販売王24シリーズの24.01.00のバージョンにて、「電子送信」機能が追加され、これにともない「台帳」→「得意先登録」に「電子送信時の送信先」という新しい項目が追加されました。
販売王24シリーズの24.01.00以降のバージョンで、「ツール」→「テキストデータ入力」にて得意先データを取り込みする際は、入力形式に「得意先台帳.電子送信時の送信先」の項目を追加して、テキストデータ入力を行います。
「得意先台帳.電子送信時の送信先」の項目には、得意先のメールアドレス宛に請求書の電子送信する場合は「1」(半角数字)を、得意先の担当者のメールアドレス宛に請求書の電子送信する場合は「2」(半角数字)を入力します。
A.得意先別に「得意先台帳.電子送信時の送信先」の値を設定する方法
B.全ての得意先の「得意先台帳.電子送信時の送信先」に同じ値を設定する方法
A.得意先別に「得意先台帳.電子送信時の送信先」の値を設定する方法
<事前準備>
得意先のCSVデータ上に「得意先台帳.電子送信時の送信先」の項目を追加します。
1.得意先のCSVデータを開きます。
2.CSVデータ上で、[A]列をクリックして選択した後、右クリックして「挿入」をクリックします。
[A]列をクリックします。
3.[A]列に新しい列が挿入されます。
1行目に項目のタイトル「電子送信時の送信先」を入力し、得意先ごとに送信先の値を入力します。
得意先のメールアドレスを電子送信先とする場合 | 「1」(半角数字)を入力します。 |
得意先の担当者のメールアドレスを電子送信先とする場合 | 「2」(半角数字)を入力します。 |
4.得意先データにて、電子送信時の送信先の情報を入力が完了しましたら、保存して、得意先のCSVデータを閉じてください。
<操作手順>
1.ダイレクトメニューの「ツール」-「テキストデータ入力」を開きます。
2.「テキストデータ入力」画面が表示されます。
「入力形式名称」の▼ボタンをクリックして、「得意先台帳(販売王11~形式)」を選択します。
3.画面左下の[入力形式編集]ボタンをクリックします。
4.「入力形式編集」画面が表示されます。画面左側の「入力形式」枠内の「対象項目名」に「得意先台帳.電子送信時の送信先」という項目を追加します。
(ア)先頭の「得意先台帳.得意先コード」の項目をクリックして選択し、画面左下の[追加]をクリックします。
※選択した項目の上に追加する項目が挿入されます。
(イ)「入力形式-項目選択」画面が開きます。
「主となるデータ」の「+」をクリックして開きます
(ウ)追加したい項目の「得意先台帳.電子送信時の送信先」のみ☐をクリックしてチェックを入れて、画面下の[選択]をクリックします。
(エ)手順(ア)で選択した項目の上に、「得意先台帳.電子送信時の送信先」の項目が追加されたことを確認して、画面下の[別名保存]をクリックします。
(オ)「別名保存」画面が表示されますので、分かりやすい名前に変更して[保存]をクリックします。
5.「テキストデータ出力」画面に戻ります。
「入力形式名称」の▼ボタンをクリックして、手順4(オ)で保存した入力形式名称を選択されていることを確認します。
6.「入力元」にて「パソコン内のファイル」を選択し、「ファイル名」欄右の[参照]をクリックします。
7.「ファイルを開く」画面が表示されます。「ファイルの場所」欄に得意先データの保存先を指定して、得意先データを選択し、画面右下の[開く]をクリックします。
8.「テキストデータ出力」の画面に戻ります。
画面下の [開始]ボタンをクリックしてテキストデータ入力します。
※下記の確認メッセージが表示される場合は、そのまま[はい]をクリックします。
9.「テキストデータ入力」のプレビュー画面が開きます。一番左に「電子送信時の送信先」が追加されていて、データの内容が一致していることを確認して、画面下の[開始]をクリックします。
10.インポート処理中となりますので、このままお待ちください。
11.「正常にXX件のテキストデータを入力しました。」というメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックしてメッセージ画面を閉じます。
以上で得意先データのテキストデータ入力の操作は完了となります。
B.全ての得意先の「得意先台帳.電子送信時の送信先」に同じ値を設定する方法
全ての得意先の「得意先台帳.電子送信時の送信先」に同じ値を設定する場合は、「ツール」-「テキストデータ入力」にて、「得意先台帳.電子送信時の送信先」の項目に固定値を設定します。
この場合は、得意先のCSVデータ上に「得意先台帳.電子送信時の送信先」の項目を追加しなくても差し支えありません。
<操作手順>
1.ダイレクトメニューの「ツール」-「テキストデータ入力」を開きます。
2.「テキストデータ入力」画面が表示されます。
「入力形式名称」の▼ボタンをクリックして、「得意先台帳(販売王11~形式)」を選択します。
3.画面左下の[入力形式編集]ボタンをクリックします。
4.「入力形式編集」画面が表示されます。
(ア)画面右側の「データ一覧」の「対象外項目名」をスクロールして下げて、「得意先台帳.電子送信時の送信先」という項目の「固定値」欄をクリックして値を入力します。
全て得意先のメールアドレスを電子送信先とする場合 | 「1」(半角数字)を入力します。 |
全て得意先の担当者のメールアドレスを電子送信先とする場合 | 「2」(半角数字)を入力します。 |
(イ)「得意先台帳.電子送信時の送信先」の「固定値」が入力されたことを確認して、画面下の[別名保存]をクリックします。
(ウ)「別名保存」画面が表示されますので、分かりやすい名前に変更して[保存]をクリックします。
5.「テキストデータ出力」画面に戻ります。
「入力形式名称」の▼ボタンをクリックして、手順4(ウ)で保存した入力形式名称を選択されていることを確認します。
6.「入力元」にて「パソコン内のファイル」を選択し、「ファイル名」欄右の[参照]をクリックします。
7.「ファイルを開く」画面が表示されます。「ファイルの場所」欄に得意先データの保存先を指定して、得意先データを選択し、画面右下の[開く]をクリックします。
8.「テキストデータ出力」の画面に戻ります。
画面下の [開始]ボタンをクリックしてテキストデータ入力します。
※下記の確認メッセージが表示される場合は、そのまま[はい]をクリックします。
9.「テキストデータ入力」のプレビュー画面が開きます。項目に対してデータの内容が一致していることを確認して、画面下の[開始]をクリックします。
10.インポート処理中となりますので、このままお待ちください。
11.「正常にXX件のテキストデータを入力しました。」というメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックしてメッセージ画面を閉じます。
以上で得意先データのテキストデータ入力の操作は完了となります。