総括表/Pcdeskについてサポートセンターへ多くいただくご質問とその回答をご紹介いたします。
該当の質問をクリックすると、該当の回答へ移動します。
※日々事例を追記させていただきます。
【 よくあるご質問 】
A.総括表を[印刷]/[電子申告]する為に、総括表の情報を入力したい
D. 総括表の「給与支払者が法人である場合の代表者の氏名」を修正したい
E. 総括表と給与支払報告書のデータを電子申告する為に、出力したい
F.電子申告(eLTAX)する為に、Pcdeskに総括表と給与支払報告書のデータを取り込みたい
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以下、それぞれの回答をご案内いたします。
給料王21では、操作方法のご質問に自動応答する「AIチャットサポート」がご利用できるようになりました。
バリューサポートユーザー様は24時間365日いつでもご利用いただけます。
使用方法については、こちらをご覧ください。
A.総括表を[印刷]/[電子申告]する為に、総括表の情報を入力したい
「給与支払報告書(総括表)」(市区町村提出用)の帳票や、転記するための資料が出力できます。
ここでは、提出する市区町村の登録順(同一県の場合)に表示され、その市町村に対しての在職者や退職者などの人数が表示されます。
※「令和3年分給与支払報告書(総括表)」から書式が変更されました。
令和3年(2021年)発売の「給料王21 令和3年年末調整対応版」で、サービスパックをインストールすることで対応できます。
サービスパックのダウンロードとインストール方法については、こちらをご覧ください。
なお、令和2年(2020年)発売の「給料王21」以前の製品をお使いの場合は、新しい書式の帳票には対応しておりません。ご了承ください。
<事前準備>
Ⅰ.総括表に印刷したい情報の登録を行います。
1.「設定」→「会社情報設定」→「届出」タブを開きます。
2.「その他」の枠内に、必要な内容を入力します。
(ア)「経理責任者」欄・・・総括表の「給与支払者が法人である場合の代表者の氏名」に反映されます。(※総括表画面より修正が可能となります)
(イ)「事務担当者」「所属」欄・・・総括表の「連絡者の氏名、所属課、係名及び電話番号」に反映されます。(電話番号は、「基本」タブで、設定ができます。)
(ウ)「事業種目」欄・・・総括表の「事業種目」に反映されます。
3.「会社情報設定」画面の「税務署等」タブをクリックし、必要事項を選択・入力します。
(ア)「提出先税務署」欄・・・総括表の「所轄税務署名」に反映されます。
(イ)「会計事務所名」欄・・・総括表の「関与税理士等の氏名及び電話番号」に反映されます。
Ⅱ.社員情報設定を確認します。
1.「設定」→「社員情報設定(個別入力)」を開きます。
2.画面左上の「修正ページ」の▼をクリックし、「住民税/住所」を選択します。
3.該当社員をクリックし、画面上の[修正]ボタンをクリックします。
4.「住民税/住所」タブの「総括表」の「提出先 都道府県」「市町村」を確認し、異なるようであれば、修正をしてください。
総括表の「普通徴収対象(退職)」または「普通徴収対象」の人数としてカウントする場合は、「普通徴収」にチェックマークを入れてください。チェックマークを入れない社員は「特別徴収」にカウントされます。
※現在年調年で、年末調整の確定処理を行っている場合、修正をした際に以下のメッセージが表示されます。
内容をご確認の上[はい]ボタンをクリックすると、修正内容が現在年調年の総括表に反映します。
<操作手順>
総括表の入力について
1.「年調」→「総括表」を開きます。
2.<事前準備>で確認した提出先都道府県・市町村ごとに、人員等が表示されます。
各項目に反映される数字は以下の通りです。
(ア)「報告書人員」
「設定」→「社員情報設定(個別入力)」画面にて「総括表」の提出先都道府県、市町村を設定している社員の人数が表示されます。(退職者の人数も含まれます)
※ただし、「年調」→「年調データ入力」画面右上に「※この社員は年調の集計対象から除外されます。」と表示されている社員は、「総括表」の提出先都道府県、市町村を設定していても人数としてカウントされません。
(イ)「退職者人員」
報告書人員のうち「退職処理をした社員」の人数が表示されます。(普通徴収の退職者も含まれます)
(ウ)「特別徴収対象」
報告書人員のうち「設定」→「社員情報設定(個別入力)」画面にて、「普通徴収」にチェックマークがついていない人数が表示されます。
(エ)「普通徴収対象(退職)」
「設定」→「社員情報設定(個別入力)」画面にて「普通徴収」にチェックマークをいれた社員のうち、退職者の人数が表示されます。
(オ)「普通徴収対象」
「設定」→「社員情報設定(個別入力)」画面にて「普通徴収」にチェックマークをいれた社員のうち、在職者の人数が表示されます。
3.画面左上の「詳細表示」にチェックマークを入れると、各社員を確認することができます。
4.以下の項目は「総括表」画面にて直接、選択や入力を行うことができます。
画面左上の「詳細表示」のチェックマークを外してから操作を行ってください。
(ア)「給与の支払期間」
支払開始月、または、支払終了月の月度をクリックし、月を選択してください。
(イ) 「特別徴収対象」、「普通徴収対象(退職)」、「普通徴収対象」
総括表の「特別徴収対象者」、「普通徴収対象者(退職者)」、「普通徴収対象者(退職者を除く)」の欄に反映されます。
(ウ)「納入書の送付」、「指定番号」
総括表の「納付書の送付」、「指定番号」に反映されます。
※(ア)~(ウ)の項目は、設定を変更した後に「総括表」画面を終了し、再度開きなおした場合、元の値に戻ります。
変更した内容を反映させて総括表を印刷する場合は、変更後に「総括表」画面を閉じずに、画面上部の[印刷]ボタンより印刷を行ってください。
5.以下の項目は、画面左上の[修正]ボタンをクリックして、「総括表修正」画面に入力します。
(ア)「提出日」・・・【提出日】の欄に入力します。
(イ)「給与支払の方法及び期日」・・・【給与支払の方法、給与支払の期日】の欄に入力します。
(ウ)「給与支払者が法人である場合の代表者名の氏名」・・・<事前準備>で入力された「経理責任者」の氏名が初期値で表示されます。修正される場合は、こちらの画面から修正を行ってください。
6.「連絡者の氏名、所属課、係名及び電話番号」、「関与税理士等の氏名及び電話番号」、「事業種目」、「所轄税務署」の欄は、総括表以外の画面から入力します。
<事前準備>をご参照ください。
B. 総括表を市町村ごと、都道府県ごとに印刷したい
1.総括表の入力が終わりましたら、画面右上の[印刷]ボタンをクリックし、[書式設定]ボタンをクリックします。
2.帳票タイプが、2種類ございますので、選択し[設定]ボタンをクリックします。
(ア)『A4たて帳票 総括表資料』(市区町村提出用帳票に記載するための資料が出力できます)
(イ)『A4よこ帳票 総括表』
ただし、市区町村によっては、独自の総括表の提出が必要な場合がありますので、必ず提出帳票の確認を行ってください。
3.[プレビュー]ボタンをクリックし、印刷される帳票の様式をご確認ください。
4.「印刷」→[詳細設定]ボタンをクリックします。
(ア)「印刷範囲」欄で「都道府県で選択して印刷する」を選択すると、印刷する都道府県を選ぶことができます。
(イ)「印刷する市町村を選択する」を選択すると、市町村ごとに選択して印刷することができます。
C. 給与支払報告書の扶養親族にマイナンバーが入らない
市区町村に提出する「給与支払報告書」には、扶養親族のマイナンバーを記載するようになっております。
「給与支払報告書」に扶養親族のマイナンバー情報が反映されていない場合は、扶養親族のマイナンバーのご入力を、年末調整の計算後に行われたということが考えられます。
その場合は、以下の手順にて操作を行います。
<操作手順>
※以下の操作で、年末調整を解除して再度確定処理をやり直しする操作がございます。
確定解除を行う前に、念のため「ファイル」→「データエクスポート」より現在のデータの保存を行います。
「データエクスポート」の詳しい操作方法は、こちらをご覧ください。
1.「年調」→「年調データ入力」画面を開きます。
2.「年調データ入力検索」画面は、画面下の[開始]ボタンをクリックします。
3.該当社員のお名前をクリックします。
4.【確定済】になっておりましたら、画面左上にある[確定解除]ボタンをクリックします。
5.「年調処理の確定を解除します。~ よろしいですか?」というメッセージが表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。
年調方法により、「給与がロックされています。確定解除を継続しますか?」と表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。
6.確定解除された状態になりますので、再度画面左上の[確定]ボタンをクリックします。
7.「令和〇〇年〇〇月給与の所得税に反映させて年調処理を確定します。
よろしいですか?」と表示されましたら、[はい]ボタンをクリックします。
※ こちらの確認メッセージは、年調の確定処理方法によって異なります。
※再度、確定処理を行われる際は、年末調整の計算内容が前回確定時と同じになっているかどうかご確認ください。
※ 該当者が複数いらっしゃる場合は、「一括で解除」「一括で確定処理」で行うことも可能です。
【一括で確定解除する場合】は、こちらをご覧ください。
【一括で確定処理する場合】は、こちらをご覧ください。
7.再度確定処理が終わりましたら、「年調」→「源泉徴収票」を開いて、「給与支払報告書」でマイナンバーの印字内容についてご確認ください。
D. 総括表の「給与支払者が法人である場合の代表者の氏名」を修正したい
「年調」→「総括表」から印刷される際の「給与支払者が法人である場合の代表者の氏名」欄を修正する方法をご案内いたします。
1.「年調」→「総括表」を開きます。
2.画面左上の[修正]ボタンをクリックします。
3.「総括表修正」画面が表示されます。画面下の「給与支払者が法人である場合の代表者の氏名」欄をご確認いただき、修正後、[設定]ボタンをクリックします。
4.[印刷]→「プレビュー」にて内容をご確認ください。
E. 総括表と給与支払報告書のデータを電子申告する為に、出力したい
電子申告をするためにPcdeskに組み込む申告・申請ファイルを作成します。
データ出力ができる帳票は以下になります。
手続き |
帳票 |
対応する電子申告ソフト |
個人住民税の申告 |
・給与支払報告書(総括表) ・給与支払報告書 |
・Pcdesk |
<事前準備>
本機能に対応する場合は、令和3年(2021年)発売の「給料王21 令和3年年末調整対応版」起動時に表示される「オンラインアップデート」を行ってサービスパックをインストールしてください。
オンラインアップデート方法についてはこちらをご覧ください。
※なお、令和2年(2020年)発売の「給料王21」以前の製品では、最新年度の電子申告に対応しておりませんので、ご了承ください。
「eLTAX」で個人住民税の申告をする場合は、市町村設定にて「全国地方公共団体コード」に設定されているかご確認ください。
※「全国地方公共団体コード」が5桁の場合は下3桁、6 桁の場合は下4桁の番号を 「市町村コード」に入力します。
下記URLにて「総務省 全国地方公共団体コード」がご確認いただけます。
https://www.soumu.go.jp/denshijiti/code.html
(総務省ホームページ)
「市町村コード」が異なる場合は、こちらをクリックして市町村コードを変更してください。
電子申告をするためにPcdeskに組み込む申告・申請ファイルを作成します。
データ出力ができる帳票は以下になります。
手続き |
帳票 |
対応する電子申告ソフト |
個人住民税の申告 |
・給与支払報告書(総括表) ・給与支払報告書 |
・Pcdesk |
<操作手順>
1.「設定」→「会社情報設定」を開きます。eLTAXに登録後に届く「手続き完了通知」メールに記載されている「eLTAX利用者ID」を入力します。
2.「税務署等」タブをクリックし、該当の税務署の登録を行い、[設定]ボタンをクリックします。
3.「年調」→「総括表」を開きます。提出先都道府県の市町村コード等ご確認いただき、[終了]ボタンをクリックします。
4.「管理資料」→「電子申告・申請」画面を開きます。
5.「電子申告方法の選択」画面が表示されましたら、[e-Tax/eLTAXでの電子申告]ボタンをクリックします。
6.「電子申告」画面が表示されます。
7. 給料王のデータ選択画面で表示されているデータが一覧で表示されます。
8.1番で入力した内容が反映されているか確認します。
(ア)個人番号の設定をしている場合は、「パスワードを入力する」をクリックすると、「マイナンバー-パスワード認証」画面が表示されます。パスワードを入力していただくと、「源泉徴収票」の個人番号が出力されます。
※「マイナンバー設定」をされていない場合、「パスワードを入力する」の表示はございません。
(イ)1番でeLTAX利用者IDの入力を行っていない場合やeLTAXIDを修正したい場合は、この画面から修正が可能です。
(ウ)該当データをクリックし、赤枠で囲まれた状態で画面上の[修正]ボタンをクリックします。
(エ)「電子申告修正」画面が表示されます。eLTAX利用者ID等修正を行っていただき、[設定]ボタンをクリックします。
(オ)こちらで修正した内容は、1番の「会社情報設定」画面に反映されます。
9.出力されるデータにチェックマークを入れて、手続きを選択後、[次へ進む]ボタンをクリックします。
(ア)8番―(ア)で、パスワードを入力されていない場合は、以下のメッセージが表示されます。個人番号を出力する場合は、[いいえ]ボタンをクリックし、8番―(ア)の操作を行ってください。
(イ)個人番号の出力が必要ない場合は、[はい]ボタンをクリックします。
10.「申告・申請処理確認」画面が表示されますので、帳票の出力先等ご確認いただき、[申告・申請ファイルを作成する]をクリックします。
11.処理結果が表示されます。エラー等が表示された場合は、エラー内容により設定をご確認いただき、eLTAXにインポートを行ってください。
※Pcdeskで取り込みできない文字は以下になります。下記文字を使用されている場合は、「電子申告 申告・申請処理終了」画面にてエラー表示がされます。
※Pcdeskの操作につきましてご不明な点は、管轄の地方公共団体にお問い合わせください。
F. 電子申告(eLTAX)する為に、Pcdeskに総括表と給与支払報告書のデータを取り込みたい
給料王の「管理資料」→「電子申告・申請」から出力したeLTAX用のデータ(xml形式ファイル)を取り込む場合は、以下の操作を行ってください。
こちらの操作を行っていただければ、csv形式ファイルでなくても取り込みできます。
<操作手順>
1.Pcdeskを起動し、メインメニューを開きます。メニュー内の「申告に関する手続き」をクリックします。
2.「申告メニュー」画面になりましたら、「申告データの照会・編集」をクリックします。
3.表示された画面右下の[取り込み]ボタンをクリックします。
4.「申告データ取り込み選択」画面が表示されましたら、「地方税」にチェックマークを付けて、画面右下の[選択]ボタンをクリックします。
5.「申告データ取り込み」画面が表示されましたら、画面右下の[ファイル選択]をクリックします。
6.給料王の「電子申告・申請」画面から出力したeLTAX用のデータ(xml形式ファイル)をクリックし、画面右下の[開く]をクリックします。
7.「申告データ取り込み」画面に戻りましたら、Pcdeskに取り込むファイルにチェックマークを付け、画面右下の[取り込み]ボタンをクリックします。
8.「取り込み元のファイルを削除しますか?」という確認メッセージが表示されます。
給料王の「電子申告・申請」画面から出力したデータを削除してPcdeskに取り込みたい場合は[はい]を、「電子申告・申請」から出力したデータは残したい場合は[いいえ]をクリックします。(どちらを選択しても、データの取り込みは可能です。)
9.データの取り込みができているかご確認ください。
(取り込みができているデータは、【処理結果】欄に「処理済」と表示されます。)
G.Pcdeskに取り込む際にエラーが表示される
Pcdeskへ取り込んだ際に以下のエラーが表示される場合があります。
または、以下のメッセージ
「処理結果」が「提出先エラー」と表示されるまたは、上記エラーが表示される場合は、
「提出先市町村コード」に誤りがある可能性があります。
Hの手順にて市町村コードのご確認・修正を行ってください。
※「市町村コード」の修正後は必ず一度「総括表」画面を開いていただき、修正された市町村コードになっているかご確認ください。
H.Pcdeskに取り込む為に、市町村コードを変更したい
すでに登録済みの市町村コードを変更する場合は、以下の操作を行ってください。
Pcdeskに取り込む際の市町村コードは、任意のコードでは取り込みエラーが発生し、
取り込むことができません。
「eLTAX」で個人住民税の申告をする場合は、市町村設定にて「全国地方公共団体コード」に設定されているかご確認ください。
※「全国地方公共団体コード」が5桁の場合は下3桁、6 桁の場合は下4桁の番号を 「市町村コード」に入力します。
下記URLにて「総務省 全国地方公共団体コード」がご確認いただけます。
https://www.soumu.go.jp/denshijiti/code.html
(総務省ホームページ)
<操作手順>
1.「設定」→「市町村設定」を開きます。
2.変更したい市町村名をクリックし、太枠で囲まれた状態で、[機能]ボタンをクリックし[市町村コード変更]をクリックします。
3.「市町村コード変更」画面が表示されますので、【変更前市町村】よりコード変更したい市町村を選択します。
4.【変更後市町村コード】に変更したいコードを入力し、[設定]ボタンをクリックします。
5.確認メッセージが表示されますので[はい]・[OK]ボタンをクリックします。
※「市町村コード」の修正後は必ず一度「総括表」画面を開いていただき、修正された市町村コードになっているかご確認ください。