販売王20シリーズにおいて、請求書や納品書を印刷する際に「区分記載請求書等保存方式で印刷する」とした場合は、下図のように「金額」欄に消費税率が印字されます。
しかし、過去製品において「帳票フリーレイアウタ」にて加工された帳票の場合は、自動的に消費税率が印字されないため、あらためて「帳票フリーレイアウタ」にて「売上伝票明細税率区分名」を帳票に配置していただく必要がございます。
<操作方法>
「請求書/納品書」を例にご案内致します。
1.ダイレクトメニューの「ツール」-「帳票フリーレイアウタ」を開きます。
2.「帳票選択」画面が表示されますので、該当の帳票をクリックして選択し、 [開く]ボタンをクリックします。
3.画面上部メニューバーの「項目」-「フィールド項目追加」をクリックします。
4.帳票上にカーソルを移動すると、マウスの矢印が十字の形に変わります。画面上の空いている部分でクリックしたまま右下にドラックすると点線の枠が表示されますので、マウスを放します。
5.「項目名参照」画面が表示されます。「明細部」タブの中から「売上伝票明細税率区分名」の項目名をクリックして選択しましたら、[設定(F12)]ボタンをクリックします。
6.次に表示される「固定文字列設定」画面はそのまま[設定]ボタンをクリックします。
手順4で作成した点線の枠に「売上伝票明細税率区分名」という項目名が表示されます。
7.作成した枠を、明細行に合わせて配置します。
マウスをクリックしたまま枠をドラッグして、明細行1行目の印刷したい場所へと移動します。
※下図の例では明細行の「金額」の上に配置しています。
8.配置した枠を2行目以降にコピーするため、手順6の枠が選択されて文字が青く反転している状態で画面上部メニューバーの「編集」→「反復コピー」をクリックします。
9.「反復コピー」画面が表示されますので、
(ア)反復数:コピーする数(この場合は請求書の明細行数-1 例:明細が5行の場合は『4』と入れます)
(イ)縦のピッチ:コピーする間隔(この場合は明細行の縦幅)
を入力して[コピー(F12)]ボタンをクリックしますと、指定した行数分の枠がコピーされます。
【こんなときは】 明細行にうまく収まらなかった場合は、画面上部メニューバーの「編集」-「元に戻す」をクリックして、一旦反復コピーを行う前の状態に戻します。 再度「編集」-「反復コピー」をクリックして、入力する数値を変更して反復コピーをやり直してください。 |
「納品書」部分についても同様に加工します。
10.編集した内容を保存します。
(ア)新規保存の場合
a:画面上部メニューバーの「ファイル」-「別名保存」をクリックします。
b:既存の帳票名と区別がつくよう分かりやすい名前に変更してから[保存(F12)]ボタンをクリックします。
(イ)「別名保存」したことのある帳票に上書きで保存する場合
a:画面上部メニューバーの「ファイル」-「保存」をクリックします。
※以前「別名保存」した際の帳票名のままで、内容が上書きされます。
加工した帳票にて、明細行の税率が表示されるかご確認ください。