毎月同じ金額を全社員から控除や手当として支給する場合は、以下の操作を行ってください。
<操作手順>
例:「互助会費」として毎月1、500円を全社員から控除する場合
1.「設定」→「項目設定」を開きます。
2.「控除」タブをクリックし、画面左上の[追加]ボタンをクリックします。
3.「項目名」に該当する項目(例:互助会費)を入力後、「項目種別」を「計算式」に設定後[設定]ボタンをクリックします。
4.「グループへ登録」画面が表示されます。該当の支給グループにチェックマークを入れていただき、[設定]ボタンをクリックします。
5.項目が作成されましたら[終了]ボタンをクリックします。
6.「設定」→「グループ別項目設定」を開きます。
7.画面左側より該当の支給グループを選択します。
8.画面右側より2番で作成した項目のタブをクリックします。
(例:控除)
9.3番で作成した項目をクリックし、画面左上の[修正]ボタンをクリックします。
10.「計算式項目修正」画面が表示されます。
11.「演算項目」の「固定値(5)」ボタンをクリックし、金額を入力します。
(例:1500)
12.「互助会費=金額」となりましたら[設定]ボタンをクリックします。
13.「グループ別項目設定」画面を終了します。
14.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開きます。
15.全社員の方の控除項目から金額が引かれているかご確認ください。
下図は給与台帳入力(一覧形式)になります。
なお、支給・徴収のない月については、以下のように対応します。
【当月のみ支給や徴収がない社員がいる場合】
入社日や、退職日の関係等で、当月のみ支給や徴収のない社員がいる場合は、以下の操作を行ってください。
(ア)「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開きます。
(イ)該当社員をクリックします。
(ウ) 画面右上の[F11]ボタンの表示が「手入力へ」となっている場合
この状態では、「社員情報設定」や「給与規定」で設定されている内容に基づいて、社会保険料・所得税や普通残業などシステム項目が連動して自動計算されます。
(エ).F11[手入力へ]と表示されているボタンを1回クリックすると、[自動計算へ]の表示に切り替わります。
(オ)該当する項目(例:互助会費)の金額を0円に変更します。
(カ)[F11]ボタンの表示が[自動計算へ]となっている状態で、雇用保険と所得税を自動計算する場合
・右クリックして操作する方法
「控除項目」の欄で、右クリックします。下図のように項目が表示されますので、「雇用計算へ」と「所得計算へ」をそれぞれクリックします。表示が「雇用:計算 所得:計算」に変わります。手入力された金額を含めて、雇用保険と所得税が自動計算できます。
・shiftキーを使って操作する方法
雇用保険→[Shift]キーを押しながら[F11]ボタンをクリックします。
所得税 →[Shift]キーを押しながら[F12]ボタンをクリックします。
表示が「雇用:計算 所得:計算」に変わります。手入力された金額を含めて雇用保険と所得税が自動計算できます。
(例の場合は、控除項目になりますので、雇用保険および所得税の計算には影響しません。)
【全社員への支給・控除がなくなる場合】
互助会の解散等で、全社員に対して一律の支給や、控除がなくなる場合は、以下の操作を行ってください。
(ア)6.~10.を実行して、「計算式項目修正」画面を開きます。
(イ)画面右上の[式削除]ボタンをクリックします。
(ウ)以下のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
(エ)計算式が削除されたことを確認して、[設定]ボタンをクリックします。
(オ)「グループ別項目設定」画面を終了します。
(カ)「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開き、全社員の方の支給・控除項目に数字が入っていないことをご確認ください。