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Q.得意先の「請求締めグループ」を『随時請求』から『末日締め』などの締め日に変更する方法

対象製品
販売王18以降
販売王18販売・仕入・在庫以降

 

 

「得意先登録」画面で「請求締めグループ」を『随時請求』から『末日締め』などの締め日に変更する場合には、以下の3つの方法がございます。それぞれの方法についてご確認いただき、お客様のご都合にあわせて操作方法をお試しください。

※仕入先の「支払締めグループ」を『随時支払』から『末日締め』などの締め日に変更する場合も項目名は異なりますが、同様の方法で操作をお試しください。

 

 

方法1.「請求締めグループ」のみを変更して、登録する方法

 

方法2.初めて締日請求する掛売伝票または入金伝票の伝票日付の前日を「売掛基準日」に設定し、その日時点の繰越金額を「売掛基準日残高」に設定する方法

 

方法3.随時請求得意先の設定は直接変更せずに、締日請求得意先として新規に得意先登録する方法

 

<操作方法>

 

例として、「請求締めグループ」を『随時請求』から『末日締め』に変更する方法についてご案内いたします。

 

※「請求締めグループ」を変更する場合は、事前にデータのバックアップをお取りください。

「請求締めグループ」を『随時請求』から『末日締め』に変更すると、『随時請求』に戻すことはできません。

 

1.ダイレクトメニューの「台帳」-「得意先登録」を開きます。

 

2.画面左上の「得意先コード」の[]ボタンをクリックします。

「得意先の検索:絞込み:」画面が表示されますので、「請求締めグループ」を変更する該当の得意先をダブルクリックして呼び出します。

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3.「販売/回収」タブを開き、「請求締めグループ」の[▼]ボタンをクリックして、『随時請求』から『末日締め』に変更します。

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4.以下の確認メッセージが表示されます。3つの方法がございますので、それぞれの方法についてご確認いただき、お客様のご都合にあわせて操作方法をお試しください。

 

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22シリーズ以降>

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方法1.「請求締めグループ」のみを変更して、登録する方法

 

こちらの方法では、今まで入力されている『随時請求』のグループの時に入力した伝票も売掛金管理を行うことができます。「請求締めグループ」を『随時請求』から『末日締め』に変更した後に、該当の得意先について登録済のすべての掛売伝票の「請求予定日」を締め日に設定し直します。

 

1.以下の確認メッセージは[はい]をクリックして、メッセージを閉じます。

 

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22シリーズ以降>

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2.「請求締めグループ」が『末日締め』となりますので、そのまま画面左上の[登録]ボタンをクリックして登録します。

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※[登録]ボタンをクリックしたタイミングで、以下のようなメッセージが表示される場合がありますが、[はい]をクリックしてメッセージを閉じてください。

手順6以降の操作方法により、該当の得意先について登録済のすべての掛売伝票の「請求予定日」を締め日に設定し直すことで、問題は起こりません。

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3.「得意先登録」画面は画面右上の[終了]ボタンをクリックして閉じます。

 

4.ダイレクトメニューの「販売業務」-「売上入力」を開き、画面上部の[検索]ボタンをクリックします。

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5.「伝票検索」画面が表示されます。

(1)「得意先」欄に該当の得意先を指定して、[検索]ボタンをクリックします。

(2)該当の得意先の売上伝票が検索されます。先頭の売上伝票をダブルクリックします。

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6.「売上入力」画面に該当の売上伝票が表示されます。

画面右の「請求予定日」を変更後の「請求締めグループ」の締め日に設定します。

 

例えば、「請求予定日」がXXXX/01/05の伝票で、変更後の「請求締めグループ」が『末日締め』の場合、「請求予定日」をXXXX/01/05XXXX/01/31に変更します。

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(ア) 「請求書先送」に「1」と入力してキーボードの[Enter]キーを押します。

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(イ) 「請求予定日」は翌月の末日となります。

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(ウ) 「請求書先送」に「0」と入力してキーボードの[Enter]キーを押します。

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(エ) 「請求予定日」は当月の末日となり、正しく設定されました。

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7.画面左上の[登録]ボタンをクリックします。

画面左上の「伝票番号」欄右側の赤い三角ボタンをクリックして次の売上伝票に切り替えながら、すべての売上伝票に対して手順6の作業を行います。

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8.すべての売上伝票の「請求予定日」を締め日に設定し直しが終わりましたら、「売上入力」画面右上の[終了]ボタンをクリックして閉じます。

 

以上で、方法1による「請求締めグループ」を『随時請求』から『末日締め』に変更する一連の操作が完了します。

 

 

方法2.初めて締日請求する掛売伝票または入金伝票の伝票日付の前日を「売掛基準日」に設定し、その日時点の繰越金額を「売掛基準日残高」に設定する方法

 

「請求締めグループ」を『随時請求』から『末日締め』に変更するタイミングで、「売掛基準日」の日付を『2021/10/31』に変更し、2021111日以降について末日締めとして売掛金管理を行います。

 

例として、以下の図のように、該当の得意先において、今までの『随時請求』のグループの時に入力した2021/10/22までの掛売伝票については、請求済で入金も完了していて売掛金残高が0円です。改めて、2021/11/01以降に発生する掛売伝票から末日締めとして売掛金管理を行う方法となります。

 

※「売掛基準日」を『2021/10/31』に変更したことにより、2021年10月31日以前の今までの随時請求のころの掛売伝票や入金伝票は売掛金管理の対象から外れます。そのため、随時請求のころの掛売伝票や入金伝票については、「請求締切」画面で請求書を印刷したり「売掛一覧」画面で売掛金を集計したりすることができなくなります。

 

※「売掛基準日」は、該当の得意先について売掛金管理を開始する日付を入力します。こちらで入力した日付と同日またはそれ以前の日付の売掛金管理はできません。

<例>

毎月末日締めの得意先で、11月30日が初回の締め日となる場合、10月31日を「売掛基準日」として設定し、「売掛基準日残高」に10月31日時点の売掛金の金額を入力します(売上伝票や入金伝票は11月1日以降の日付で入力します)。

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1.以下の確認メッセージは[はい]をクリックして、メッセージを閉じます。

 

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22シリーズ以降>

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2.「請求締めグループ」が『末日締め』となります。このタイミングで、画面右の「売掛基準日」の日付と、「売掛基準日残高」の金額を変更して、画面左上の[登録]ボタンをクリックして登録します。

例では、「売掛基準日」の日付を『2018/12/31』から『2021/10/31』に変更して、「売掛基準日残高」の金額を『2021/10/31』時点の売掛金残高の『0』円に変更して登録しています。

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3.「得意先登録」画面は画面右上の[終了]ボタンをクリックして閉じます。

 

4.ダイレクトメニューの「販売業務」-「売上入力」にて、2021111日以降の掛売伝票を入力して、末日締めとしての請求書を印刷したり、売掛金管理を行うことができます。

 

 

方法3.随時請求得意先の設定は直接変更せずに、締日請求得意先として新規に得意先登録する方法

 

「得意先登録」画面で、今までの「請求締めグループ」が『随時請求』のものは変更せずにそのまま残します。同じ得意先ですが、別途、新しい得意先コードで「請求締めグループ」を『末日締め』として得意先登録して売掛金管理を行っていく方法となります。

 

該当の得意先について、随時請求のころの登録済の掛売伝票の件数が多く、方法1の操作方法では、すべての掛売伝票の「請求予定日」を締め日に設定し直すことが難しい。方法2の操作方法では、変更後の「売掛基準日」の日付以前の随時請求のころの掛売伝票や入金伝票が売掛金管理の対象外となるのは困るというような場合の対処方法となります。

 

1.以下の確認メッセージは[いいえ]をクリックして、メッセージを閉じます。

 

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22シリーズ以降>

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2.画面左上の[ ►►]ボタンをクリックします。

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3.「得意先コード」欄に新しい得意先コードが表示されて、新規に得意先を入力できる状態となります。「基本」タブで、「得意先名」や「住所1」など必要に応じて入力します。

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4.「販売/回収」タブで、「請求締めグループ」の[▼]ボタンをクリックして、『末日締め』を選択して、今後、末日締めとして売掛金管理を行っていくように「売掛基準日」と「売掛基準日残高」を入力します。

例では、「売掛基準日」の日付を『2021/10/31』に変更して、「売掛基準日残高」の金額を『2021/10/31』時点の売掛金残高の『0』円に変更して登録しています。

この他の必要な項目を入力した上で画面左上の[登録]ボタンをクリックして登録します。

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5.「得意先登録」画面は、画面右上の[終了]ボタンをクリックして閉じます。

 

6.ダイレクトメニューの「販売業務」-「売上入力」を開きます。

売上伝票を作成する際に、「得意先」欄には、手順4で「請求締めグループ」を『末日締め』として新規に登録した得意先コードを指定して、2021111日以降の掛売伝票を入力します。今後は新しい得意先コードで、末日締めとしての請求書を印刷したり、売掛金管理を行うことができます。

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【こんなときは】

売上伝票を作成するときに、「得意先の検索:絞込み」画面には、同じ得意先名で、「請求締めグループ」が『随時請求』のころの得意先コードと、新規に「請求締めグループ」を『末日締め』として登録した得意先コードが表示されて、得意先コードを間違えて入力することがないように、今後は使用しない「請求締めグループ」が『随時請求』のころの得意先名を変更して、区別できるようにしていただくことをおすすめいたします。

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※「得意先名」は、ダイレクトメニューの「台帳」-「得意先登録」にてご変更いただけます。

1.「得意先登録」画面左上の「得意先コード」欄の▼ボタンをクリックして、「得意先の検索:絞込み:」画面が表示されるので、該当の得意先を呼び出します。

2.「得意先名」欄の得意先名を分かりやすい名称に変更して、画面左上の[登録]ボタンをクリックします。

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