■給与賃金の内訳
①1ページ目:損益計算書(20)欄
②2ページ目:[給与賃金の内訳]-[支給額]-[合計]の[計]
A:エラーが発生する原因
青色申告決算書-損益計算書(1ページ目)の「給料賃金(20欄)」の金額(図:a)と、2ページ目の「給料賃金の内訳」の[支給額]-[合計]の[計](図:b)が一致していないことが原因です。
<青色申告決算書-損益計算書(1ページ目)>
<青色申告決算書-給料賃金の内訳(2ページ目)>
※令和5年分以降、青色申告決算書の「給料賃金の内訳」は4行です。
「令和5年インボイス対応版」(Version22.50.00以降)より対応しています。
エラーを解消するため、【B:損益計算書(一般用)と各ページの内訳金額を確認します】へお進みいただき、各金額を確認してください。
B:損益計算書(一般用)と各ページの内訳金額を確認します
1.以下のメッセージは[キャンセル]または[閉じる]をクリックします。
2.「青色申告決算書」画面に戻ります。
画面下の[帳票タイプ]を確認し、「A4よこ帳票」となっていることを確認します。
※帳票タイプが「税務署配布用紙(OCR用紙)」の場合は「書式設定」にて帳票タイプを「A4よこ帳票」に変更後、画面右上の[設定]をクリックしてください。
3.画面下の[プレビュー]をクリックします。
4.「青色申告決算書」のプレビュー画面が表示されます。
「給料賃金(20欄)」の金額をメモに控えてください。
5.画面左上の[次ページ]を1回クリックし、2ページ目の「給料賃金の内訳」にて[支給額]-[合計]の[計]をメモに控えます。
6.金額の確認が終わりましたら画面中央上の[閉じる]をクリックし、プレビュー画面を閉じます。
7.「青色申告決算書」を画面下の[キャンセル]で終了します。
※金額確認のために帳票タイプを変更した場合は「書式設定」にて元の帳票タイプに戻してください。
8.引き続き、【C:「損益計算書(一般用)」と各ページの内訳金額を一致させるために、各メニューより修正します】へお進みください。
C:「損益計算書(一般用)」と各ページの内訳金額を一致させるために、各メニューより修正します
2ページ目の「給料賃金の内訳」の[支給額]-[合計]の[計]の内容を修正する場合は、下記手順1.を、青色申告決算書-損益計算書(1ページ目)の「給料賃金(20欄)」の金額を修正する場合は、下記手順2.をご参照ください。
1.「決算」→「青色申告入力(一般)」より、[給料賃金の内訳]を修正します。
(ア)「決算」→「青色申告入力(一般)」を開き、[給料賃金の内訳]タブをクリックします。
(イ)[給料賃金の内訳]にて[合計]の[計]と、B-4でメモに控えた「損益計算書」の「給料賃金(20欄)」を一致させます。
修正したい従業員の氏名をクリックし(下図:a)、画面上の[入力]をクリックします(下図:b)。
※新規に給料賃金の内訳を追加する場合は、新規入力行(空欄行)をクリックし(図:c)、[入力](下図:d)をクリックします。
※令和5年分以降は4名様までです。
(ウ)必要な情報を入力し、画面下の[登録]をクリックします。
(エ)「青色申告入力(一般)」画面は右下の[設定]ボタンをクリックし、終了します。
(オ)青色申告決算書-損益計算書(1ページ目)の「給料賃金(20欄)」の金額を修正する場合は、引き続き手順2.へお進みください。
青色申告決算書-損益計算書(1ページ目)の「給料賃金(20欄)」の金額を修正する必要がない場合は、手順3.へお進みください。
2.「帳簿」→「元帳」より「給料賃金」の仕訳を修正します。
※仕訳の修正を行います。「ファイル」→「データ同期」より、商工会クラウドにデータを格納してから操作をお試しください。
(ア)「帳簿」→「元帳」を開きます。
(イ)画面左上の「科目」を「給料賃金」に切り替えます。
(ウ)画面左下の[全表示]タブをクリックし、画面右下の合計残高(下図:a)とB-5でメモに控えた[給料賃金の内訳]-[支給額]-[合計]の[計]を一致させます。
金額が異なる場合は、入力済みの仕訳内容に誤りがないか確認後、必要に応じて仕訳の修正・追加・削除を行います。
※一般所得、不動産所得、農業所得の複数所得があり、部門設定されている場合は、画面上部の「部門」を一般用の部門に切り替えます。
(エ)仕訳の修正が完了したら、画面右上の[終了]ボタンをクリックし、終了します。
(オ)手順3.へお進みください。
3.「決算」→「青色申告決算書作成」を開き、エラーが改善されているかを確認してください。