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Q.消費税還付申告に関する明細書について(法人事業のお客様)

対象製品
農業簿記12.01 以降
農業簿記12.01JAバージョン 以降

 

 

「原則課税」で消費税の還付申告をする場合は、「消費税の還付申告に関する明細書」を添付する必要があります。

作成の手順は下記の通りです。

※ここでは「農業簿記での入力のしかた(操作手順)」についてご案内いたします。

消費税の還付申告に関する明細書の「書き方(どのように記載したらよいか)」について、詳しくは管轄の税務署または関与税理士にお尋ねください。

 

<操作手順>

 

A.「消費税の還付申告に関する明細書」の画面を表示させる

 

1.「決算」→「決算書等」→「消費税申告書作成」をクリックします。

 

2.「消費税 集計条件」画面が表示されますので、集計条件を指定して[集計開始]ボタンをクリックします。

 

3.「消費税申告書設定」画面が表示されますので、それぞれ必要な内容を入力し、[設定]ボタンをクリックします。

※「消費税申告書設定」の詳細については「消費税申告書を作成する方法(原則課税)」のQ&Aをご参照ください。

 

4.画面左上の[還付明細]ボタンをクリックすると、入力画面が表示されます。

(簡易課税用の場合、[還付明細]ボタンは表示されません)。

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B.「消費税の還付申告に関する明細書」の内容を入力する

入力画面は、次の6つのタブに分かれています。

 

1.「還付申告となった主な理由」タブ

還付申告となった理由のうち主なものを1つだけ選び、チェックを入れます。

その他に該当する場合は「その他」にチェックを入れて、還付となった理由を簡潔に入力します。

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2.「主な課税資産の譲渡等」タブ

経理方式や、本年中に譲渡した固定資産について入力します。

 

(ア)経理方式

「税抜」・「税込」を選択します。

ここでの選択は、印刷時にどちらに「」を付けるか指定するもので、金額には影響しません。

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(イ)固定資産の明細

[入力]ボタンをクリックし、本年中に譲渡した固定資産(課税)のうち、取引金額が100万円以上の資産のうち、上位10番目までを入力してください(金額は千円単位です)。

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3.「主な輸出取引等の明細」タブ

本年中に輸出取引があった場合に入力します。

 

(ア)主な輸出取引等の明細

[入力]ボタンをクリックし、取引金額の合計が上位10番目までの取引先について入力します(金額は千円単位です)。

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(イ)輸出取引等に利用する主な金融機関、主な通関業者

輸出取引等に利用する主な金融機関、主な通関業者を入力します。

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4.「仕入れ金額等の明細」タブ

仕入控除額の基礎となった金額の明細などを入力します。

入力済みの仕訳を元に自動的に集計されますが、手入力での修正も可能です(金額は千円単位です)。

 

(ア)損益科目

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a.経理方式・・・「税抜」・「税込」を選択します。
ここでの選択は、印刷時にどちらに「」を付けるか指定するもので、金額には影響しません。

b.商品仕入高等・・・合計残高試算表の「当期商品仕入高」、「材料費」、「労務費」、「製造経費」を合計した金額が集計されます。

※この項目の集計自動結果には、製造原価の期首材料棚卸高も含まれます。

明細書を作成する場合は、期首材料棚卸高を含めない金額に修正してください。

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c.販売費・一般管理費・・・合計残高試算表の「販売費・一般管理費計」が反映されます。

d.営業外費用・・・合計残高試算表の「営業外費用 計」が反映されます。

e.その他・・・合計残高試算表の「特別損失 計」が反映されます。

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f.課税仕入れにならないもの・・・左の「決算額」に集計された金額のうち、消費税区分が課税以外(非課税や不課税)になっているものが反映されます。

(「決算」→「決算書等」→「消費税集計一覧表」から確認できます)

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(イ)資産科目

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a.経理方式・・・「税抜」・「税込」を選択します。
ここでの選択は、印刷時にどちらに「」を付けるか指定するもので、金額には影響しません。

b.固定資産・・・新規取得した固定資産(繰延資産以外)の「取得価額」の合計が反映されます。

(「資産台帳」→「減価償却資産登録」から確認できます。)

※圧縮記帳を行っている場合は、[固定資産台帳]から取得価額を確認いただく必要があります。

 

c.繰延資産・・・減価償却資産登録の新規取得した繰延資産の「取得価額」が反映されます。

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d.その他・・・集計されない項目なので、必要に応じて手入力します。

 

(ウ)課税仕入れ等の税額の合計額

消費税申告書の付表2-3の、「差引 控除対象仕入税額」(26欄)の数字が反映します。

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この数字が、上の「小計」の合計額(image014.jpg)に対する消費税額と一致していない場合は、固定資産取得時の伝票などを見直してください。

 

※消費税額は、下記のように算出します。

【税率10%の場合】

税込・・・(image014.jpg)×7.8/110

税抜・・・(image014.jpg)×7.8/100

【軽減税率8%の場合、】

税込・・・(image014.jpg)×6.24/108

税抜・・・(image014.jpg)×6.24/100

 

(エ)課税仕入れ等の税額の合計額

自動的に集計されますが、手入力したい場合は、画面右下の「課税仕入れ等の税額の合計額を手入力する」にチェックを入れてください。
金額は千円単位で入力します。

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5.「主な棚卸・原材料・固定資産等の取得」タブ

 

(ア)棚卸資産・原材料等

 

a.経理方式

「税抜」・「税込」を選択します。

ここでの選択は、印刷時にどちらに「」を付けるか指定するもので、金額には影響しません。

 

b.主な棚卸資産・原材料等

本年中に取得した、業務用の棚卸資産・原材料等を入力します。

[入力]ボタンをクリックし、1件あたりの取引金額が100万円以上の取引先のうち、上位5番目までを入力してください。

金額は千円単位です。

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(イ)固定資産等

 

a.経理方式

「税抜」・「税込」を選択します。
ここでの選択は、印刷時にどちらに「」を付けるか指定するもので、金額には影響しません。

 

b.本年中に取得した、業務用の固定資産および繰延資産を入力します。

[入力]ボタンをクリックし、1件あたりの取得価額等が100万円以上の資産のうち、上位10番目までを入力してください。

金額は千円単位です。

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6.「当課税期間中の特殊事情」タブ

本年中に特殊事情があった場合は、全角40文字×3行以内で入力します。

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7.入力完了後は、[設定]ボタンをクリックして内容を保存します。

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C.「消費税の還付申告に関する明細書」を印刷します。

 

1.「消費税の還付申告に関する明細書」を印刷する場合は、画面右上の[印刷]ボタンをクリックし、印刷ダイアログ画面にて「消費税の還付申告に関する明細書」にチェックを入れます。

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2.[プレビュー]ボタンより印刷イメージを確認後、印刷を実行してください。

 

 

 

 

 

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