19シリーズ以前で軽減税率8%に該当する取引を【8%】として入力した仕訳を20シリーズ以降の製品へコンバートしても、取引日付で自動的に税率は変更されません。
そのため、2019年10月1日以降に発生した軽減税率(8%)の仕訳については、対象仕訳の「税率」欄を【8%(軽減)】に変更することで、軽減税率対象取引として仕訳が登録されます。
対象仕訳が少ない場合は対象仕訳の「税率」欄をクリックし「8%軽」を選択の上、変更内容を登録してください。
対象仕訳が多い場合は、帳簿メニュー内にある「仕訳置換機能」を使用して変更すると便利です。
下記をお試しください。
<事前準備>
(ア)万一に備え、ダイレクトメニューの「ファイル」→「データバックアップ」より置換前のバック
アップを保存しておいてください。
(イ)ダイレクトメニューの「ファイル」→「環境設定」を開き、画面上の[帳簿設定]タブをクリッ
クします。
(ウ)「帳簿動作2」に選択を切り替え、画面下の[設定]をクリックします。
(エ)引き続き、<操作手順>へお進みください。
<操作手順>
1.ダイレクトメニューの「帳簿」→「振替伝票入力」を開きます。
2.画面右上の[検索・置換]→[仕訳置換]をクリックします。
3.画面上部の「伝票日付」の左枠の日付を「2019/10/01」(和暦の場合は「R.01/10/01」)と設定します。
4.画面下部の「税率」より置換条件を設定します。
5.画面下の[開始]をクリックすると、置換条件に該当する仕訳が画面に検索・表示されます。
※ダイレクトメニュー「帳簿」内の「簡易振替伝票入力」「出納帳入力」「元帳」「らくらく仕訳入力」から入力した仕訳が置換条件に該当する場合、1仕訳ごとに画面に表示されます。
6.検索・表示された仕訳の内容を確認し、該当する選択肢を選びます。
[この仕訳を置換して、次の置換候補を選択する]を選択すると、仕訳の「税率」欄が【8%軽減】に置換されます。
[この仕訳は置換せず、次の置換候補を選択する]を選択すると、仕訳の「税率」欄は【8%】のまま変更せず、次の置換候補を画面に表示させます。
7.置き換え処理終了後は「振替伝票入力」を閉じます。
8.<事前準備>-(ウ)にて「帳簿動作」を「帳簿動作2」に選択を切り替えた場合は、軽減税率8%の仕訳の「税率」を【8%】→【8%軽減】へ変更が終わり次第、ダイレクトメニューの「ファイル」→「環境設定」の[帳簿設定]より「帳簿動作」を「帳簿動作1」に戻し、画面下の[設定]をクリックし、設定内容を変更してください。
※<事前準備>-(ウ)にて「帳簿動作」を変更していない場合は、8.の操作は不要です。