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Q.会計期間の期首・期末を間違えて作成した場合の修正方法(法人データ)

対象製品
会計王21以降
会計王21PRO以降
会計王21NPO法人スタイル以降
会計王21介護事業所スタイル以降

 

会計期間を間違えて作成しすでに入力済みの仕訳伝票がある場合は、正しい会計期間のデータを作成し、仕訳データや減価償却資産情報などを受け入れすることで、正しい会計期間のデータに修正することができます。

詳しくは下記手順をお試しください。

 

 

例:ソリマチ電機株式会社の会計期間を変更する場合

 

(誤):2XX2.4.1~2XX3.3.31

        ↓

(正):2XX1.4.1~2XX2.3.31

 

※会計期間の期末日のみを変更する場合は、こちらをご参照ください。

 

 

<事前準備>

A.操作を行う前のデータを保存します

B.仕訳件数を確認します

C.会社情報を印刷します

D.減価償却資産増減総括表を印刷します

 

 

<事前準備>を行い、引き続き<操作手順>を行ってください。

 

 

 

A. 操作を行う前のデータを保存します

 

※この操作を行う前には、念のため、「ファイル」→「データバックアップ」にて外部メディア(USBメモリ等)にバックアップを保存してください。

 

※データのバックアップを保存する方法は こちらをご参照ください。

 

 

 

B.仕訳件数を確認します

 

1.「帳簿」→「簡易振替伝票入力」を開きます。

 

 

2.画面左下の「全表示」タブを選択し、仕訳件数をメモ等に控えます。

 

 

3.画面右上[終了]ボタンをクリックし、画面を閉じます。

 

 

 

C.会社情報を印刷します

 

1.「導入」→「事業所・消費税情報設定」を開きます。

 

2.画面下[印刷]ボタンをクリックし会社情報の印刷を行います。

 

 

3.印刷が完了したら画面右下の[キャンセル]ボタンをクリックし、画面を閉じます。

 

 

 

D.減価償却資産増減総括表を印刷します

 

管理」→「減価償却資産登録」を開き、固定資産が登録されているか確認します。

固定資産が登録されている場合は、「管理」→「減価償却資産増減総括表」を開き、画面中央上の[印刷]ボタンより印刷します。

印刷後、画面右上の[終了]ボタンをクリックし、下記<操作手順>へお進みください。

固定資産の登録がない場合は、画面右上の[終了]ボタンをクリックし、下記<操作手順>へお進みください。

 

 

 

<操作手順>

 

1.「ファイル」→「新規作成」より正しい会計期間のデータを作成します。

 

(ア)「上記の方法以外でデータを作成(データ作成に慣れた方向け)」を選択します。

 

 

(イ)<事前準備C>で印刷した情報を元に、「事業所情報」を入力します。

この際、「会計期間」欄は正しい会計期間(例では2XX1/04/01~2XX2/03/31)を設定します。

「事業所情報」を入力後、画面左下[次へ]ボタンをクリックします。

 

 

(ウ)「消費税情報」タブが表示されます。<事前準備C>で印刷した情報を元に、「消費税情報」を設定し、画面左下[次へ]ボタンをクリックします。

 

 

(エ)「その他」タブが表示されますので、[□他のデータから設定を取り込む]にチェックを付けます。

 

 

(オ)全ての「項目」にチェックを付けます。

 

 

(カ)「設定を取り込むデータ」の[データ一覧]ボタンをクリックし(下図:a)、会計期間を間違えて作成されたデータ(例では2XX2/04/01~2XX3/03/31)を選択後(下図:b)、画面右下[選択]ボタンをクリックします(下図:c)。

 

 

(キ)画面右下[作成開始]ボタンをクリックし、正しい会計年度データを作成します。

 

※下のメッセージが表示された場合は[はい]や[OK]をクリックします。

 

 

(ク)「次の会計期間のデータを作成します。」のメッセージが表示されますので、

作成されたい会計期間で表示されていることを確認後、[OK]をクリックします。

 

 

(ケ)「データの作成が完了しました。」のメッセージが表示されましたらデータの作成が完了となります。[OK]をクリックします。

 

 

2.「ファイル」→「データリスト管理」を開きます。

 

 

3.事業所フォルダー(黄色いフォルダー)の左側にある[+]マークをクリックし、[-]マークにします。

 

 

4.手順1にて作成した正しい会計期間のデータ(例では2XX1/04/01~2XX2/03/31)をクリックし(下図:ア)、画面下の[移動]ボタンをクリックします(下図:イ)。

 

 

5.会計期間を間違えて作成されたデータ(例では2XX2/04/01~2XX3/03/31)を選択後(下図:ア)、画面下[貼り付け]ボタンをクリックします(下図:イ)。

 

 

6.同一フォルダー内に会計期間を間違えて作成されたデータが上段、会計期間が正しいデータが下段に配置されたことをご確認ください。

 

 

7.空になった事業所フォルダーをクリックし(下図:ア)、画面左下の[削除]ボタンをクリックします(下図:イ)。

 

 

8.下記のメッセージが表示されましたら[OK]をクリックします。

 

 

9.画面右下の[閉じる]ボタンをクリックします。

 

 

10.下記のメッセージは[はい]をクリックし、変更内容を保存します。

 

 

11.「ファイル」→「データ選択」を開き、会計期間が正しいデータ(例では2XX1/04/01~2XX2/03/31)が選択されていることを確認し、画面右下の[閉じる]ボタンをクリックします。

 

※正しいデータ(例では2XX1/04/01~2XX2/03/31)が選択されていない場合は、会計期間が正しいデータをクリックし(下図:ア)、画面右下の[選択]ボタンをクリックします(下図:イ)。

 

 

12.「帳簿」→「前年仕訳表示」を開き、画面左下「全表示」タブをクリックします。

会計期間を間違えて作成されたデータに入力された仕訳が表示されます。

 

 

13.画面左上[全選択]ボタンをクリックします。

 

 

14.全ての仕訳が黒、紺と反転していることを確認後、画面上の[取り込み]ボタンをクリックします。

 

 

15.「取込設定」画面が表示されますので、「日付設定」は「変更しない」が選択されていることをご確認いただき(下図:ア)、画面下の[取り込み]ボタンをクリックします(下図:イ)。

 

 

※下の画面が表示されている間は仕訳の取り込み作業中ですので、処理を中断しないでください。

 

 

16.仕訳の取り込みが完了しますと下記の画面が表示されますので、[OK]をクリックします。

 

 

17.画面右上の[終了]ボタンをクリックし、「前年仕訳表示」画面を終了します。

 

 

18.「帳簿」→「簡易振替伝票入力」を開き、画面左下の「全表示」タブをクリックします。

<事前準備B>でメモに控えた仕訳件数と同数であることを確認後、画面右上の[終了]ボタンをクリックし、画面を閉じます。

 

 

19.「ファイル」→「データ選択」を開き、会計期間を間違えて作成されたデータ(例では2XX2/04/01~2XX3/03/31)をクリックし(下図:ア)、画面下の[選択]ボタンをクリックします(下図:イ)。

 

 

20.下記のメッセージは[OK]をクリックします。

 

 

21.「ツール」→「仕訳データ一括削除」を開きます。

画面左下の「決算仕訳を削除する」にもチェックを付け、画面下の[実行]ボタンをクリックします。

 

 

22.下記のメッセージは[OK]をクリックします。

 

 

23.仕訳データの削除が完了しますと下のメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。

 

 

24.「管理」→「減価償却資産登録」を開きます。

登録済みの固定資産において「普通償却額」を0円に修正します。

<事前準備D>で登録がない場合は、手順25に進みます。

 

(ア)1件目の固定資産をクリックし(下図:a)、画面左上の[修正]ボタンをクリックします(下図:b)。

 

 

(イ)「詳細」タブをクリックします。

 

 

(ウ)「普通償却額」の金額を0円に修正し、画面下の[登録]ボタンをクリックします。

 

 

(エ)登録済みの固定資産すべてにおいて、上記(ア)~(ウ)を行い、「普通償却額」を0円にします。

 

 

(オ)画面右上の[終了]ボタンをクリックし、「減価償却資産登録」画面を終了します。

 

 

25.「ファイル」→「データ選択」を開き、会計期間が正しいデータ(例では2XX1/04/01~2XX2/03/31)をクリックし(下図:ア)、画面右下の[選択]ボタンをクリックします(下図:イ)

 

 

26.下記のメッセージは[OK]をクリックします。

 

 

27.下記画面が表示された場合は「はい」をクリックします。

※表示されない場合は、「導入」→「期末残高繰越処理」を開きます。

 

 

28.「前期」欄に「会計期間を間違えて作成されたデータ(例では2XX2/04/01~2XX3/03/31)」の情報が、「今期」欄に「会計期間が正しいデータ(例では2XX1/04/01~2XX2/03/31)」の情報が表示されていることを確認します。

 

 

29.左下の[減価償却資産情報を繰り越す]と[手形情報を繰り越す(みんなの青色申告にはありません)]にチェックが入っていることを確認後(下図:ア)、画面下[OK]をクリックします(下図:イ)。

 

 

30.下記のメッセージは[OK]をクリックします。

 

 

31.処理が完了しますと下記のメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。

 

 

32.「管理」→「減価償却資産増減総括表」を開き、<事前準備D>で印刷した「減価償却資産増減総括表」の「期首帳簿価額」と一致していることを確認します。

<事前準備D>で登録がない場合は、手順34に進みます。

 

 

<事前準備D>で印刷した「減価償却資産増減総括表」の「期首帳簿価額」と一致していない場合は、「登録状況」「取得年月日」「取得価額」「期首帳簿価額」などを見直してください。

 

 

33.画面右上[終了]をクリックし「減価償却資産増減総括表」を終了します。

 

 

34.「ファイル」→「データ削除」を開きます。

会計期間を誤って作成されたデータ(例では2XX2/04/01~2XX3/03/31)をクリックし(下図:ア)、画面右下の[削除]ボタンをクリックします(下図:イ)。

 

 

35.下記のメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。

 

 

36.画面右下の[閉じる]ボタンをクリックし、「データ削除」画面を閉じます。

 

37.「ファイル」→「データ選択」にて会計期間が正しいデータが選択されていることを確認します。

 

38.「導入」→「事業所・消費税情報設定」を開き、会計期間が正しくなっていることをご確認ください。

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