※「令和6年分年調ソフト」からのデータ取込については、2024年11月22日(金)に発売の給料王24にて対応しております。
「年末調整控除申告書作成用ソフトウェア」(以下「年調ソフト」といいます。)で作成した電子データを給料王に取り込む場合は、以下の操作を行ってください。
なお、「年調ソフト」から電子データを取り込む前に給料王で入力した内容につきましては、上書きされます。
※年調ソフトから電子データを取り込む前にはエクスポートデータを保存していただくことをお勧めいたします。
エクスポート手順についてはこちらをご覧ください。
また、電子データを取り込む前に、こちらの注意点をご覧いただき、操作を行ってください。
<事前準備>
社員が年調ソフトより作成した電子データを用意します。
「電子署名等について」で、「パスワードをかける」を選択して出力した場合は、「社員コード_nopass」または、「社員コード_pass」で出力されます。
1.社員の電子データをまとめて取り込む場合は、一つのフォルダーの中に電子データをまとめて下さい。
例:社員コード1番~3番をまとめて取込する場合でデスクトップにフォルダーを作成
(ア)「デスクトップ」で「右クリック」→「新規作成」→「フォルダー」を選択します。
(イ)「新しいフォルダー」の名称を任意で変更し、社員から預かった電子データをまとめて入れます。
(ウ)年調ソフトでは1社員につき2つの電子データが出力されます。「社員コード_nopass」、「社員コード_pass」の両方を社員の電子データとして預かった際は、2つの電子データを同時に取込むと、「重複あり」と表示され、取込ができかねますので、どちらか1つの電子データをフォルダーの中に入れてください。
a:パスワードを設定した電子データを取り込む場合は、「社員コード_pass」を入れます。
b:パスワードなしの電子データを取り込む場合は、「社員コード_nopass」を入れます。
<操作手順>
1.「年調」→「年調データ入力」を開き、「年調データ入力検索」画面はそのまま[開始]ボタンをクリックします。
2.画面上の[取込]→「申告書取込」をクリックします。
3.「申告書取込(1/2)」画面が表示されます。
<事前準備>で準備した電子データが保存されているフォルダーを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
例:社員から預かった電子データをデスクトップの「電子データ」フォルダーに保存した場合
(ア)画面右側の[参照]ボタンをクリックします。
(イ)該当するフォルダー(例:電子データ)をクリックします。
(ウ)[OK]ボタンをクリックします。
4.「電子データフォルダー」の内容をご確認いただき、[次へ]ボタンをクリックします。
※年調ソフト側でパスワードを設定した電子データを取り込む場合、「パスワード入力」画面が表示されますので、パスワードを入力後、[OK]ボタンをクリックします。
なお、パスワードが不明等の理由で後で取り込む場合は、[スキップ]ボタンをクリックします。
5.申告書取込(2/2)画面が表示されます。
給料王の略式名称 |
正式名称 |
扶養(当年) |
今年度の給与所得者の扶養控除等 (異動)申告書 |
扶養(翌年) |
次年度の給与所得者の扶養控除等 (異動)申告書※1 |
保険料 |
給与所得者の保険料控除申告書 |
基礎 |
給与所得者の基礎控除申告書 |
配偶者 |
給与所得者の配偶者控除等申告書 |
所得調整 |
所得金額調整控除申告書 |
住宅 |
給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書 |
従たる(当年) |
従たる給与についての扶養控除等 (異動)申告書 |
従たる(翌年) |
従たる給与についての扶養控除等 (異動)申告書 |
※1 「扶養(翌年)」に「〇」がついている場合でも、翌年の扶養情報は「扶養」画面に取り込みされません。
翌年度へ更新後、「設定」→「社員情報設定」より扶養情報の見直しを行ってください。
翌年の扶養情報で翌年用の「給与所得者の扶養控除等 (異動)申告書」を印刷する場合は、以下の操作を行ってください。
(ア)「扶養申告書」タブをクリックし、[印刷]ボタンをクリックします。
(イ)画面左下の[詳細設定]ボタンをクリックします。
(ウ)「翌年用として印刷する」と「年調ソフトから取り込んだ申告書データを印刷する」にチェックマークを入れて、[設定]ボタンをクリックします。印刷を行ってください。
6.該当する申告書に「〇」がついている場合は給料王に取り込むことが可能となります。
例:反町太郎の場合は、「給与所得者の保険料控除申告書」のみ取り込み可能です。
(ア)「申告書取込(2/2)」画面で、「申告書を取り込む」「申告書を取り込まない」の選択は出来かねます。
(イ)「申告書取込(2/2)」画面の申告書に「〇」がついていない場合は、「〇」がついている電子データを給料王に取り込み後、必要な情報を手入力にてご入力いただくか、社員に必要な申告書の情報を再度電子データで提出していただき、取込を行ってください。
7.取り込みを除外する社員については○マークを外します。(○マークをクリックすると空欄になり選択が解除されます)。
8.画面左下の[取込]ボタンをクリックします。
9.電子データの取り込み後、メッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、メモ帳のログが表示されます。
10.ログの内容をご確認いただき、各入力画面で電子データの情報が取り込まれているかご確認ください。
ログの詳しい内容につきましては、こちらをご覧ください。
※「申告書取込」は何回でも取込可能となりますが、電子データは取り込み後のデータに上書きされます。
年調ソフトから電子データを取り込んだ後の注意点については、こちらをご覧ください。
電子データを取り込んだ後に、取り込んだ情報を手入力で修正される場合は、「年調データ入力」画面にて「取込解除」の処理を行います。以下の手順をご確認ください。
<操作手順>
1.「Shift」キーを押しながら「F11」キーを押します。
2.「申告書の取込解除」画面が表示されますので、「選択中の社員」か「表示されている全社員」を選択し、[開始]ボタンをクリックします。
3.表示されるメッセージを[OK]ボタンで閉じます。
【「選択中の社員」を選択した場合】
【「表示されている全社員」を選択した場合】
4.手入力で修正できる状態になっていることをご確認ください。