2つの会計データの仕訳を1つの会計データに合算するには、「ツール」→「仕訳データ合算」より行います。
※※ご注意ください※※
・合算元と合算先のデータにおいて、科目や部門体系が一致していない場合は「仕訳データ合算」を行うことができません。また、仕訳以外は合算されません。
<事前準備>
万が一のため、<操作手順>を行う前に以下の操作にて、データの格納・再取得を行ってください。
1.「ファイル」→「データ同期」より現在選択中の会計データを格納します。
2.再度「ファイル」→「データ同期」より対象データを更新モードで取得します。
※この際、下記のメッセージが表示されますので[はい]をクリックします。
<操作手順>
例:「データ選択」画面にある『ソリマチ電機株式会社 A支店』の仕訳を、現在選択中の『ソリマチ電機株式会社 本社』に合算したい場合
1.「ファイル」→「データ選択」を開きます。
合算先データ(例では本社)が選択されていること(ファイルマークが赤線で囲まれていること)を確認し、[閉じる]ボタンをクリックして「データ選択」画面を閉じます。
※他のデータが選択されている場合は、合算先データ(例では本社)をクリックして青く反転させ、[選択]ボタンをクリックしてデータを切り替えてください。
2.「ツール」→「仕訳データ合算」を開きます。
3.『合算相手』で合算元データ(例ではA支店)を選択し、『現在のデータ』に合算先データ(例では本社)が表示されていることを確認します。
4.合算期間、合算条件などの設定を行い、画面下の[OK]ボタンをクリックします。
(ア)合算期間
・伝票日付指定
伝票日付を指定して仕訳を合算する場合にチェックをつけ、合算する伝票日付を指定します。
(イ)合算条件
・仕訳作成日指定仕訳作成日を指定して仕訳を合算する場合にチェックをつけ、合算する作成日を指定します。
・合算期間の仕訳をすべて削除してから合算する
『現在のデータ』(合算先データ)の合算期間で指定した伝票日付の仕訳をすべて削除してから、仕訳を取り込む場合にチェックをつけます。
チェックをつけることで、合算期間の仕訳を『合算相手』の仕訳と完全一致させることができます。
※合算時に削除した『現在のデータ』(合算先データ)の仕訳は元に戻せません。
例:仕訳を合算する際に、合算期間(2XXX/04/01~2XXX/03/31)を指定し、「合算期間の仕訳をすべて削除してから合算する」にチェックをつけた場合
<合算前の『現在のデータ』(本社)の仕訳>
<合算前の『合算相手』(A支店)の仕訳>
<合算後の『現在のデータ』(本社)の仕訳>
合算前の仕訳は削除され、『合算相手』(A支店)の仕訳のみになります。
(ウ)取込仕訳の設定
・合算時に伝票番号を付け直す
『合算相手』(合算元データ)の仕訳の伝票番号を、『現在のデータ』(合算先データ)の伝票番号の
最大値+1から順に付け直して取り込む場合にチェックをつけます。
例:『現在のデータ』(本社)で、伝票番号30まで入力済みの場合、『合算相手』(A支店)の仕訳の
伝票番号は31から順に付け直されて取り込まれます。
・合算する仕訳に付箋を付け直す
『合算相手』(合算元データ)の仕訳の付箋を無視して付箋を付け直す場合にチェックをつけます。
・合算する仕訳に部門を付与する
『合算相手』(合算元データ)の仕訳に指定した部門を付与して『現在のデータ』(合算先データ)に取り込む場合にチェックをつけ、付与する部門を指定します。
例:部門「第一製造」を付与して仕訳を合算したい場合
<『合算相手』(A支店)データ>
『現在のデータ』(本社)の「仕訳データ合算」で「合算する仕訳に部門を付与する」にて、
「第一製造」を選択して合算を実行します。
合算されるタイミングで部門が「第一製造」として『現在のデータ』(本社)に取り込まれます。
<『現在のデータ』(本社)>
5.下の画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
6.合算処理が完了すると下の画面が表示されます。
引き続き仕訳データ合算を行う場合は[はい]ボタンをクリックし、仕訳データ合算を終了する場合は[いいえ]ボタンをクリックします。