源泉所得税が差し引かれている事業収入がある場合、「申告書」→「第一表・第二表」の「所得の内訳」より入力します。
また、源泉所得税が差し引かれている事業収入の「所得の内訳」を入力することで、第二表の「所得の内訳」欄にその内容を反映させることができます。
詳細については、以下をご参照ください。
<操作手順>
例:事業収入(650,000円)の内、源泉徴収税額(12,345円)が差し引かれている場合
1.「申告書」→「第一表・第二表」を開きます。
2.画面上の[所得の内訳]ボタンをクリックします。
3.会計製品から連携した所得の内訳(所得の種類:営業等/種目:青色または収支より)の左側[修正]ボタンをクリックします。
4.会計製品から連携された金額をもとに、確定申告書(第二表)の「所得の内訳書」に印刷させるための情報を設定します。
(ア)「所得の内訳追加/修正」画面にて「支払者」の「氏名・名称」「法人番号又は所在地」を入力し(下図:a)、「源泉徴収税額」欄に営業収入の源泉徴収税(総額)を入力します(下図:b)。
※会計製品から連携された「収入金額」「差引金額」「控除前の所得金額」を変更すると確定申告書(第一表)の収入金額や所得金額が正しく計算されません。変更しないでください。
(イ)画面上の[入力終了]ボタンをクリックします。
以上で第一表への入力が完了します。引き続き第二表の入力を行います。
(ウ)「所得の内訳書」画面に戻ります。「所得の内訳」画面上部[直接入力]ボタンをクリックします。
(エ)「所得の内訳入力」画面左上[反映]ボタンをクリックすると、(ア)で入力した内容がこちらの画面に反映します。
(オ)画面左上「□所得の内訳は、当画面の値を使用する。」をクリックし、チェックを付けます。
(カ)事業収入の内、源泉徴収されている収入について支払調書等などをもとに、
「所得の種類」「種目」「給与などの支払者の「名称」及び「法人番号又は所在地」等」「収入金額」「源泉徴収税額」を手入力します。
※他の支払者分も入力します、4つ以上の場合は、「次頁」ボタンを押して入力します。
ここで入力された内容が、確定申告書(第二表)の「所得の内訳(所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額)」に反映されます。
(キ)入力後、画面上の[登録]ボタンをクリックします。
5.「所得の内訳」画面に戻りますので、画面上部[登録]ボタンをクリックします。
6.「第一表、第二表」の画面に戻りますので、「税金の計算」の「源泉徴収税額」に、手順5-(カ)にて手入力した金額が反映されていることをご確認ください。
7.画面上の「印刷」をクリックし、「申告書印刷」画面上の「プレビュー」より、第二表の「所得の内訳」へ入力した内容が反映していることをご確認ください。