「データ作成」は、本システムで処理を行うため、事業所(事業主)のさまざまな情報を登録していきます。
農業簿記のインストール後、初めて起動した場合は「新規作成」画面が自動で表示されます。
※既に本システムを起動したことがある場合は、「データ管理」→「ツール」→「データ作成」を開きます。
下図の画面が表示されますので、新規に農業簿記データを作成したい場合のいずれかを選択します。
〇かんたんデータ作成(推奨)
表示される質問に答えていくだけで、お客様に適したデータが作成できます。
〇詳細なデータ作成
1画面で最低限必要な項目や設定を直接入力することができるので、素早くデータを作成できます。
既に農業簿記のご使用に慣れている方のみご使用ください。
2つの作成方法についてご案内いたします。
<操作手順>
A.かんたんデータ作成(推奨)
1.[かんたんデータ作成(推奨)]ボタンをクリックします。
2.かんたんデータ作成―[基本]画面が表示されます。事業所(事業主)の住所など、基本的な情報を入力します。[次へ]をクリックします。
※「事業」「会計期間」はデータ作成後に変更できません。ご注意ください。
※「データ作成場所」は通常変更する必要はございません。[変更]する場合は、必ずお使いのパソコンのハードディスクの新しいフォルダーを指定してください。
3.かんたんデータ作成―[申告]画面が表示されます。事業所(事業主)の申告方法を選択します。
[次へ]をクリックします。
※個人事業の申告区分の選択は、データ作成後に変更も可能ですが、勘定科目体系が異なりますのであらかじめ分かっている場合は、正しく選択してください。
※「電子帳簿保存する/しない」はデータ作成後に変更できません。ご注意ください。
4.かんたんデータ作成―[営農]画面が表示されます。主な営農状況を選択します。
[次へ]をクリックします。
※「部門管理」は[申告]画面で複数の事業を選択した場合は、自動的に「あり」になります。
主な事業のみで、栽培作物ごとに収支計算を行いたい場合は「あり」を選択します。
5.かんたんデータ作成―[完了]画面が表示されます。設定した内容が表示されます。ご確認の上、お間違いなければ[データ作成]ボタンをクリックします。
6.データ作成が完了すると以下の確認画面が表示されます。引き続き初期設定を行いますので、[OK]をクリックします。
7.作成したデータに合わせ、必要な初期設定を行うための確認画面が表示されます。
(作成したデータによって、表示されない画面もあります)
設定を行う場合は、[はい]を選択します。
一度データ作成を完了させ、後ほど「初期」→「基本」画面より各設定を行うことも可能です。その場合は[いいえ]を選択します。
途中で設定を終了することも可能です。開いた画面の[終了]ボタンで閉じ、次の確認画面に進めてください。
(1)消費税情報の設定:「申告」タブの「消費税」で「免税」以外を選択した場合に表示されます。
[はい]をクリックすると、「消費税情報設定」画面が開きます。消費税に関する基本情報を設定し、[設定]をクリックします。消費税処理方法については こちら をご覧ください。
(2)口座の設定:銀行口座ごとの残高管理を行う場合は設定します。
[はい]をクリックすると、「口座登録」画面が開きます。金融機関名称~期首日時点の預貯金残高を入力し、[登録する]をクリックします。
※預貯金口座が1つであれば、[いいえ]をクリックしてください。
(3)部門の設定:「営農」タブの「部門管理」で「あり」を選択した場合に表示されます。
[はい]をクリックすると、「部門設定」画面が開きます。修正や追加作成してください。
[「かんたんデータ作成」で用意した部門を使用する]にチェックを入れて、部門階層を選択すると、あらかじめ用意した部門が設定されているので、作成が簡単です。
詳しい操作手順は こちら をご覧ください。
(4)減価償却資産登録:減価償却資産の登録を行います。
登録する場合は[はい]をクリックします。「減価償却資産登録修正」画面が開きます。
登録手順は こちら をご覧ください。
(5)育成資産管理:「営農」タブの「果樹栽培」「家畜飼育」の「あり」を選択した場合に表示されます。
育成中の果樹や牛馬の登録を行う場合は[はい]をクリックします。「育成資産種別登録」画面が開きます。
登録手順は、 こちら をご覧ください。
(6)棚卸資産登録:農産物などの棚卸資産の登録と期首残高を登録する場合は、[はい]をクリックします。
「棚卸資産登録」画面が開きます。作物名称~金額を入力し、[次へ]をクリックします。
続いて、農産物以外の期首の入力画面が開きます。作物等の名称~金額を入力し、[次へ]をクリックします。
「棚卸資産 期首残高登録」画面が開きます。金額を確認し、[登録する]をクリックします。
(7)不動産登録:「申告」タブの主な事業、またはその他の事業で「不動産」を選択している場合に表示されます。
[はい]をクリックすると、不動産の申告に必要な物件や賃借人を登録画面が表示されます。
登録の仕方については こちら をご覧ください。
(8)期首残高登録:期首残高の登録を行います。
(2)(4)(6)で設定した期首残高は表示されてきます。貸借差額が0になるよう設定します。
登録の仕方については こちら をご覧ください。
8.各設定が完了しますと、以下の終了画面が表示されます。[終了]をクリックします。
B.詳細なデータ作成
1.[詳細なデータ作成]ボタンをクリックします。
2.[データ作成]画面が開きます。「事業所名」「住所」「会計期間」等を入力し、[作成]ボタンをクリックします。
※事象所名は必須項目ですので、個人事業の場合も必ず入力してください。
※電子申告をする場合は税務署から発行される通知書類等に記載のある「利用者識別番号」を入力してください(電子申告をしない場合は入力する必要はありません)。
※法人データで会計期間の期首が1/1以外の場合は、先に経営形態を「法人事業」にチェックを入れてから入力ください。
※「会計期間」「経営形態」「製造原価がある」「イニシャルキー」「電子帳簿保存する/しない」はデータ作成後に変更できません。ご注意ください。
※「データフォルダー」は通常変更する必要はございません。[参照]から変更される場合は、必ずお使いのパソコンのハードディスクの新しいフォルダーを指定してください。
3.確認画面が表示されます。設定内容に間違いなければ[OK]をクリックします。
4.確認画面が表示されます。[OK]をクリックします。これでデータ作成は完了となります。
その後、「初期」→「基本」画面より各設定を行ってください。
その後、「初期」→「基本」画面より各設定を行ってください。
個人事業データにて勘定科目作成する場合は こちら
法人事業データにて勘定科目作成する場合は こちら
補助科目を作成する場合は こちら
期首残高を入力する場合 こちら
元のデータをご覧になる場合は、画面右上の[データ選択]をクリックして、データの切り替えをおこなってください。