【原因】
・選択されているデータが正しくない可能性があります。
・選択されているデータの青色申告決算書と確定申告書の情報が一致していない可能性があります。
下記手順をお試しいただき、上記エラーが解消されるかお試しください。
C.「みんなの確定申告<令和2年分申告用>」で利用者識別番号を確認し、収入金額や所得金額を取り込みます
D.「みんなの電子申告<令和2年分e-Tax連携オプション>」より「申告・申請処理」を実行します
A.会計製品で利用者識別番号の確認をします
1.会計製品を起動し、「ファイル」→「データ選択」より2020年データが選択されていることを確認します。
2.「導入」→「事業所・消費税情報設定」を開き、画面右中央の「利用者識別番号」に利用者識別番号が入力されていることを確認します。
◆「利用者識別番号」が設定されている場合
画面右下の[設定]をクリックし、手順Bへお進みください。
◆「利用者識別番号」が設定されていない場合
「利用者識別番号」を設定後、画面右下の[設定]をクリックし、手順Bへお進みください。
B.「青色申告決算書」の金額を確認します
1.「決算」→「青色申告決算書」の画面下部「プレビュー」をクリックします。
2.「青色申告決算書」の「損益計算書」の以下項目の金額をメモに控えてください。
※画面左上「印刷」から印刷していただいても結構です。
青色申告決算書(一般用) |
売上(収入)金額(1欄) |
所得金額(45欄) |
|
青色申告決算書(不動産所得用) |
収入金額 計(4欄) |
所得金額(23欄) |
<青色申告決算書(一般用)>
<青色申告決算書(不動産所得用)>
3.確認したら、「プレビュー」画面上部の「閉じる」で閉じます。
4.「青色申告決算書」画面左下「確定申告データ出力」をクリックします。
5.下のメッセージが表示されますので、[はい]または[OK]をクリックします。
6.「青色申告決算書」(または「収支内訳書」)画面は画面右下の[キャンセル]で終了します。
7.「決算」→「所得税確定申告」をクリックし、手順Cへお進みください。
C.「みんなの確定申告<令和2年分申告用>」で利用者識別番号を確認し、収入金額や所得金額を取り込みます
1.「税制改正や機能改良の内容を確認しますか?」の画面が表示される場合は、[確認しない]を選択し、「みんなの確定申告<令和2年分申告用>」を起動します。
2.「導入」-「申告者設定」を開き、画面右下の[電子申告する]をクリックします。
3.[利用者識別番号]を設定します。
4.郵便番号の入力により、[住所地の地方自治体]が自動設定されますので、内容を確認してください。なお、訂正が必要な場合は▼より、該当する地方自治体を選択します。
5.画面下の[登録]をクリックします。
6.「申告書」→「申告書B(第一表、第二表)」を開きます。
7.手順B-2でメモに控えた金額と確定申告書Bの以下の金額を確認します。
(ア)「青色申告決算書(一般用)」の「売上(収入)金額(1)」と「確定申告書B」の「収入金額等」-「事業」-「営業等(ア)」が一致していることを確認します。
(イ)「青色申告決算書(一般用)」の「所得金額(45)」と「確定申告書B」の「所得金額」-「事業」-「営業等(1)」が一致していることを確認します。
(ウ)「青色申告決算書(不動産所得用)」の「売上金額」-「計(4)」と「確定申告書B」の「収入金額等」-「不動産(ウ)」が一致していることを確認します。
(エ)「青色申告決算書(不動産所得用)」の「所得金額(23)」と「確定申告書B」の「所得金額」-「不動産(3)」が一致していることを確認します。
◆(ア)~(エ)が一致している場合
C-手順9へお進みください。
◆(ア)~(エ)が一致していない場合は
C-手順8へお進みください。
8.B-手順2でメモに控えた金額と確定申告書Bの各項目の金額が一致していない場合は、B-手順4で出力しておいた青色申告決算書の収入金額や所得金額データを取り込みなおします。
(ア)画面中央上部の「データ取込」をクリックします。表示されるメッセージは[はい]または[OK]をクリックしてください。
(イ)画面右側の「専従者給与(控除)の合計額」(55)欄に金額がある場合は、金額欄をダブルクリックします。
(ウ)「事業専従者一覧表」が表示されますので、専従者の氏名をダブルクリックし、[氏名][フリガナ][性別][生年月日][個人番号][続柄][従事月数][専従者給与額]をご入力いただき、「登録」をクリックします。
※事業専従者が複数いる場合は、専従者ごとに氏名をダブルクリックし、同様に必要事項を入力し登録してください。
(エ)入力が終わりましたら「事業専従者一覧表」画面は右上[終了]をクリックします。
(オ)再度、C-手順7に戻り、「青色申告決算書」と「確定申告書」の「収入金額」や「所得金額」が一致していることを確認し、C-手順9へお進みください。
9.「確定申告書B」は画面右上の[終了]より終了し、「みんなの確定申告<令和2年分申告用>」も終了します。
手順Dへお進みください。
D.「みんなの電子申告<令和2年分e-Tax連携オプション>」より「申告・申請処理」を実行します
1.デスクトップに作成された「みんなの電子申告<令和2年分e-Tax連携オプション>」のアイコンをダブルクリックし、起動します。
※会計製品から起動する場合は、「決算」→「電子申告」より起動してください。
2.「みんなの電子申告<令和2年分e-Tax連携オプション>」にて「データ一覧」よりエラーが発生する申告者様のデータをクリックし(図:ア)、[削除](図:イ)をクリックします。
3.[削除処理の選択]画面が表示されますので、[単一削除]をクリックします。
4.確認メッセージが表示されますので、[はい]をクリックします。
5.再度、データ一覧に申告者様のデータを登録します。[新規作成]をクリックします。
6.パソコンにインストールされている対象製品が表示されます。対象製品をクリックします。
7.画面下部の「データの選択」より、該当の事業所名・申告年度(2020年)データの左側にある□の中にチェックをつけます。
※同じ事業所名で同じ2020年のデータが複数表示されていませんか?
対象製品にて2020年度データが複数作成されており、それぞれの2020年度データに利用者識別番号が設定されています。
このような場合は、一旦、画面下の[キャンセル]をクリックし、下記の操作を行います。
(ア)会計製品を起動し、「ファイル」→「データ選択」より申告に関係ないデータに切り替えます。
(イ)「導入」→「事業所・消費税情報設定」にて利用者識別番号に設定されている番号を、キーボードの[Delete]キーなどで消去し、画面下の[設定]をクリックします。
(ウ)「決算」→「電子申告」より「みんなの電子申告<令和2年分e-Tax連携オプション>」を起動し、再度、D-手順5からの操作を行います。
8.「確定申告製品とデータ」タブをクリックし、D-手順7.にて選択した申告者様の確定申告書データも選択します。
※同じ申告者が複数表示されていませんか?
「みんなの確定申告<令和2年分申告用>」にて同じ申告者のデータが複数作成されており、それぞれのデータに利用者識別番号が設定されています。
このような場合は、一旦、画面下の[キャンセル]をクリックし、下記の操作を行います。
(ア)「みんなの確定申告<令和2年分申告用>」を起動し、「ファイル」→「データ選択」より申告に関係ないデータに切り替えます。
(イ)「導入」→「申告者設定」にて画面右下の「電子申告する」の左側にある□の中のチェックを外し、画面下の[登録]をクリックします。
(ウ)「みんなの確定申告<令和2年分申告用>」を終了し、会計製品の「決算」→「電子申告」より「みんなの電子申告<令和2年分e-Tax連携オプション>」を起動し、再度、D-手順5からの操作を行います。
9.画面下の[設定]をクリックします。
10.[提出先税務署の一括入力]画面が表示される場合は、ドロップダウンリストより提出先税務署を設定し、[OK]をクリックします。
11.赤枠で囲まれている申告者様の「会計製品」「確定申告製品」にそれぞれ出力対象となる事業所名や申告者名が表示されていることを確認します。
○:正しい設定
赤枠で囲まれている申告者様の「会計製品」欄には「D-手順6で選択した製品名 (事業所名2020年)」と表示され、「確定申告製品」欄には「確定申告 R02 (申告者名)」と表示されます。
×:エラーが発生する設定
赤枠で囲まれている申告者様の「会計製品」もしくは「確定申告製品」のどちらか一方にしか表示されていない、または、利用者識別番号が製品ごとに異なるため「会計製品」と「確定申告製品」が別々に表示されている。
12.「データ一覧」の該当データ行の左側「選択」の上段をクリックし赤いチェックマークを入れます(図:ア)。
[令和2年分の所得税の申告]をクリックします(図:イ)。
13.「申告・申請処理確認」画面にて「帳票の出力先」をご確認の上、[申告・申請処理を実行する]をクリックします。
14.「申告・申請処理完了」画面にて「エラーあり0件」と表示されたことをご確認ください。