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Q.「育成資産の繰越額と[育成中の果樹牛馬]科目の期首/期末残高が一致しません。」と表示される場合

対象製品
農業簿記10 以降
農業簿記10JAバージョン 以降

 

仕訳チェックを実行した際に、下記のような結果が表示されることがあります。

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上記のチェック結果が表示された場合は、下記の操作手順をご確認ください。

 

 

<操作手順>

 

1.期首残高と、期首帳簿価額の確認をします。

 

(ア)「資産台帳」→「育成資産管理」を開き、資産種別ごとに「期首価額」の「合計」を確認します。

種別ごとに確認した金額を合計します。

(例では、275,000円+100,000円=375,000円)

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(イ)「初期」→「基本」→「期首残高登録」にて、「育成中の果樹牛馬」の期首残高を確認します。

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上記(ア)(イ)の金額は、一致しているのが正しい状態です。

一致していない場合は、一致するよう該当画面にて修正が必要です。

一致したら、2.にお進みください。

 

2.期中に取得した(または自家産の)育成資産はありますか?

ない場合は手順3.に進んでください。

ある場合は、「資産台帳」→「育成資産管理」にその育成資産が登録されているか確認します。

登録がなければ、右上の[新規]ボタンから新たに登録してください。

 

3.期中に成熟し、減価償却資産になった資産はありますか?

ある場合は、対象の資産について「一括振替」の処理が必要です。

 

(ア)「資産台帳」→「育成資産管理」を開き、右上の[一括振替]ボタンをクリックします。

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(イ)「資産種別」を指定後、振替対象の資産にチェックを付け、[振替]ボタンをクリックします。

(すでに振替済みの資産はこの画面に表示されません)

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(ウ)必要な情報を設定して[振替実行]をクリックすると、振替完了です。

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4.成熟以外に異動(売却・死亡・枯損など)した育成資産はありますか?

ない場合は手順5.に進んでください。

ある場合は、異動の登録が必要となります。

 

(ア)「資産台帳」→「育成資産管理」を開き、対象の資産名をダブルクリックします。

 

(イ)下の画面にて「登録状況」から該当する内容を選択し、必要情報を入力して[登録]をクリックしてください。

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(ウ)必要に応じて仕訳の入力をします。

売却、死亡、枯損等については農業簿記で仕訳作成されません。

「日常」→「帳簿」画面にて、直接仕訳の入力が必要です。

どのような仕訳を入力すべきかは、税務署または税理士先生にお尋ねください。

 

※農業簿記にて初期値で用意している勘定科目は・・・

育成資産は「育成中の果樹・牛馬」、育成費用は「育成費振替高」です。

 

 

5.育成費用仕訳作成は実行していますか?

している場合は6.へ進みます。

していない場合は下記の操作で実行します。

 

(ア)「資産台帳」→「育成資産管理」を開き、右上の[仕訳作成]ボタンをクリックします。

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(イ)「作成する育成資産種別」や勘定科目等を設定し、[作成開始]ボタンをクリックします。

この操作は育成資産種別ごとに実行してください。

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6.以上の操作の後、再度「仕訳チェック」を実行してください。

それでもチェック結果が表示される場合は、前回「育成費用仕訳作成」している金額から変更されている可能性が考えられます。

一度、作成されている育成費用の仕訳を削除してから、再度5.の操作にて仕訳作成を実行しなおしてください。

「育成費用仕訳作成」にて作成された仕訳を削除するには、「日常」→「ツール」→「仕訳データ一括削除」が便利です。

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削除後、再度5.の操作で育成費用仕訳作成を実行してください。

 

 

 

 

 

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