会計王PROを複数台のパソコンでピア・ツー・ピア環境としてお使いになる場合、ホストパソコンにクライアントパソコンが接続できるようにするために、ホストパソコンにて各種設定を行います。
※ピア・ツー・ピア環境での運用を行う前に、ホストパソコンからクライアントパソコン、クライアントパソコンからホストパソコンが正常にネットワークで繋がっているかどうか、ご確認ください。
A.ホストパソコンとクライアントパソコンに会計王PROをインストールします。
B.利用者設定にて、クライアントパソコンからログインするユーザー名を登録します。
F.クライアントパソコンの接続先をホストパソコンのサーバーに変更し、ログインします。
A.ホストパソコンとクライアントパソコンに会計王PROをインストールします。
ホストパソコンとクライアントパソコンに会計王PROをインストールします。
インストール方法につきまして、こちらをご参照ください。
※すでにホストパソコンとクライアントパソコンに会計王PROをインストールされている場合は、
ホストパソコンにて、下記手順B.から各種設定を行います。
B.利用者設定にて、クライアントパソコンからログインするユーザー名を登録します。
会計王PROを複数台のパソコンでピア・ツー・ピア環境としてお使いになる場合は、
ホストパソコンの「会計王PRO」の「ファイル」→「利用者設定」にて、クライアントパソコンからログインする
利用者のユーザー名等を登録します。
<操作手順>
1.ホストパソコンの「会計王PRO」を起動し、「ファイル」→「利用者設定」を開きます。
2.画面下[利用者登録]ボタンをクリックします。
3.「利用者登録」画面が表示されますので、クライアントパソコンからログインする「ユーザー名」「氏名」「備考」「パスワード」「パスワード確認」などを設定します。
(ア)「ユーザー名」
クライアントパソコンからログインするユーザー名を半角英数字20文字以内で入力します。
(イ)「氏名」
氏名を入力します(空欄のままでも構いません)。
(ウ)「備考」
補足的な内容を入力します(空欄のままでも構いません)。
(エ)「パスワード」
ログイン画面で入力するパスワードを半角英数字や記号(%、$、&など)14文字以内で入力します
(パスワードが不要な場合は、空欄のままでも構いません)。
(オ)「パスワード確認」
上記「パスワード」と同じパスワードを入力します。
(カ)「システム管理者として登録する」
チェックを入れますとシステム管理者として登録され、本システムの全ての機能が利用可能になります。
(キ)「承認権限設定」
この機能を使用する場合は、「導入」→「事業所・消費税情報設定」-「その他」タブで、「承認機能を利用する」にチェックをつけて設定していただく必要があります。
4.登録する利用者ごとに各機能の使用に対して権限設定する場合に、[権限設定]ボタンをクリックします。
利用者ごとに、各機能の「使用させる/させない」を設定する場合は、こちらをご参照ください。
5.クライアントパソコンからログインする「ユーザー名」「氏名」「備考」「パスワード」「パスワード確認」などの設定が完了しましたら、画面下[登録]ボタンをクリックします。
6.追加した利用者が表示されていることを確認し、[閉じる]をクリックします。
※会計王PROを3ライセンスでご利用する場合は、上記手順B-1~5を参照してもう1つのクライアントパソコンからログインする利用者を登録します。
C.ピア・ツー・ピア環境設定を行います。
会計王PROを複数台のパソコンでピア・ツー・ピア環境としてお使いになる場合は、ホストパソコンで環境設定を行う必要があります。
1.ホストパソコンの会計王PROを終了し、「ソリマチ アプリケーション」→「ソリマチ製品 サポートと設定ツール」を開きます。
※ご利用のOSにより、操作が異なります。
<Windows11の場合>
Windowsのスタートボタン →[すべてのアプリ]→[ソリマチ アプリケーション]→[ソリマチ製品 サポートと設定ツール]を選択します。
<Windows10の場合>
Windowsのスタートボタン →[ソリマチ アプリケーション]→[ソリマチ製品 サポートと設定ツール]を
選択します。
2.「会計王XXPRO」→「ピア・ツー・ピア環境設定」を開きます。
※製品のバージョンによりフォルダー名が異なります。上記「XX」には製品バージョンの数字が入ります。
※「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、「はい」をクリックします。
3.「ピア・ツー・ピア環境設定」画面が表示されます。画面内の製品名を確認し、ホストパソコンに接続するクライアントのシリアル番号を「追加シリアル番号」に入力し、画面下の[設定]ボタンをクリックします。
※すでに入力されている「シリアル番号」は、ホストパソコンのシリアル番号です。(入力・変更できません)
4.下のメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
5.表示されている画面は、右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
6.ホストパソコンにて、会計王PROを起動しますと設定が有効になります。
D.ファイアウォールの例外を設定します。
ホストパソコンにて、ファイアウォールの例外設定を行います。ファイアウォールの例外を設定する方法につきまして、こちらをご参照ください。
E.プロトコルを有効化にします。
ホストパソコンにて、プロトコルを有効化にします。プロトコルを有効化にする操作につきまして、こちらをご参照ください。
以上で、会計王PROを複数台のパソコンでピア・ツー・ピア環境としてお使いになる場合、
ホストパソコンにクライアントパソコンが接続できるようにするためのホストパソコンでの設定が完了となります。
引き続き、クライアントパソコンの設定を行います。
下記手順Fにお進みください。
F.クライアントパソコンの接続先をホストパソコンのサーバーに変更し、ログインします。
クライアントパソコンの接続先を、ホストパソコンのサーバーに変更し、ログインします。
<操作方法>
1.クライアントパソコンの会計王PROを起動します。
2.「オンラインアップデート」の画面が表示された場合は、[OK]または[はい]ボタンをクリックし、最新のサービスパックプログラムのインストールを行います。
3.「重要なお知らせ」の画面が表示された場合は、画面右下[閉じる]ボタンをクリックします。
4.「データベース作成方法選択」の画面が表示されますので、選択肢の中から「接続するSQL Serverを変更する。」を選択し、画面下[OK]ボタンをクリックします。
5.「接続先設定」の画面が表示されますので、「SQL Server」の▼ボタンをクリックし、選択肢の中からホストパソコンのサーバー名を選択して、「起動時に接続先設定ダイアログを表示する」のチェックを外して画面下[接続]ボタンをクリックします。
※ホストパソコンのサーバー名は、ホストパソコンの「会計王PRO」を起動し、ダイレクトニュー画面の右下に表示されております。
例:ホストパソコンのコンピューター名¥SORIMACHI20XX (20XXにはSQL Serverのバージョンが入ります)
6.ホストサーバーに接続できますと「ログイン」画面が表示されます。上記手順Bで登録したクライアントパソコンからログインする「ユーザー名」、「パスワード」を入力し、画面下[ログイン]ボタンをクリックします。
7.会計王PROが立ち上がりましたら、「ファイル」→「データ選択」を開き、ホストパソコンとデータの内容が一致していることをご確認ください。