途中入社や、途中退職等給料を日割り計算する場合は、以下の操作を行ってください。
※「日割計算」は、「基本給区分」が「月給」・「日給月給」のみ行うことが可能となります。
「時給」または「日給」の場合は、メッセージが表示されますのでご確認ください。
<操作手順>
1.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開きます。
2.該当社員をクリックし、画面上の[日割計算]ボタンをクリックします。
例:本多 寛子 就業日数20日、出勤日数10日 基本給:200,000円の場合
3.「日割計算」画面が表示されます。
(ア)就業日数・・・日割り計算の元となる就業日数を勤怠項目の「就業日数」欄に入力します。「日割計算」画面では変更できません。
(イ)出勤日数・・・日割り計算の元となる出勤日数を入力します。勤怠項目の「出勤日数」の数字が反映されますが、「日割計算」画面で直接変更も可能となります。
(ウ)定額給
a:社員情報で設定されている金額より日割計算
給与データ入力画面にて「基本給」等定額項目を手で修正していた場合でも、「社員情報設定」で登録されている金額から日割り計算を行う場合は、こちらを選択します。
例:社員情報設定では、「資格手当」を設定していないが、給与データ入力画面上で直接数字を入れた場合
b:画面に表示されている金額より計算
社員情報設定で設定されている金額よりも、給与データ入力画面で入力されている金額から日割計算を行う場合は、こちらを選択します。
例:社員情報設定では「資格手当」を設定していないが、「資格手当」も含めて日割計算したい場合
(エ)残業単価
a:社員情報で設定されている金額を使用
給与データ入力画面にて「基本給」等定額項目を手で修正していた場合でも、「社員情報設定」で登録されている金額から残業の単価を計算する場合は、こちらを選択します。
例:10日間の出勤のため、基本給20万円を日割計算すると、「10万円」になりますが、残業の単価の計算を20万円で計算する場合
b:画面に表示されている金額を使用
社員情報設定で設定されている金額よりも、給与データ入力画面で入力されている金額を元に残業の単価を計算する場合は、こちらを選択します。
例:10日間の出勤のため、基本給20万円を日割計算すると、「10万円」となるため、残業の単価の計算も10万円で計算する場合
4.日割計算の条件を指定後、[開始]ボタンをクリックします。
5.日割計算されているか確認します。
<こんな時は>
(ア)退職する社員が有休を取得していた場合、有休取得分も出勤日数に入れて日割計算を行う場合は以下の操作を行ってください。
例:就業日数20日、出勤日数10日 有休日数が5日の場合
日割計算後、「出勤日数」に有休日数分が加算されますので実際に出勤した日数を「出勤日数」に手入力で修正をしてください。
※なお、「通勤費」、「食事代」、「宿直代」等については日割計算されませんので手入力してください。
(イ)日割計算した結果を元に戻す場合は、以下の操作を行ってください。
a:画面上の[計算処理]ボタンをクリックします。
b:「社員情報より計算」、「選択中の1社員のみ計算」を選択後、[設定]ボタンをクリックします。
c:基本給等定額項目が社員情報からの金額になりますのでご確認ください。