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Q.雑・公的年金等の所得金額の計算方法について

 

公的年金等の雑所得の所得金額は、国税庁が公開しております以下の速算表に基づき計算されます。

受給者の「年齢」および「公的年金等の収入金額A」に該当する「公的年金等に係る雑所得以外合計所得金額B」の計算式を使って算出します。

 

<公的年金等の雑所得の計算>

 

こちらもご参照ください。

国税庁-公的年金等に係る雑所得の速算表(令和2年分以後)

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1600.htm

 



例1)

(1)年齢 : 65歳以上
(2)公的年金等に係る雑所得以外の合計所得金額() : 500万円
(3)公的年金等の収入金額の合計額()       : 350万円

 

上記計算式に合わせて計算した場合、公的年金等の雑所得の所得金額は次のようになります。

 

 

3,500,000円×75%-275,000円=2,350,000

 

 

例2)

(1)年齢 : 65歳以上
(2)公的年金等に係る雑所得以外の合計所得金額() : 500万円
(3)公的年金等の収入金額の合計額()       : 420万円

 

上記計算式に合わせて計算した場合、公的年金等の雑所得の所得金額は次のようになります。

 

 

4,200,000円×0.85-685,000円=2,885,000

 

 

 

こんなときは・・

 

公的年金等の雑所得の所得金額は、「基本情報設定」画面に登録されている申告者の『生年月日』の内容と、「所得の内訳」画面に入力されている年金所得の内容を元に控除額が自動計算されます。

正しい公的年金等の雑所得の所得金額が反映されない場合は、申告者の生年月日の設定をご確認ください。

 

<操作手順>

 

1.「基本設定」→「基本情報設定」を選択します。

 

 

2.「基本情報設定」画面が開きます。

  画面左側の性別の右にある『生年月日』欄に、正しい生年月日を入力します。

 (昭和35年12月31日の場合は「19601231」と入力し、エンターキーを押すと

  「S.35/12/31」と変換されます。)

 

 

3.画面左上[登録]ボタンをクリックし、入力内容を保存します。

 

 

4.「申告書」→「第一表・第二表」を開き、正しい公的年金等の雑所得の所得金額が表示されていることをご確認ください。

 

 

 

 

 

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