退職日以降に給与を支給した場合(残業代は翌月支給の場合など)は、退職処理することで、締日以降の給与データが削除されます。
対象社員については、こちらをご確認ください。
退職日以降に給与が発生した場合は、以下の操作手順をご覧ください。
なお、12月末に退職し、翌年1月給与が最終給与の場合は、退職処理をしないで最後の給与を計算し、源泉徴収票を印刷します。
印刷した源泉徴収票に退職年月日を手書きしてください。
その後、以下の操作手順を行ってください。
<操作手順>
退職処理を実行して、退職日以降の給与を一度削除します。次月更新後に最終給与を入力します。
(例)締日:毎月20日、支給日:毎月25日、残業代は翌月支給、
3月20日に退職された社員の残業代は、給与処理月:4月給与で4月25日に支給する場合
1.先に該当社員の4月給与の「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」画面にて残業手当を入力して、給与明細書を印刷します。
2.「設定」→「社員情報設定(個別入力/一覧入力)」を開き、該当社員を選択します。(黒枠で囲まれた状態)
3.画面上の[退職/復職]ボタンをクリックします。
4.次の画面が表示されます。「退職年月日」と、必要に応じて「退職理由」を入力し[開始]ボタンをクリックします。
※「退職理由は」「▼」より選択することもできます。
5.「退職処理を行います。よろしいですか?」という確認メッセージが表示されますので[はい]ボタンをクリックします。
※この時、以下のメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックしますと、該当社員の4月給与が一度削除されます。
6.「社員情報設定」画面で該当社員の行が青文字で表示されましたら退職処理の完了です。
7.他の社員の4月給与の計算を終わらせます。
8.給料王画面上の[次月]ボタンをクリックして、給与処理月を5月給与に更新します。
9.「ツール」→「給与台帳入力(過去分)」をクリックし、条件を指定して[設定]ボタンをクリックします。
10.画面左側より該当社員名をクリックします。
11.4月の行をクリックし[作成]ボタンをクリックします。
12.「給与台帳入力(過去分)作成」画面が表示されます。3月のデータを4月に複写するのでそのまま[開始]ボタンをクリックすると、4月の欄に3月データが複写された状態になります。
13.給料王画面上の[前月]ボタンをクリックして、「給与処理月」を4月給与に戻します。
14.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開くと該当社員の名前が表示されます。
該当社員を選択し、画面右上の【ロック】のレ点を外します。
以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
15.削除された4月給与(残業代)を入力します。
退職者へ渡す源泉徴収票の出し方についてはこちらをご確認ください。