農業簿記を起動する際に、「起動環境の作成に失敗しました」というエラーが表示されることがあります。
このエラーは、農業簿記の起動に必要なフォルダーへのアクセスが出来ない環境になっている可能性がございます。
下記の操作手順A.~D.を順番にお試しになり、解決するかご確認をお願いします。
A.起動に必要なフォルダーのアクセス許可の設定を確認します。 B.現在インストールされている農業簿記をアンインストール(削除)し、インストールし直します。 |
<操作手順>
A.起動に必要なフォルダーのアクセス許可の設定を確認します。
パソコンの[スタート]ボタンを右クリックし、「エクスプローラー」を開きます。以下のフォルダーを開いてアクセス許可の設定を行ってください。
・「Cドライブ」→「ユーザー」→「お客様のユーザー名」→「ドキュメント」→「Sorimachi」
・「Cドライブ」→「Program Files(x86)」なければ「Program Files」→「Sorimachi」
・「Cドライブ」→「ユーザー」→「パブリック」→「パブリックのドキュメント」
→「Sorimachi」
アクセス許可の設定方法は こちら をご参照ください。
B.現在インストールされている農業簿記をアンインストール(削除)し、インストールし直します。
※この操作でデータが消えることはありません。
※インストールの際は、最新版のCD-ROMをご利用いただくか、ソリマチクラブにご加入のお客様は「そり蔵ネット」よりダウンロードできます。
1.農業簿記をアンインストール(削除)するため、「コントロールパネル」を開きます。
ご使用パソコンのOSバージョンによって「コントロールパネル」を開く方法が異なります。
以下の該当するOSバージョンの手順をご参照ください。
●Windows 11の場合
Windowsの「スタート」→「すべてのアプリ」→「Windowsツール」→「コントロールパネル」をダブルクリックします。
●Windows 10の場合
Windowsの「スタート」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」をクリックします。
2.「コントロールパネル」の画面が表示されます。
画面右上の表示方法を「カテゴリ」に切り替え、「プログラムのアンインストール」をクリックします。
3.「プログラムと機能」画面が開きます。削除したい製品名「農業簿記XX」の上で右クリックし、[アンインストールと変更]をクリックします。
※製品名はバージョンごとに分かれています。
※「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]のボタンをクリックします。
4.「プログラムの保守」画面が表示されましたら「削除」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
5.確認メッセージが表示されます。アンインストールする場合は[OK]ボタンをクリックします。
6.アンインストール中は下の画面が表示されます。このまましばらくお待ちください。
7.アンインストールが完了しますと下の図が表示されます。
[完了]ボタンをクリックし、アンインストール処理を終了します。
※コンピューターの再起動を促すメッセージが表示された場合は、再起動をお願いします。
8.アンインストールが完了しましたら、農業簿記のインストールを行います。
下記よりお客様に合ったインストール方法をご覧ください。
●CD-ROMを使用する場合は こちら
※CD-ROMをお使いの場合は最新バージョンのCD-ROMをお使いください。
●「そり蔵ネット」よりダウンロード・インストールする場合は こちら
インストール完了後、農業簿記を起動し、エラーが改善されるようになるか、ご確認をお願いします。
改善しない場合は、引き続きC.の操作をお試しください。
C.管理者権限のあるユーザーアカウントを作成して起動を試します。
該当するOSをクリックし、作成します。
※管理者権限を持つアカウントで操作を行ってください。
●Windows11の場合
1.画面下のWindows[スタート]ボタンの上で右クリックし、「システム」をクリックします。
2.「設定」画面が表示されます。左側より「アカウント」をクリックし、「他のユーザー」をクリックします。
3.「その他のユーザー」画面が表示されます。
「その他のユーザーを追加する」欄の[アカウントの追加]をクリックします。
4.「このユーザーはどのようにサインインしますか?」画面が表示されます。
「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
5.「アカウントの作成」画面が表示されます。
「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。
6.「このPCのユーザーを作成します」画面が表示されます。
「このPCを使うのはだれですか?」欄にユーザー名(半角英数字)を入力し、[次へ]をクリックします。
7.「アカウント」画面に戻ります。
6.の操作で作成したユーザーをクリックし、[アカウントの種類と変更]をクリックします。
8.「アカウントの種類と変更」画面が表示されます。
「アカウントの種類」を「管理者」に設定し[OK]をクリックします。
9.アカウント画面に戻りますので、画面は[×]で終了します。
10.新規で作成したアカウントで起動するため、「サインアウト」をします。
デスクトップ画面下の[スタート]ボタンをクリックします。
11.「現在サインインしているユーザー名」をクリックし、「サインアウト」をクリックします。
12.しばらくすると、ロック画面が表示されます。
画面上でクリックすると、ユーザーを選択する画面に切り替わります。
13.画面左下より、新しく作成したアカウント名をクリックし、画面中ほどの[サインイン]ボタンをクリックします。
14.新しいアカウントでパソコンが起動しますので、農業簿記のアイコンをクリックし、起動ができるかご確認ください。
●Windows10の場合
1.画面下のWindows[スタート]ボタン →「設定」をクリックします。
2.「アカウント」をクリックします。
3.画面左側の「家族とその他のユーザー」をクリックし、「その他のユーザーをこのPCに追加」を選択します。
4.「このユーザーはどのようにサインインしますか?」の画面になります。
「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
5.「アカウントの作成」画面が表示されます。
「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。
6.「このPCのアカウント作成」画面が表示されます。
「このPCを使うのはだれですか?」欄にユーザー名(半角英数字)を入力し、[次へ]をクリックします。
7.「アカウント」画面に戻ります。
ユーザー名をクリックし、[アカウントの種類の変更]をクリックします。
8.「アカウントの種類の変更」画面が表示されます。
「アカウントの種類」を「管理者」に設定し[OK]をクリックします。
9.アカウント画面に戻りますので、画面は「×」で閉じます。
10.新規に追加したアカウントで起動するために、「サインアウト」をします。
デスクトップ画面左下の「スタート」ボタンをクリックします。
11.スタート画面左上の「現在サインインしているユーザー名」をクリックし、「サインアウト」を選択します。
12.しばらくすると、ロック画面が表示されます。
画面上でクリックすると、ユーザーを選択する画面に切り替わります。
13.画面左下より、新しく作成したアカウント名をクリックし、画面中ほどの[サインイン]ボタンをクリックします。
14.新しいアカウントでパソコンが起動しますので、農業簿記のアイコンをクリックし、起動ができるかご確認ください。
※新しいアカウントで起動できた場合は、元のユーザーアカウントの「ドキュメント」フォルダーがMicrosoftで提供しているクラウドサービス「OneDrive」に同期されている可能性がございます。同期を解除されるか、新しいアカウントでご使用いただくようお願いします。
新しいアカウントでも起動できない場合は、次の操作を行います。
D.セキュリティソフトで例外設定を行います。
農業簿記の起動に関連するフォルダーを例外設定し、起動できるようになるかお試しください。
(例外設定をする操作方法は、各メーカー様により異なります。お手数ですがウイルスチェックソフトのメーカー様にご確認下さい。)
例外設定をお試しいただきたい箇所は、以下の3箇所になります。
・「Cドライブ」→「Program Files(x86)」なければ「Program Files」→「Sorimachi」
・「Cドライブ」→「ユーザー」→「お客様のユーザー名」→「ドキュメント」→「Sorimachi」
・「Cドライブ」→「ユーザー」→「パブリック」→「パブリックのドキュメント」→「Sorimachi」
設定後に、農業簿記が正常に起動できるようになるかご確認ください。