インターネットバンキングサービスから提供される入出金明細を「ＭｏｎｅｙＬｉｎｋ」に取り込み、農業簿記に仕訳として転送する方法をご案内します。
＜操作手順＞
１．デスクトップ上に作成された「ＭｏｎｅｙＬｉｎｋ」の起動アイコンをダブルクリックします。
２．メイン画面左上の［Ｗｅｂ明細取込］をクリックします。
３．「オンライン明細取込」画面が表示されますので、明細取込対象のＷｅｂ明細帳をクリックしてチェックをつけます。
４．手順３で選択した取引口座の入出金明細をまとめて取り込みます。
画面下の［照会期間］を選択（図：ア）し、［実行］をクリックします（図：イ）。
■照会期間について
【Ｗｅｂ明細帳ごとに最新の明細を取り込む（推奨）】
本日までの明細でまだ取り込んでいない明細を取り込みます。
※金融機関によって取込可能な入出金明細の期間が異なります。
【照会期間を指定して明細を取り込む】
指定した期間内の入出金明細を取り込みたい場合はこちらを選択し、期間を入力します。
５．選択した取り込み期間に該当する取引内容が画面に表示されます。
ＭｏｎｅｙＬｉｎｋでの操作は以上です。引き続き、取引明細を農業簿記へ取り込みます。
６．農業簿記を起動し、「帳簿」→「ＭｏｎｅｙＬｉｎｋ明細取込」を開きます。
下のメッセージは［ＯＫ］をクリックします。
７．画面中央上の［明細取込］をクリックします。
８．「ＭｏｎｅｙＬｉｎｋログイン」画面が表示されますので、［パスワード］を入力し、画面下の［実行］をクリックします。
９．農業簿記に取り込むＷｅｂ明細帳にチェックがついていることを確認し、［設定］をクリックします。
【仕訳登録時に取込辞書を自動で更新する】
チェックをＯＮにすると、仕訳登録した内容が明細取込辞書の取込ルールとして反映されます。
辞書が改訂されていきますので、より期待通りに自動仕訳されやすくなります。
【ＡＩによる自動推測を行う】
チェックをＯＮにすると、明細を取り込む際にインターネットを介して学習型プログラム（ＡＩ）が類似の取引内容を探索し、科目を自動推測して仕訳候補を作成します。
１０．取込方法を選択します。
（ア）仕訳未登録の明細を仕訳候補として取り込む
ＭｏｎｅｙＬｉｎｋに保存されている明細の内、帳簿に仕訳として登録されていない明細のみに絞って取り込む場合に選択します。
また、会計期間外の取引も取り込む場合は［会計期間外の取引も取り込む］にチェックをつけます。
（イ）指定した期間内の明細を仕訳候補として取り込む
ＭｏｎｅｙＬｉｎｋに保存されている明細の内、期間を指定して取り込む場合に選択します。
仕訳の登録の有無に関わらず、ここで指定した期間に該当する明細を全て農業簿記に取り込みます。
過去に「取込対象期間」に指定したことがある場合は、「取込対象期間」の開始日（左側）は前回取り込んだ期間の終了日が自動表示されます。
１１．［実行］をクリックすると、下のメッセージが表示されます。
取り込みを開始する場合は［はい］を、取り込みをやめる場合は［いいえ］をクリックします。
１２．「明細の取り込みが完了しました。」のメッセージが表示されたら、完了です。［ＯＫ］をクリックします。
１３．ＭｏｎｅｙＬｉｎｋから取得した取引明細が表示されます。
取り込んだインターネットバンキングサービス側の勘定科目を「勘定科目」欄に指定します。
※選択した勘定科目が補助科目管理している場合は「補助科目」を、部門管理をしている場合は「部門」もあわせて選択します。グレーになっている場合は選択の必要はありません。
１４．取り込まれた入出金明細ごとに、「摘要」を選択（または直接入力）し、相手科目に該当する「勘定科目」「補助科目」「部門」「摘要」を選択します。
ここで設定した「勘定科目」「補助科目」「部門」「摘要」「補助摘要」で、農業簿記に仕訳として取り込まれます。
表示されているすべての入出金明細に対し、「摘要」、相手となる「勘定科目」「補助科目」「部門」を設定してください。
１５．仕訳として取り込む入出金明細の「登録対象」欄にチェックが付いていることを確認します。
取り込まない明細があれば、チェックを外します。
※すべての明細に一括でチェックを付けるときは、画面右上の［全選択］ボタンを、一括でチェックを外すときは［全解除］ボタンをご利用ください。
１６．登録対象のチェックを確認したら、［登録］ボタンをクリックします。
１７．確認メッセージが表示されます。
［はい］をクリックすると、手順１５で選択した仕訳候補を帳簿に取り込みます。
［いいえ］をクリックすると、ＭｏｎｅｙＬｉｎｋ明細取込画面に戻ります。
１８．「仕訳の登録処理が完了しました。」が表示されたら、［ＯＫ］をクリックします。
１９．「ＭｏｎｅｙＬｉｎｋ明細取込」画面を終了し、「簡易振替伝票」などで、入出金明細が仕訳として取り込まれていることをご確認ください。