が表示されます。内容に問題がなければ[作成]をクリックします。
もし、修正する箇所がありましたら、該当項目名をクリックすると修正画面に切り替わります。
特に、【導入年月】、【給与締日】、【給与基準】は、データ作成後に変更できない箇所となりますので、ご確認ください。
13.「らくらくエスコート:明細項目選択」画面が表示されます。
自社で使用する給与や賞与の項目を選択し[次へ]をクリックします。
※こちらの設定は、データ作成後「設定」→「グループ別項目設定」にて変更できます。
詳しい設定方法については、こちらをご覧ください。
14.「らくらくエスコート:給与振込用銀行」画面が表示されます。
給与や賞与を銀行振込する際の会社側の振込元銀行や口座番号などを入力し、[設定完了]をクリックします。
※こちらの設定は、データ作成後「設定」→「会社情報設定」にて設定できます。
初回の給与計算前までに設定を行います。詳しい設定方法については、こちらのQ&Aの操作手順1.2番をご覧ください。
15.以下の画面が表示されると、会社情報の登録は完了です。[OK]をクリックします。
<操作手順>
A.金融機関情報を給料王に取り込む方法
「設定」→「金融機関設定」では、会社の取引口座、または社員の銀行振込に利用する銀行とその支店の設定をすることができます。
「金融機関設定」の情報として取り込みをされる場合は、こちらをご確認ください。
B.会社基本情報の設定
「設定」→「会社情報設定」にて、取引銀行、事業主氏などの会社基本情報の登録を行います。
詳細に関しましては、導入マニュアルご参照ください。
※操作手順F. 社員情報を給料王に取り込む方法にて、
各社員の支給振込方法も含め取り込みをされる場合は、以下操作をお忘れないようお願いいたします。
1.銀行から割り当てられているお客様の会社コード(振込依頼人コード・委託者コード等)を設定していない場合は、「設定」→「会社情報設定」を開きます。
2.「取引口座」タブをクリックします。「会社コード」欄にコード番号を入力し、[設定]ボタンをクリックします。
C.市町村情報を給料王に取り込む方法
「設定」→「市町村設定」では、社員の住民税納付先の市町村名の登録をすることができます。
ここで登録した市町村名は、「地表税集計表」や「総括表」の集計対象となります。
「市町村設定」の情報として取り込みをされる場合は、こちらをご確認ください。
Ⅾ.部門情報を給料王に取り込む方法
「設定」→「部門設定」では、大部門、中部門、小部門の3階層に分けて部門を設定でき、部門ごとに様々な集計をすることができます。
「部門設定」の情報として取り込みをされる場合は、こちらをご確認ください。
E.支給グループを新規に作成
「設定」→「支給グループ」にて、自社の1年間の支給スケジュールとして、1月から12月までの給与支給日の設定をします。
導入時は、あらかじめ「標準グループ」として、新規作成時に設定された締日と支給日に基づいて給与支給日が表示されます。
「標準グループ」とは別の支給グループを追加する場合は、こちらをご確認ください。
F. 社員情報を給料王に取り込む方法
「設定」→「社員情報設定(個別/一覧形式)」にて、社員単位に社員情報の設定を行います。
この設定を基にして給与計算を行います。
「社員情報設定(個別/一覧形式)」の情報として取り込みをされる場合は、こちらをご確認ください。
G. 給与・賞与データを給料王に取り込む方法
給料王の「給与データ」、「賞与データ」として取り込みをすることができます。
取り込み方法に関しては、こちらをご覧ください。
H.その他の設定(マイナンバー設定・有給日数管理)
以下機能に関しては、「他社製品データ取り込み」機能にて取り込みができない情報となっております。各種機能ごとに設定をお願いいたします。
(ア)マイナンバー設定を行います。
「設定」→「マイナンバー設定」にてマイナンバーの登録・管理を行うことが可能です。
「マイナンバー設定」を利用するには、こちらをご確認ください。
(イ)有給日数の設定を行います。
「設定」→「有給日数管理」にて、有休日数管理で設定を行うことで「有休残日数」が「給与データ入力」画面で表示されますので、社員の有休の残日数確認が容易にできます。
「有給日数管理」を利用するには、こちらをご確認ください。