給与データ入力画面に表示される「有休残日数」を修正する場合は、以下の操作を行ってください。
例:有休残日数が25日と表示されているが、実際の有休残日数は22日の場合
<事前準備>
有休残日数を修正する場合で、当月給与にて「有休日数」に数字が入っている場合は、一度0日に変更後有休残日数の修正を行います。
1.「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」を開きます。
2.該当社員をクリックし、「有休日数」に数字が入っている場合は、「0」を入力します。
3.「給与データ入力(台帳形式)」画面を終了します。
4.「設定」→「給与規定」を開きます。
5.画面右側の「有休残日数」の上限設定に誤りがないか確認します。
6.[設定]ボタンをクリックします。
<操作手順>
1.「設定」→「有休日数管理」を開きます。
2.「有休日数管理条件」画面が表示されますので部門等選択していただき、[開始]ボタンをクリックします。
3.「有休日数管理」画面が表示されます。
例:前回付与日数:20日、前回消化日数:15日、今回付与日数:20日、今回消化日数:0日
この場合の有休残日数の計算は以下になります。
「前回付与日数」-「前回消化日数」+「今回付与日数」-「今回消化日数」=
「有休残日数」
(20) - (15) + (20) - (0) = (25)
前回付与日数 | 前回消化日数 | 今回付与日数 | 今回消化日数 |
前回付与した日数が 表示されます。
|
前回消化した日数が表示されます。 ただし、前回付与日数に残がある場合は、前回消化日数 から消化されます。 |
今回付与した日数が表示されます。 | 前回付与=前回消化になったタイミングで、有休を消化した場合は、今回消化日数から消化されます。 |
(ア)実際の有休残日数が22日の場合は、「前回消化日数」を「15日」から「18日」に変更します。
(イ)実際の有休残日数が18日の場合は、「前回消化日数」を「20日」、「今回消化日数」を「2日」と変更します。
4.有休残日数の修正が終わりましたら、画面右上の[終了]ボタンをクリックします。
5.「画面の内容を保存しますか?」と聞いてきましたら[はい]をクリックします。
6.「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」を開きます。
7.該当社員をクリックし、画面右下の「有休残日数」をご確認ください。
※「ツール」→「給与台帳入力(過去分)」にて、「有休日数」や「有休残日数」(「有休残時間」)の値を修正しても、直接「有休日数管理」には反映されません。
「有休日数管理」の値を正しくする場合は、必ず前述の操作を行ってください。
<「他社製品データ取り込み」機能をご利用の場合>
「他社製品データ取り込み」にて取り込んだ給与データの「有休日数」の値は、「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」の「有休残日数」には残念ながら自動反映されません。
自動反映されないので、有給日数の値はファイルから取込せずに、「給与データ入力」画面で直接入力してください。
ファイルから取込を行った場合には、以下のように修正を行います。
例 今月消化した有休日数:2日 有休残日数:23日になるのが正しいが25日になっている。
1.「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」を開きます。
2.「他社製品データ取り込み」を実行後、画面上部の[計算処理]ボタンをクリックして、他の勤怠項目の内容を反映します。
3.「有休日数」欄には2日が反映されていますが、「有休残日数」欄の値は25日のままになっています。
4.「有休日数」の数字を「0」にします。
「有休残日数」欄が2日多くなり27日で表示されますが、このまま「給与データ入力(台帳形式)」を終了します。
5.「設定」→「有休日数管理」を開きます。
6.該当社員の名前をクリックします。
「前回消化日数」もしくは「今回消化日数」には、今回「他社製品データ取り込み」で取り込みした2日分が反映されていない状態で、なおかつ2日分を0にしたので、その分多くなった13日になっております。
0にした分の2日を「前回消化日数」もしくは「今回消化日数」に直接手入力します。
以下の図では、「前回消化日数」が「前回付与日数」に達していないので、「前回消化日数」欄に2日分加えた15日と入力しています。
7.「有休残日数」も、2日消化する前の日数(25日)に変更されます。
8.該当社員全員の「有休残日数」が正しくなりましたら、「有休日数管理」を終了します。
次の確認メッセージが表示されましたら、 [はい]をクリックします。
9.「給与」→「給与データ入力(台帳形式)」を開きます。
10.該当社員の名前をクリックすると、今月分の2日を入力する前に戻っていますので、「有休日数」に2日を入力して「有休残日数」が正しくなっていることをご確認ください。