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Q.株主資本等変動計算書の作成方法

対象製品
MA1

 

 

株主資本等変動計算書は、貸借対照表「純資産の部」の一会計期間における増減を表示するもので、株主に帰属する「株主資本」の各項目と「株主資本以外」の項目(評価・換算差額等)とに区分されています。

ここでは、それらの変動内訳を入力します。

また、変動事由の追加・変更・削除を行うことができます。

 

※平成18年5月施行の会社法に準拠した【法人データ】のみ「株主資本等変動計算書」の作成が可能です。

 

なお、本システムの株主資本等変動計算書の科目区分は「勘定科目設定」で設定された科目性格ごとに勘定科目の金額が集計されます。

 

株主資本等変動計算書の科目区分

集計対象の科目性格

株主資本

資本金

資本金

本支店

グループ内取引

新株式申込証拠金

新株式申込証拠金

資本剰余金

資本準備金

資本準備金(資本剰余金)

その他資本剰余金

その他資本剰余金(資本剰余金)

利益剰余金

利益準備金

利益準備金(利益剰余金)

その他利益剰余金

別途積立金

その他利益剰余金(利益剰余金)

繰越利益剰余金

繰越利益剰余金(利益剰余金)

自己株式

自己株式

自己株式申込証拠金

自己株式申込証拠金

株主資本合計

(「資本金」~「自己株式申込証拠金」の合計)

評価・換算差額等

評価・換算差額等

他有価証券評価差額金(評価・換算差額)

繰越ヘッジ損益(評価・換算差額)

土地再評価差額金(評価・換算差額)

新株予約権

新株予約権

純資産合計

(「資本金」~「新株予約権」の合計)

 

 

 

A.操作手順

 

1.「決算」→「決算書」を開き、計算期間にて[全期間]ボタンをクリックし、[集計開始]ボタンをクリックします。

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※以下は、会社法(H18.5月施行)に準拠したデータの場合の手順となります。

※計算期間に中間決算月、または決算月を含んでいない場合は、株主資本等変動計算書を出力できません。

 

 

2.決算書作成ダイアログが表示されます。

画面下部の[次へ]ボタンにて「株主資本等変動計算書を入力してください。」画面まで進めます。

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.「株主資本等変動計算書を入力してください。」と入力画面が表示されます。

 

(ア)「差額」欄(赤字)に金額が発生している勘定科目について該当する事由へ金額を入力します。

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(イ)金額欄で[+]キーを押すと当期変動額合計と一致するように金額が自動設定されます。

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(ウ)該当の事由がない場合は、画面左下の事由設定ボタンから事由追加が可能です。

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[遡及事由設定]…遡及処理が必要な場合に事由を設定します。

[変動事由設定]…会計期間内の変動事由を設定します。

[遡及事由設定]…株主資本等変動計算書の項目名(列の見出し)の変更や、A4たて帳票(縦様式/横様式)で印刷する場合の出力項目の選択が行えます。

 

 

(エ)前期以前のデータにおいて過去に遡り修正仕訳を入力し、修正後の残高を今期の開始残高に反映させた場合は、[遡及事由設定]ボタンをクリックします。

 

 

(オ)遡及事由から「会計方針の変更による累積的影響額」を選択(下図:a)し、画面下部の[□遡及処理を行う]にチェックを付けて(下図:b)、[設定]ボタンをクリック(下図:c)します。

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(カ)遡及事由を追加する場合は、設定画面の右側[事由追加]ボタンをクリックし、「遡及事由登録」画面にて事由を全角20文字以内で入力後、[設定]ボタンをクリックします。

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(キ)[遡及処理を行う]を選択すると、「当期首残高」と「当期変動額」の間に新たに(オ)-aで設定した「遡及事由」が追加されます(下図:a)。

「遡及事由」の該当項目に修正仕訳の金額を入力することで、「当期首残高」が再計算されます。

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(ク)変動事由を追加する場合は、画面左下の[変動事由設定]ボタンをクリックし、設定画面の右側[事由追加]ボタンをクリックし、「変更事由登録」画面にて事由を全角20文字以内で入力後、[設定]ボタンをクリックします。

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※株主資本等変動計算書に集計される金額について詳しくは、「株主資本等変動計算書に集計される金額について」のQ&Aをご参照ください。

 

 

4.全ての差額欄が0円になりましたら、株主資本等変動計算書入力が完了となります。

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5.株主資本等変動計算書を印刷する場合は、[前へ]ボタンをクリックし「印刷用の情報を設定してください」画面にて、印刷する際の設定を確認します。

「株主資本等変動計算書」にチェックをつけ、その他の条件(下図(ア)~(エ))を任意に選択してください。

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(ア)縦様式/横様式の選択

株主資本等変動計算書をA4たて、もしくはA4よこのいずれかの形式で印刷するかを選択します。

※「横様式」選択する場合は「株主資本等変動計算書」以外の「貸借対照表」や「損益計算書」など他の帳票を同時に印刷することはできません。

 

<「縦様式」を選択した場合の株主資本等変動計算書>

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<横様式を選択した場合の株主資本等変動計算書>

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(イ)タイトルの印刷

「株主資本等変動計算書」のタイトルを「印刷する」「印刷しない」から選択します。

 

(ウ)西暦/和暦の選択

「株主資本等変動計算書」右上の会計期間の年表示を「西暦」「和暦」「印刷しない」から選択します。

 

(エ)事業所名の印刷

「株主資本等変動計算書」左上の事業所名を「印刷する」「印刷しない」から選択します。

 

 

6.設定が終了しましたら、画面左下の[印刷]ボタンより、プレビューまたは印刷を行います。

なお、画面左下の[Excel出力]ボタンよりExcel出力を行い、株主資本等変動計算書をExcelにて加工することも可能です。

 

 

 

 

B.こんなときは

 

株主資本等変動計算書入力画面の設定後、[次へ]ボタンをクリックしたタイミングで以下のようなメッセージが表示される場合があります。

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こちらは、利益処分等の仕訳伝票を入力したことで該当勘定科目の当期変動額が発生し、差額が出ていることを表しております。

 

このメッセージを無視して決算書を印刷することも可能ですが、貸借対照表と株主資本等変動計算書が一致しない状態で印刷され、正しい決算書が作成されません。

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以下をご確認の上、貸借対照表と株主資本等変動計算書の残高を一致させてください。

 

 

1.差額欄に金額が発生している勘定科目について該当する事由へ金額を入力します。

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金額欄で[+]キーを押すと当期変動額合計と一致するように金額が自動設定されます。

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2.全ての「差額」欄が0円になりましたら、株主資本等変動計算書入力が完了となります。

次の処理へ進み、メッセージが表示されないことをご確認ください。

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