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MA1のマイナーアップデートの適用方法について

2024年8月27日(火)において「MA1商工会エディション」のマイナーアップデートプログラムの提供がインターネット経由で開始されます。

今回のマイナーアップデートでは、「VM1証憑ビューワー起動改善」「ワードパッド廃止対応」「OS和暦対応」「オンラインアップデート改善」「医療法人 経営情報DB義務化対応」「連合会一括印刷でのエラーについて」について、プログラムが提供されます。

 

なお、マイナーアップデートプログラム提供以降、アップデート作業を行っていただくことで、以降記載の機能アップ内容をご利用いただけます。

インストール後は今までの設定などはそのまま引き継がれますので、再設定の作業はなく引き続きご利用いただけます。

 

1.「MA1」の起動時に下記のいずれかのメッセージが表示されます。表示内容に対し[はい]または[OK]をクリックします。

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2.以降、画面の指示に沿って、インストールしてください。

(インストールは通常数分程度で完了します)。

 

注意:「MA1」の起動後は下のメッセージが表示される場合があります。

[OK]をクリックするとデータの更新が行われます(データの更新には少し時間がかかり

ます。

処理を中断せず、そのまま「MA1」が起動するまでお待ちください)。

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※「MA1」起動時にアップデート画面が表示されない場合の対処方法

 

1.「MA1」起動後、メニューバーの「ヘルプ(H)」→「オンラインアップデート(U)」をクリックします。

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2.[今すぐアップデートチェックを行う]をクリックします。

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※以降、画面の指示に沿って、インストールしてください(インストールは通常数分程度で完了します)。

 

 

 

MA1の主な機能アップ内容

 

本アップデートを行うことで新たに追加された機能をご利用いただけます。

 

「VM1証憑ビューワー起動改善」

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証憑一覧の参照ボタンを押下後、「証憑ビューワーが起動していない」とエラーメッセージが表示されていましたが、証憑ビューワーを起動するようにします。

 

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【現状】エラーメッセージが表示

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【修正】証憑ビューワーを起動する

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「ワードパッド廃止対応」

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Windows11 24H2 のワードパッド廃止に伴い、ワードパッドの代わりにメモ帳で起動するように変更します。

 

・Windows11以外のOSでもメモ帳が起動するように変更します。

・下記機能で出力されるエラーログをメモ帳で開くようにします。

 [所得税確認申告](MA1商工会エディションとWeb確定申告の連携時)

 [仕訳データ受入]

 [手形仕訳転送]

 [データ次年度更新](H19.4減価償却制度改正コンバート)

 [期末残高繰越処理](H19.4減価償却制度改正コンバート)

 [資産ファイルのエクスポート](達人連動コンポーネント)

 

例)仕訳データ受入でエラーが発生した際のログ

 

【現状】ワードパッドが起動

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【修正】メモ帳を起動

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「OS和暦対応」

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日時表示形式を和暦にしていると日付の表示が誤った年になったり、エラーが発生し処理が続行できかった症状を改善します。

 

■OSの和暦表示

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■データ同期の利用状況で取得日付が誤った年になっている。

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■MR1に登録データがあってもエラーメッセージが表示され、取り込めません。

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下記機能が修正対象です。

 ・データ同期

 ・勘定科目内訳書

 ・連合会一括印刷ツール

 ・クリニックデータ取込

 ・MoneyLink明細取込(AI自動推測)

 ・MA1 達人連動コンポーネントのインストール

 ・クラウドログ

 

 

「オンラインアップデート改善」

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オンラインアップデート機能について、幾つかの改善を行います。

 

  • 通信の安全化の強化
  • 負荷軽減・リスク低減
  • ダウンロード速度の改善

 

いずれも本アップデートの次SPのオンラインアップデートから有効となります。

このため、本アップデート自体の取得・適用時には改善が行われていない従来のオンラインアップデート形式のままとなりますので、ご注意ください。

 

 

「医療法人 経営情報DB義務化対応」

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医療法人データでの「経営状況に関する情報」の出力に対応します

 

医療法人は令和5年8月以降、病院・診療所の経営情報の報告が義務化され、所定の様式に経営情報を記入して提出することが必要となりました。

本対応により、報告が必要な「経営状況に関する情報」に関して、報告書を出力できる機能を提供します。

 

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【対応方針】

・「経営状況に関する情報」の報告用科目にMA1上の勘定科目を紐づけ、それを元に金額を集計して報告書を作成します。

・報告義務があるのは「経営状況に関する情報」 と「職種別給与総額及びその人数に関する情報」となりますが、このうち「経営状況に関する情報」の”金額”の出力に対応します。それ以外のMA1が持たない諸情報や「職種別給与総額及びその人数に関する情報」の出力には対応しません。これらは作成後の報告用Excelファイルに手入力して運用いたします。

 

① 所定の報告用科目に対してどの科目を集計するか設定し、報告様式に出力する機能を追加します。

 

「経営状況に関する情報」を出力するための機能[経営状況報告書作成]をメニューに追加します。決算後に出力する書類となるためメニューの追加先は「決算」タブとします。ファンクションメニュー「集計設定」から、報告様式に沿った報告用科目に対して集計するMA1上の勘定科目とその集計方法を設定します。設定完了後、同機能から報告書の出力も行えます。

 

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② 報告書は厚労省ホームページで公開されている報告様式を利用し、金額欄に集計した金額を直接出力します。

 

[経営状況報告書作成]のファンクションメニュー「出力」から様式への出力ができます。

画面上で選択している出力形式に応じて「病院(様式1)」 と「診療所(様式2)」の2種類が作成可能です。

下記の報告様式をそのままテンプレートとして配布し、作成にあたっては様式の所定欄に集計した金額を直接出力することで報告書を作成します。

 ・直接入力_病院_様式1.xlsx

 ・直接入力_診療所_様式2.xlsx

 

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③ 補足

 

■報告様式のヘッダー項目について

基本的には報告書作成後に手入力により運用となります。MA1で情報を持っていて出力可能な項目は出力対象とします。(後述の表参照)

なお、今回出力対象外としている「職種別給与総額及びその人数に関する情報」のページでも、

「経営状況に関する情報」のページをセル参照しているヘッダー項目は入力不要になります。

 

■対象製品・データについて

下記をすべて満たす場合のみ対象とします。

 ・製品が「MA1」(会クラ/商クラ)

 ・科目体系が「法人」のデータ

 ・商工会クラウド上の産業分類が「医療、福祉」のデータ

※これ以外の製品・データでは当該機能は非表示になります。

 

■「経過措置」様式について

所定の様式には 2024/7/31 までの報告で利用可能な経過措置用の報告様式がありますが、当機能では対応しません。

※任意記載欄の違いのみのため、必要であればMA1で出力後、ユーザーが自身でダウンロードした経過措置用の報告様式に転記する運用になります。

 

■介護データについて

経営情報等の報告義務は介護データも対象となっていますが、 MA1の仕様上介護データを

区別できないため当機能で介護データは考慮しません。

 

■初期設定について

初期状態での紐づけ設定は下記データのみ実施します。

 ・業種別テンプレートの医療業(法人)から新規作成したデータ

当該データの初期科目をベースに設定し、適当な勘定科目が無い場合は未設定のままとします。

それ以外のデータ(医業法人以外のテンプレート、らくらくエスコートの法人データ、通常の新規作成、コンバートデータ)についてはすべて手動で設定していただくことになります。

 

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「連合会一括印刷でのエラーについて」

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連合会一括印刷で発生していたエラーについて、Acrobat Reader を最新に更新することで対処することで、エラーが解消され、これまで通りの印刷処理が行えるようになります。

 

 

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