ソリマチ製品Q&A製品Q&Aは「いつでも」「すべてのページを」「どなたでも」ご覧になれます。

Q. 減価償却資産を購入する際に下取りに出した資産がある場合

対象製品
農業簿記12 以降
農業簿記12 JAバージョン以降

 

 

古い資産を下取りに出し、減価償却資産を新たに購入した場合は、下取りに出した資産に対する処理と、購入した資産の登録、それぞれの操作が必要です。
また、損益計算書や貸借対照表は、「減価償却資産登録」への処理とは別に、仕訳を作成することで計上されます。

全体を通しては以下の流れで行います。 

 

A.下取りに出した資産の登録を修正します 

B.新しく購入した資産を登録します 

C.売却・購入の仕訳を作成します 

 

 

<操作手順>

 

A.下取りに出した資産の登録を修正します 

 

1.「資産台帳」→「減価償却資産登録」を開きます。

該当資産をダブルクリックするか、黒枠で囲み画面右上の[修正]ボタンをクリックして「減価償却資産登録修正」画面を開きます。

 

2.「減価償却資産登録修正」画面の「登録状況」を「売却」に変更し、その右側に表示される[売却除却]ボタンをクリックします。

image001.jpg

 

3.「売却除却」画面で売却除却年月日と売却金額を入力し、[登録]ボタンをクリックします。

ここで入力する金額は下取り価格になります。

image002.jpg

 

4.「減価償却資産登録修正」画面に戻りますので、[登録]ボタンをクリックします。

 

 

 

B.新しく購入した資産を登録します 

 

1.「資産台帳」→「減価償却資産登録」を開き、画面右上の[新規]ボタンをクリックします。

image003.jpg

 

2.「減価償却資産登録修正」の画面が表示されますので、新たに購入した固定資産の情報を登録します。

※取得価格については、下取り価格を引かれる前の金額を入力してください。

image004.jpg

 

3.必要事項に入力後、[登録]ボタンをクリックしますと、新規に登録した資産名称が「減価償却資産登録」画面に表示されます。

※償却方法・耐用年数など詳細については所轄税務署などにご相談ください。

 

 

 

C.売却・購入の仕訳を作成します 

※すでに手入力で売却と購入の仕訳を入力されている場合はこの操作は必要ありません。

 

1.「決算」→「自動仕訳」→「減価償却費仕訳作成」を開きます。

※「減価償却資産登録」の画面が表示された場合は、右上の[仕訳作成]ボタンをクリックします。

 

2.〔仕訳作成〕タブにて、作成する条件を選びます。

今回の場合、「新規取得資産の仕訳を作成する」「売却除却損益の仕訳を作成する」「売却収入の仕訳を作成する」にチェックを入れます。

image005.jpg

 

3.〔勘定科目設定〕タブを開き、仕訳作成時の相手科目を設定します。

勘定科目に補助科目を設定している場合は、補助科目まで設定する必要があります。

image006.jpg

 

4.上記2.の「償却費計上方法」で間接法」の選択をした場合は〔償却累計額科目設定〕タブを開き、減価償却累計額の勘定科目を指定します。

 

5.上記2.~4.の設定が完了したら[作成開始]ボタンをクリックします。

これにより、減価償却資産の売却・購入の仕訳が自動作成されます。
仕訳作成後は、「日常」→「帳簿」→「簡易振替伝票入力」画面等を開き、自動仕訳が作成されていることをご確認ください。

image007.gif

 

 

 

 

 

 

 

この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています