減価償却費仕訳作成をした後、減価償却資産登録の内容を修正した場合など「減価償却費仕訳作成」をやり直す方法をご案内いたします。
<操作手順>
1.「決算」→「自動仕訳」→「減価償却費仕訳作成」を開きます。
2.〔仕訳作成〕タブの「仕訳再作成時の動作」の[前回の仕訳を削除して再作成する]にチェックを付けます。
※チェックを付けますと、今回指定した条件(作成対象など)と同じ条件で作成された仕訳がすでにある場合には、該当の仕訳を削除してから仕訳の作成が行われます。
3.[作成開始]をクリックします。確認メッセージは[はい]をクリックします。
4.次の確認メッセージが表示されます。[OK]をクリックします。
5.完了確認画面が表示されます。[OK]をクリックし、「帳簿」画面にて作成された仕訳をご確認ください。
(下は、「簡易振替伝票」画面の例です)
<こんなときは>
ア.「減価償却費仕訳作成」画面に「仕訳再作成時の動作」の[前回の仕訳を削除して再作成する]の欄がない。
イ.「仕訳再作成時の動作」の[前回の仕訳を削除して再作成する]の欄にチェックをいれて[作成開始]をクリックしたら、下記の確認画面が表示された。
「仕訳再作成時の動作」の[前回の仕訳を削除して再作成する]欄の機能は、農業簿記11 バージョン11.02.00 より追加されたものです。
以前のバージョンをお使いの場合や、前のバージョンで「減価償却費仕訳作成」を行っていた場合は、一度作成した仕訳を削除し、再度、減価償却費仕訳作成をし直す必要があります。下記の操作手順を行ってください。
A.減価償却費仕訳作成で作成した仕訳を削除する
※この操作で削除された仕訳は元に戻すことができませんので、必ず「データ管理」→「保存・復元」→「データ保存(バックアップ)」を実行してから下記の操作を行ってください。
1.ダイレクトメニューの「日常」→「ツール」→「仕訳データ一括削除」を開きます。
以下のメッセージは[OK]をクリックします。
2.仕訳データ一括削除画面が開きます。
〔決算仕訳を削除する〕〔仕訳作成元を指定〕〔減価償却費仕訳作成で作成された仕訳〕のみにチェックを付け、[実行]ボタンをクリックしてください。
3.以下のメッセージはいずれも[OK]をクリックします。
以上で削除は終了です。引き続き、減価償却費仕訳作成を行います。
B.減価償却費仕訳作成を行う
1.「決算」→「自動仕訳」→「減価償却費仕訳作成」を開きます。
2.〔仕訳作成〕タブの「作成対象」にて、下の3つにチェックを付けます。
・減価償却費の仕訳を作成する ・一括償却資産の仕訳を作成する ・減価償却費
※減価償却費以外の仕訳も再作成する場合は、必要な作成対象を選択してください。
3.「作成開始」ボタンをクリックします。
4.これにより、減価償却費の仕訳が自動作成されます。