対象製品
給料王21以降
国税庁の年調ソフトから出力したデータを取り込んだ際のログファイルに、「保険料控除証明書の電子データから作成されていない明細が存在します」と表示された場合、以下の3通りの原因が考えられます。
①年調ソフトにて保険料控除証明書のデータをインポートした後、インポートした明細を手入力で修正した。
②年調ソフトにて保険料控除証明書のデータをインポートした後、インポートしたものとは別の明細を手入力した。
③年調ソフトにて保険料控除証明書のデータをインポートせず、すべての明細を手入力した。
いずれの場合も、取り込みが完了したあと、「年調」→「年調データ入力」の「保険料申告書」タブにて、それぞれの明細の内容および計算された控除額が正しいかご確認いただきたいと存じます。
(年調ソフトから印刷した申告書を社員より提出してもらい、取り込まれたデータと比較していただくことをお勧めいたします。)
※なお、給料王に取り込みできる明細の行数には限りがございます。
給料王に取り込みされた明細の行数より、年調ソフトで入力された明細の行数の方が
多い場合は、年調ソフトで入力した明細の一部が、給料王に取り込まれません。
ただし、控除額は取り込まれなかった明細も加味して計算されます。
この場合、取り込まれた明細をもとに計算した控除額と、給料王で計算された控除額
が異なる可能性がございます。
<例>
年調ソフトにて、「社会保険料控除」欄に明細が3行ある場合
■年調ソフト
■年調ソフトから出力した電子データを取り込んだ後の給料王
【社会保険料控除】欄に取り込みできる明細は2行までなので、年調ソフトで3つ目に入力したウの明細は取り込まれません。
ただし、【合計(控除額)】欄に表示される控除額は、ウの明細も加味して計算されます。