個人の生命保険料や国民健康保険や国民年金保険料を事業の現金や普通預金から支払った場合は、事業の経費にすることができませんので、一般的には「事業主」勘定で仕訳を入力します。
※下記にご案内する内容は一般的な仕訳入力例となります。詳しくは加入されている商工会にご確認ください。
<操作手順>
例:4月1日に事業主の生命保険料10,000円が事業の普通預金口座から引き落とされた。
A.簡易振替伝票入力で入力する方法
1.「帳簿」→「簡易振替伝票入力」を開きます。
2.「月/日」欄に生命保険料が事業の普通預金口座から引き落とされた日付を入力します。
3.「摘要」欄に「生命保険料引き落とし」等と入力します。
4.「借方科目」欄にて「事業主貸」を選択します。
5.「借方金額」欄に「10,000」円と入力します。
6.「貸方科目」欄にて「普通預金」を選択します。
※「普通預金」に口座ごとの補助科目を設定されている場合は、「貸方補助」欄にて生命保険料が引き落とされた口座の補助科目を選択します。
※事業の現金で支払った場合は、「貸方科目」欄にて「現金」を選択します。
7.「貸方金額」欄には「借方金額」欄に入力した金額(例では10,000円)が自動表示されます。
キーボードの[Enter]キーでカーソルが次の仕訳入力行に進みましたら入力は完了です。
B.出納帳入力で入力する方法
1.「帳簿」→「出納帳入力」を開きます。
2.「種類」欄にて「預金出納帳」、「科目」欄にて「普通預金」を選択します。
※「普通預金」に口座ごとの補助科目を設定されている場合は、「補助」欄にて生命保険料が引き落とされた口座の補助科目を選択します。
※事業の現金で支払った場合は、「種類」欄にて「現金出納帳」、「科目」欄にて「現金」を選択します。
3.「月/日」欄に生命保険料が事業の普通預金口座から引き落とされた日付を入力します。
4.「摘要」欄に「生命保険料引き落とし」等と入力します。
5.「相手科目」欄にて「事業主貸」を選択します。
6.「引出金額」欄に「10,000」円と入力し、キーボードの[Enter]キーでカーソルが次の仕訳入力行に進みましたら入力は完了です。