「テキストデータ入力」から売上伝票のデータを取り込もうとした時に、表示されるエラーについての対処方法をエラーごとにご案内致します。
該当のエラーメッセージをお探しになる場合は、こちらの画面上でキーボードの[Ctrl] + [F]キーを押すと、検索ウィンドウが表示されますので、エラーに使用されている言葉を入れて検索することで見つけやすくなります。
なお、取り込み時に表示されるエラーには行番号が表示されますが、伝票の場合は必ずしもその行番号のデータに問題があるとは限らないため注意が必要です。
例えば、明細行が99行の伝票を取り込もうとしている際に、99行目のデータが原因でエラーとなっている場合でも、行番号1行目から99行目まで同じエラーとして表示されます。
※記載されている対処法を試される前にデータのバックアップを行ってください。
1.この掛売伝票は請求締切済みです。追加・修正・削除する場合は、販売業務-請求締切で、請求締切を取り消してください。
(ア)タイミング:伝票を新規に追加しようとした時、または既存の伝票を修正・削除しようとした時。
(イ)原因:伝票を追加しようとした期間、または該当の伝票で請求締切処理が済んでいるため。
(ウ)対処法:該当期間の締め処理を取り消す。
例)4/15付けで伝票を登録しようとしたところ、本エラーが表示された場合
a:登録しようとした伝票で指定した「請求先」を控え、「販売業務」-「請求締切」を開きます。
b:「請求締めグループ」に該当のグループを指定し、「請求日」は未来の日付を指定します。
※「1年後の今日」のように、絶対に締め処理がされていない日付を指定します。
c:「請求先」タブをクリックし、「請求先(T)~(O)」に手順a:で控えた請求先を指定し、[開始]ボタンをクリックします。
d:「処理」欄にチェックが入っていることを確認して、画面上部の[締め取消]ボタンをクリックします。
※表示された請求先の「前回請求日」を確認し、この日付が登録しようとしている伝票の日付よりも前になるまで繰り返し締め処理を取り消します。
2."商品値引き"に対応する"売上"が存在しません。
(ア)タイミング:明細区分が『売上』の下の行に『商品値引』という構成になっていない伝票を登録しようとした時。
(イ)原因:『商品値引』が『売上』の明細行の下に指定されていないため。
(ウ)対処法:『商品値引』を使用する場合は『売上』の行の下に『商品値引』が来るように、テキストデータ入力で『1(売上)』の明細行を入力してから、その次の行に『3(商品値引)』を入力する。
3.固定の締め日を持つ得意先の請求書発行日は変更できません。
変更する場合は「請求書先送」欄に『1』と入れて[Enter]キーを押すことで、1ヶ月後の日付に変更することができます。
(ア)タイミング:例えば、伝票日付が「2018/6/20」、請求締めグループ「末日締め」の得意先の場合、『請求予定日』に「2018/6/30」以外を入力した時。
(イ)原因:請求先の締め日と異なる『請求予定日』が入力されているため。
(ウ)対処法:伝票日付と得意先の締日の設定によって、該当の請求期間の締日を入力する。
4.得意先、請求得意先の変更はできません。
(ア)タイミング:登録済みの伝票の得意先や請求先を変更しようとした時。
(イ)原因:一度登録した伝票の得意先や請求先はテキストデータ入力では変更できないため。
(ウ)対処法:登録済み伝票の得意先や請求先を変更される場合は、製品から操作を行ってください。
方法についてはこちらをご参照ください。