以下の操作内容は、令和6年度の年末調整のみに関するものです。
令和6年度において年末調整の確定処理を行った後、年調方法を変更して再度確定処理を行う場合、定額減税対象者の所得税等の金額が正しく表示されない場合があります。この場合は、一度給与(もしくは賞与)データ入力画面を開きなおしてから、確定処理を行ってください。
例として、一度「給与年調」で確定処理を行った後、「単独年調(最終給与)」で確定処理をし直した場合でかつ、12月給与時点で定額減税の控除しきれない額が93,976円残っている場合でご説明いたします。
※令和6年度においての定額減税対象者限定の操作です。
<例>
1.「年調」→「年調データ入力」にて「給与年調」で確定処理を行うと以下のように表示されます。
<年調データ入力>
(例)年末調整をした結果、還付額が19,264円だった場合
<給与データ入力(台帳形式)>
(ア)給与年調の場合、最終給与の所得税は徴収しないため、「控除前税額」と「定額減税」は「0」で表示されます。
(イ)また、所得税欄に過不足額が反映するため今回の例であれば還付額19,264円が所得税欄に表示されます。
2.年調方法を変更するため、「年調」→「年調データ入力」にて、確定を解除します。
3.「単独年調(最終給与)」で確定処理をし直した場合、以下のように表示されます。
<年調データ入力>
(例)年末調整をした結果、還付額が22,034円だった場合
<給与データ入力(台帳形式)>
(ア)単独年調(最終給与)で確定処理をした場合、通常通り12月給与の所得税を徴収した上で、「その他」欄にある「年末調整額」に過不足額が反映します。
(イ)所得税欄については、その月に控除する所得税額が表示されます。
今回の例の場合、12月給与時点で定額減税の残額が93,976円残っていますので、12月の所得税額2,770円分が全額減税されることになります。したがって控除前税額は「2,770」、定額減税は「2,770」、所得税は「0」が正しい表示となりますが、所得税に金額が残ったままになっています。
※[定額減税]+[所得税]=[控除前税額]が正しい状態です。
これは、給与年調で確定処理後に、給与データ入力を開かずにそのまま単独年調(最終給与)で確定処理をしているためです。
正しい金額を反映させるためには、以下の操作を行ってください。
<操作手順>
1.「年調」→「年調データ入力」を開き、確定解除を行います。
2.「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」を開き、該当社員の名前をクリックします。
※この時、画面右上の表示をご確認ください。
画面が自動計算状態(右上のF11が[手入力へ])となっている場合は、手順3にお進みください。
画面が手入力状態(右上のF11が[自動計算へ])となっている場合は、以下もご確認ください。
A.画面右上の所得の表示が「所得:計算」になっている場合
特に行っていただくことはございません。手順3にお進みください。
B.画面右上の所得の表示が「所得:手入」になっている場合
所得税が手入力状態となり自動計算がされません。所得税を自動計算させるために、以下の操作を行ってください。
※所得税の手入力が必要な場合は「所得:手入」の状態で手入力を行ってください。
(ア)「所得税」の文字の上で右クリックし、「所得計算へ」をクリックします。
(イ)画面右上が「所得:計算」に変わり、所得税が自動計算されます。
3.給与データ入力画面は終了し、再度「年調」→「年調データ入力」にて確定処理を行います。
4.「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」を開き、「控除前税額」「定額減税」「所得税」が正しい金額で表示されていることをご確認ください。