2024年11月6日(水)より「MA1」最新バージョンの提供をインターネット経由で開始いたします。
「MA1」の起動時に表示される[オンラインアップデート]を実施していただくと新たに追加された機能をご利用いただけます。
インストールは通常数分程度で完了し、今までの設定などはそのまま引き継がれますので、安心してご活用ください。
A:機能アップ内容
「総勘定元帳」と「補助元帳」を一度の処理で印刷できるようになりました
いままで「総勘定元帳」と「補助元帳」は、それぞれ印刷を行い、手作業にて勘定科目順に並び替える必要がありました。
本アップデートを行うことで、「総勘定元帳」と「補助元帳」を同時に印刷することができるようになり、勘定科目順に並び替える作業が不要となりました。
「帳簿」-「元帳」の印刷画面にて、新たに「補助科目ありの科目の出力方法」欄を追加しました。
「元帳種別」にて「総勘定元帳」を選択している場合に、補助科目がある科目の出力方法を選択することができます。
● 総勘定元帳・・・補助科目がある科目を「総勘定元帳」で印刷します。
【例】「普通預金」に補助科目がある場合 (「普通預金」で印刷)
● 補助元帳・・・補助科目がある科目を「補助元帳」で印刷します。
【例】「普通預金」に補助科目がある場合 (「普通預金」の補助元帳「A銀行」「B銀行」などを印刷)
● 出力しない・・・補助科目がある科目の元帳は印刷しません。
別途、補助元帳を印刷するため総勘定元帳の印刷時には除外したい場合などに利用します。
【例】「普通預金」に補助科目がある場合 (「普通預金」は印刷されない)
「消費税申告書作成」より、電子申告用ファイル(.xtx)を作成できるようになりました
「消費税」-「消費税申告書作成」機能に新しく[電子申告]ボタンを追加しました。
本アップデート後は「みんなの電子申告」に代わり、「消費税申告書作成」より、消費税の電子申告用ファイル(.xtx)を作成することができます。
「消費税」-「消費税申告書作成」機能に、[電子申告]ボタンが追加されました。
【事前準備】
1.「導入」-「事業所・消費税情報設定」にて、必要な情報を入力します。
(ア)利用者識別番号を入力します。
(イ)法人事業の場合:「法人番号」欄に法人番号を入力します。
(ウ)個人事業の場合:「マイナンバー」欄に個人番号を入力します。
2.画面右下の[設定]ボタンをクリックします。
3.「消費税」-「消費税申告書作成」にて提出先税務署名を入力し、[設定]ボタンをクリックします。
【操作手順】
1.「消費税」-「消費税申告書作成」を開き、画面右上[電子申告]ボタンをクリックします。
2.「ファイルの出力先」にて電子申告ファイルの出力先を選択し、右上[実行]ボタンをクリックします。
3.個人事業データの場合、「マイナンバーのパスワード入力」画面が表示されます。【事前準備】にて設定したパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
※法人事業データの場合は手順4へお進みください。
4.「申告処理終了」画面が表示されます。処理結果を確認し、画面右上[閉じる]ボタンをクリックします。
※右下[国税庁のe-Taxソフトを起動する]ボタンより、国税庁のe-Taxソフトを起動することもできます。
5.国税庁のe-Taxソフトを起動し、手順2.で選択した出力先に作成された電子申告ファイル(.xtx)を組み込んでください。
「AIメニュー」が今最適なメニューをご提案します
AIメニュー機能で、利用頻度の高い機能や過去の使用履歴をもとに、今このタイミングであなたに必要なメニューを提案します。
年1回の忘れがちな作業も、必要な時期にだけ表示されるので、効率よくMA1をご利用いただけます。
「仕訳検索」「仕訳置換」機能の「経過」欄に「控除100%(空欄)」を追加しました
「仕訳検索」「仕訳置換」機能の「経過」欄の選択肢に「控除100%(空欄)」を追加しました。
これにより、仕訳の「経過」欄に「指定なし(空欄)」を選択して登録した仕訳(適格請求書発行事業者との取引仕訳)のみを絞り込み、検索や置換を行うことができるようになります。
「経過」欄の選択肢に、「0 控除100%(空欄)」を新たに追加しました。
「仕訳検索」画面
「仕訳置換」画面
「フィルター表示」画面
B:最新バージョン適用方法
最新バージョンの提供後、「MA1」の起動時に下の画面が表示される場合は、下記手順にて最新バージョンをご利用のパソコンにインストールしていただくことで上記機能アップ内容をご利用いただけます。
インストール後は今までの設定などはそのまま引き継がれますので、引き続きご利用いただけます。
1.下の画面が表示される場合は[いいえ]をクリックします。
2.「ファイル」→「データ同期」を開きます。
3.取得中の会計データがある場合は、「データ格納」や「同期解除」を行います。
4.メニューバーの「ヘルプ(H)」→「オンラインアップデート(U)」をクリックします。
5.[今すぐアップデートチェックを行う]をクリックします。
6.下の画面が表示されますので[はい]をクリックします。
7.下の画面が表示されます。
会計事務所クラウド上のデータを取得する場合は、「パスワード」欄に古いバージョンで使用していた「パスワード」を入力し、[ログイン]をクリックします。
8.画面の指示に沿って、インストールしてください(インストールは通常数分程度で完了します)。
9.「MA1」の起動後は、「ファイル」→「データ同期」より処理する事業所データを取得していただくとバージョンアップが行われ、上記の新機能をご利用いただけます。