農業簿記10/9/8/7/V6のバックアップファイルから農業簿記11へ移行する場合は以下の手順を行います。
<操作手順>
1.農業簿記11をインストールし、起動します(インストール方法は導入マニュアルをご覧ください)。
2.インターネットに接続している場合、更新プログラムがあると「オンラインアップデート」画面が表示されます。
[はい]をクリックしてアップデートをおこなってください。
3.インストール後、最初に起動すると下の画面が表示されます。
「引き継ぎたい旧農業簿記」欄から今まで使用していた製品名を選択し、[バックアップファイルから]ボタンをクリックします。
ここでは例として、農業簿記10のデータを引き継ぐ場合の画面でご案内します(操作方法は簿記9/8/7/V6の場合も同様です)。
※上記画面が表示されない場合は、「データ管理」→「データ選択」→「データ作成」を開き、[旧農業簿記のデータを使用する]ボタンをクリックすると、上記画面が表示されます。
4.「農業簿記10・バックアップファイルコンバート」画面が表示されます。
〔農業簿記11のデータフォルダー〕では、農業簿記11のデータを格納する場所を指定します。
初期値が表示されますが、これから取り込みしようとしている年度に合わせて、末尾の「20XXDATA」の名称を変更してください。
初期値でない格納場所に変更する場合は[参照]ボタンをクリックして指定し直してください。
※[参照]ボタンをクリックすると以下の画面が表示されます。
農業簿記11のデータを格納したい場所を指定し、[フォルダーを開く]ボタンをクリックします。
新たにフォルダーを作成したい場合は、画面右上の[新しいフォルダーの作成]ボタンをクリックします。
5.〔農業簿記10のバックアップファイル〕では、農業簿記10のバックアップファイルがどこに保存されているか(どのバックアップファイルを農業簿記11に取り込みたいか)を指定します。
(ア)「データ保存形式」「任意のファイル名でデータ保存したバックアップからコンバートを行う。」にチェックを付け、 [参照] をクリックします。
(イ)下の画面が表示されますので、バックアップファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
(ウ)[実行]ボタンをクリックします。
6.下のメッセージが表示されますので[OK]ボタンをクリックします。
7.最新の減価償却制度改正に対応していない資産があった場合は、下のメッセージが表示されます。
(ア)上のメッセージが表示されない場合は8.に進んでください。
(イ)上のメッセージが表示された場合は[はい]をクリックします。
改正点に対応していない資産の情報が表示されますので、内容を確認してください。
コンバート完了後、メモ帳の内容に合わせて「資産台帳」→「減価償却資産登録」の確認・修正が必要となります。
印刷するか、「ファイル」→「名前を付けて保存」をしておいてください。
内容の確認が終わりましたら[×]ボタンで閉じてください。
8.下のメッセージが表示されたらコンバートの完了です。
[OK]ボタンをクリックするとダイレクトメニュー画面に戻りますので、データが正しくコンバートされているかどうかご確認ください。
※引き継ぎたいデータが他にもある場合は、「データ管理」→「データ選択」→「データ作成」を開きます。
[旧農業簿記のデータを使用する]ボタンをクリックすると3.の画面が表示されますので、引き続き4.からの操作を行ってください。
9.コンバートが完了したら、これから入力するデータを選択します。
「データ管理」→「データ選択」→「データ選択」を開き、「選」欄のチェックをご確認ください。
これから入力したいデータにチェックが付いている場合は、すでに該当のデータが選択されています。
データ選択画面を終了してください。
入力したいデータにチェックが付いていない場合は、そのデータをクリックした後、右上の[選択]ボタンをクリックします。
下のメッセージで[OK]をクリックすると、データが切り替わります。
※ダイレクトメニューが表示されない場合、「利用設定」→「ダイレクトメニュー表示」をクリックすると表示させることができます。