ハードディスク等の破損で製品を立ち上げられない、かつ、バックアップデータを取っていなかった場合、製品の会社データを構成しているファイルからバックアップファイルを作成する必要がございます。
ただし、お客様のお手元で復旧することはできないため、以下のファイルをサポートセンターへお送りいただき、バックアップファイルに変換できるか確認させていただきます(サポート契約が必要です)。
<操作手順>
1.データベースエンジンを停止します。
(ア)「スタート」-「Microsoft SQL Server 2012」-「構成ツール」-「SQL Server構成マネージャ」を開きます。
※SQLServer2008の場合は、「Microsoft SQL Server 2008 R2」
■「SQL Server構成マネージャ」が見つからない場合
a:キーボードの「Windowsキー()」+「R」を押し「ファイル名を指定して実行」を表示します。
b:以下のフォルダーパスをコピーして、「名前」欄に貼り付けて[OK]をクリックします。
<SQLServer 2012 Express Edition>
・32bit版OSの場合
こちらをコピー → C:\Windows\System32\SQLServerManager11.msc
・64bit版OSの場合
こちらをコピー → C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager11.msc
<SQLServer 2008 Express Edition>
・32bit版OSの場合
こちらをコピー → C:\WINDOWS\System32\SQLServerManager10.msc
・64bit版OSの場合
こちらをコピー → C:\WINDOWS\SysWOW64\SQLServerManager10.msc
※コピーと貼り付けがうまくいかない場合は、お手数ですが「名前」欄に手入力してください。
※ユーザーアカウント制御画面が表示されましたら、[はい]をクリックします。
(イ)「Sql Server Configuration Manager」画面が表示されますので、「SQL Serverのサービス」をクリックし、画面右側のインスタンス名を右クリックして「停止(O)」をクリックします。
※名前に「SORIMACHI」と付くものだけを停止してください。
2.データベースエンジンを停止しましたら、データベースファイルを退避します。
(ア)エクスプローラーを起動して、以下のフォルダーを表示します。
販売王XX C:\ProgramData\Sorimachi\SALXX
販売王XX 販売・仕入・在庫 C:\ProgramData\Sorimachi\SPRXX
※XXにはお使いの製品のバージョンが入ります。
※上記は初期値としてデータが作成される場所です。変更している場合はそちらを開いてください。
※「ProgramData」は通常隠しファイルとなりますので、下記操作でフォルダーを表示します。
●Windows10/8.1/8の場合
a:デスクトップ画面を表示した状態でキーボードの「Windows()」キー + 「X」を押し、画面左下に表示されたメニューから「エクスプローラー(E)」をクリックします。
b:画面上部の「表示」タブをクリックし、「□隠しファイル」にチェックを入れます。
※作業完了後、安全のため設定を元に戻されることをお勧めします。
●Windows7の場合
a:エクスプローラー画面メニューバーの「整理」-「フォルダーと検索のオプション」を開き「表示」タブをクリックします。
b:「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択して、[OK]をクリックします。
※作業完了後、安全のため設定を元に戻されることをお勧めします。
(イ)フォルダーを開くと、以下のファイルが入っています。
これらのファイルをコピーして、デスクトップに新しいフォルダーを作成して貼り付けをします。
※XXにはお使いのバージョンの数字が入ります。
<『販売王』をご使用の場合>
・SALXXDBYY(YYは01~99).Mdf(複数存在している場合はそれら全て)
・SALXXDBYY_log(YYは01~99).Ldf(複数存在している場合はそれら全て)
・SSALXXMNGDB_Data.mdf
・SSALXXMNGDB_log.LDF
<『販売王 販売仕入在庫』をご使用の場合>
・SPRXXDBYY(YYは01~99).Mdf(複数存在している場合はそれら全て)
・SPRXXDBYY_log(YYは01~99).Ldf(複数存在している場合はそれら全て)
・SSPRXXMNGDB_Data.mdf
・SSPRXXMNGDB_log.LDF
<『顧客王』をご使用の場合>
・SCLXXDBYY(YYは01~99).Mdf(複数存在している場合はそれら全て)
・SCLXXDBYY_log(YYは01~99).Ldf(複数存在している場合はそれら全て)
・SSCLXXMNGDB_Data.mdf
・SSCLXXMNGDB_log.LDF
デスクトップにコピーしていただいたデータファイルよりデータの復旧を行う必要がございます。
ただし、お客様のお手元で販売王のデータとして復旧することはできないため、ファイルをサポートセンターへお送りいただき、バックアップファイルに変換できるか確認させていただきます(サポート契約が必要です)。
ファイルをお送りいただく際には、事前に弊社サポートセンターへご連絡ください。