令和6年分の源泉徴収票を作成する際に、年末調整を行われた社員については、定額減税について以下の内容を記載することになりました。
以下は、国税庁発行の「令和6年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表の作成と提出の手引」からの抜粋です。
以下の設定を行うことで、必要な記載内容が源泉徴収票の摘要欄に反映されるようになります。
その後に、源泉徴収票の出力を行ってください。
※ご注意ください
年末調整の計算結果を元に定額減税の情報が取り込まれます。
そのため、年調計算の処理が全て終わりましたら、摘要取込を行ってください。
<操作手順>
1.「年調」→「年調データ入力」画面を開きます。
2.「年調データ入力検索」画面が表示されますので検索条件等設定していただき、[開始]ボタンをクリックします。
3.画面上部の[取込]→[摘要取込]をクリックします。
4.「取込対象選択」画面が表示されましたら、「定額減税・扶養情報取込」にチェックマークを入れ、[取込]ボタンをクリックします。
5.画面下の「源泉徴収票の摘要欄」に、定額減税の情報が取り込まれます。
A.年末調整を行った一般的な例
年調所得税額と年調減税額の金額によって表示が異なります。
1.年調減税額を全額控除できた場合(年調所得税額(ア)≧年調減税額(イ)の場合)
源泉徴収票の摘要欄には、源泉徴収時所得税減税控除済額に年調減税額、控除外額に「0円」が表示されます。
(例)年調減税額が30,000円の場合
2.年調減税額が控除しきれなかった場合(年調所得税額(ア)<年調減税額(イ)の場合)
源泉徴収時所得税減税控除済額に実際に控除した金額、控除外額に控除しきれない金額が表示されます。
(例)年調減税額120,000円の内、34,550円控除ができ、控除しきれなかった金額が85,450円の場合
B.非控除対象配偶者分の定額減税の適用を受けた場合
C.非控除対象配偶者が障害者に該当する場合
非控除対象配偶者について詳しくはこちらをご覧下さい。
※摘要取込後に給与や賞与の金額を修正したなど情報に変更があった場合、再度摘要取込を行ってください。
内容が上書きされます。
ただし、年調減税対象者から年調減税非対象者になった場合などは、摘要取込を行っても情報が上書きされません。
手入力で情報の削除を行ってください。